ストーリー

#09 2018/09/09 OA

01

ついに勝者の条件である、4つ目のリングを標(佐藤龍我)が獲得した。
あと1つが目前だったゼロ(加藤シゲアキ)は愕然とするが、在全(梅沢富美男)の思いつきで20分の延長が全員に与えられた。

最後のチャンスに皆が奔走する中、ゼロは1000億円を手にした後に標が企てている“在全を倒す”計画を聞き、その全貌に驚愕する。
「無謀だ。危険過ぎる!」
標を止めるためにも決勝に進みたいゼロは、ゴミ屋敷の中からリングを探す「失われたリング」に挑む。まだ誰も成功していないため、インチキだと噂されていたが、ゼロは時間ギリギリでゲームに潜むカラクリに迫っていく。

そして決勝戦―。
「来たよ、標くん」
標の前にゼロが現れた。行われるのは一対一の心理戦「ブレークダウン」。
それぞれの前にはリングの入った4つの箱が並ぶ。相手の箱の中から鉄板で守られてない一つを見破り、ハンマーで叩き割れば勝利だが、3回勝負で守りに使える鉄板の数は限られるため水面下での駆け引きが必要だった。
「君を勝たせるわけにはいかない」
圧倒的な力を見せつける標を相手に、二人の壮絶な頭脳戦が繰り広げられていく。

02

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