イントロダクション

病に侵されながらも、ピッチに戻れることを信じ、 壮絶な闘病生活を送った高校生とその家族&仲間の物語。

諒平はとにかくサッカーが大好きな少年だった。 頑張りが実り、高2のとき高校サッカー部の副キャプテンに。 …その矢先の発病。急性脳腫瘍。サッカー部は大混乱に陥る。 しかし、一時は手術不可能と言われた病状のさなか彼は言った。 「病に勝つ、病に勝つ、病に勝つ!!!」 ひたすらサッカーを愛し、サッカーを再びやることを目指し、 運命の中でベストを尽くす諒平。 その姿を見たサッカー部の仲間たちは奮起する。 「あいつが戻ってくるまで、勝っていこう!諒平のために勝つ!」 チームメイトは一丸となって戦い、地区予選で奇跡の勝利をあげる。 そして…。 母親にとって、諒平の発病は初めて彼と向き合う時間になった。 一番下の子が難病で長い間入院していて、その世話にかかりきりだったのだ。 弱音ひとつ吐かない諒平の強さに驚く母。 しかし亡くなったあと、彼女は初めて息子の本当の思いに気づく…。