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F.E.R.C Research Database - Report No. 0014
謎の現象カマイタチの正体は?

1997/04/13 報告 報告者:桐島 夏子
「カマイタチ」とは風の強い日に起き、人体が気付かぬうちに切り裂かれ、出血も痛みもない現象である。かつては妖怪の仕業とも言われていたが、その実体は明らかにされていない。しかし妖怪など信じられていない現在でも、カマイタチの被害報告はされている。
高橋昌道氏は1967年頃(北海道にて当時7歳)、自転車に乗っている時にカマイタチにあった。痛みも出血もなかったため、しばらく気がつかなかったという。しかし傷痕は今でも残っており、その傷を検査した結果、全治3週間ほどの鋭体(カミソリ等)による傷と推測された。しかし、傷は1週間という医学的に考えにくい速さで完治している。 「カマイタチ」にはいくつか仮説があり、“小旋風真空説"“静電気説"などがあるが、現在最も有力視されているものに“小旋風砂流説"がある。旋風の中心では砂や小石が高速で飛んでいる。この砂や小石が皮膚を切り裂いているのではないかという仮説だ。東京監察医務院 徳留省悟博士によると、カマイタチの体験者の共通点として、寒い地方に多い、強風が吹いていた、乾燥した日に起こっているなどがあるという。これにより推測すると、飛ばされた砂や小石によって皮膚が裂け、寒さのため皮膚の知覚が麻痺し痛みがなく、血流量が少なくなるため出血がない、と考えられる。カマイタチはこのような偶然が重なり合って起こる現象ではないだろうか。
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