イントロダクション

社会には、助けを必要としている人が大勢いる。
しかし多くの人が「助けて」という声さえ上げられない。
この物語の主人公も、そんな青年。
幼少の頃に一家離散。中学生から不良の仲間入り。
そんな彼はさらなる人生のどん底に突き落とされる。
チンピラとのトラブルの末、下半身不随。「一生歩けない」という運命――。
つらい現実に押しつぶされ、傷つき、いつの間にか誰のことも信じられなくなった。

「自分は誰にも必要とされていない」
そんな思いが彼からひとつの言葉を奪っていった。「助けて」という言葉を。
そして、彼は無謀な旅に出てしまう。自分の命を絶つために――。
そんな彼が様々な出来事や出会いを通じて心から「助けて」といえた時、
未来は変わり始める。
この世界は大きな愛情に溢れ、自分のために涙してくれる人がいる。
そんなことに気がついた青年は、今度は誰かを助けたい、と思い始める――。
ダメ人生を歩んできた車椅子の青年が、誰かを助けたいと、
カウンセラーとしての第一歩を踏み出していくまでを描く、魂の軌跡と奇跡の物語です。

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