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F.E.R.C Research Report - Report No.001

発見された謎の土偶ミステリー hr
1998/11/29  報告 報告者:伊達 徹


1945年、メキシコ・アカンバロで、ドイツの考古学研究家ワルデマール・ユルスルッドは、7年間に及ぶ発掘調査で 3万7000個もの大量の土偶を発見した。発見された土偶は、これまでのマヤ文明やインカ文明の物とは全く形態が違っており、恐竜の形をした土偶だった。この恐竜土偶は、炭素14法による年代測定では、今から約4000年前の紀元前2000年前後に作られたことが判明した。現代の古生物学の常識では、恐竜が栄えていた時代は、およそ2億5000万年前から6500万年前とされている。人類の誕生は約500万年前で、人類と恐竜の接点はなく、人類が誕生する6000万年前に恐竜は絶滅しているはずなのだ。

土偶が作られた年代にこの土地に栄えていたのは、古代アカンバロ・インディアンで、おそらく彼らが恐竜土偶を作っていたと推測される。しかしなぜ、6000万年前に滅びた恐竜の土偶を作ることができたのか?仮説の一つは人間が恐竜の姿を見て作ったとする人類恐竜共存説。もう一つは化石を見て作ったとする化石想像説である。1924年、アリゾナ州の渓谷の岩壁に恐竜の壁画が発見され、恐竜の化石も多数発見された。また、ネイティブアメリカのズーニー族に伝わる神話にも「石になった怪物」という、まるで恐竜の化石を連想させる話がある。しかし近年の研究で、この土偶は化石を見ただけでは決して作れないものであることが分かったのだ。

1996年、カナダ・ロイヤルティレル古生物博物館のフィリップ・カリー博士は、中国で体毛が残っている肉食恐竜の化石を発見した。それは約1億3000万年前頃のもので、保存状態が非常に良好な珍しい化石だった。そして、恐竜土偶の中にも体に毛の生えているように見えるものもあったのだ。さらに、1908年アメリカ・テキサス州パラクシー川で、恐竜と人間の足跡が同じ地層から発見された。足跡のあった粘土層に含まれた木片や木の枝による年代測定では、足跡は約5万1000年〜3万5000年前のものであったという。つまり人類誕生の後であり、6500万年前に絶滅したとされる恐竜が、この時代まで生き残っていたということになる。土偶が作られた4000年前にも恐竜が生きていた可能性は、完全に否定はできないのである。


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