ダイナミックグローブSP

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8月21日(火) 22:30~ ダイナミックグローブSP 岩佐亮佑 防衛戦!

ボクシングの最新試合をお送りする「ダイナミックグローブSP」。若手選手のデビュー戦から注目の世界タイトルマッチまで、熱気あふれる試合の模様をお伝えします。

日テレジータスでは後楽園ホールの興奮そのままに、生中継を中心に放送します。

放送内容
放送日 放送時間

ダイナミックグローブSP(296)
(8/16開催)

IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ
チャンピオン:岩佐亮佑(セレス)× TJ・ドヘニー(アイルランド)

ここが見どころ!

IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ
岩佐亮佑(セレス)× TJ・ドヘニー(アイルランド)

IBF世界スーパー・バンタム級王者、岩佐亮佑(28=セレス)が1位にランクされる指名挑戦者のTJ(テレンス・ジョン)ドヘニー(31=アイルランド/オーストラリア)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。「パワー」というニックネームを持つ最強のチャレンジャーを相手に、岩佐はベルトを守ることができるのか。サウスポー同士の一戦だけに、序盤から緊迫した主導権争いが展開されそうだ。

岩佐は昨年9月、小國以載(角海老宝石)に挑み、計3度のダウンを奪って6回TKO勝ちを収め悲願の世界王座についた。今年3月の初防衛戦ではエルネスト・サウロン(フィリピン)にスキルの差を見せつけて大差の12回判定勝ちを収めている。盛り上がりを欠く展開に終始したことが自分でも歯痒かったのだろう、「スーパー・バンタム級で最弱のチャンピオン」と自虐的なコメントを残したが、鬼門といわれる初防衛戦で危なげなく勝ったことは評価に値する。

アマチュアを経て18歳でプロに転向した岩佐は、サウスポーからテンポよく繰り出す右ジャブ、踏み込んで打つ左ストレート、右フック、タイミングのいいボディブローなどに定評がある。それぞれのパンチはカウンターとなって命中することもある。「イーグルアイ(鷲の目)」のニックネームがあるように、的確に勝負どころを見極める勘も鋭い。

もっと早く頂点に駆け上がっていても不思議ではなかったが、11年3月の山中慎介(帝拳)戦の10回TKO負け、15年6月のリー・ハスキンス(イギリス)戦の6回TKO負けが響いて27歳での戴冠となった。岩佐自身は「あれらの苦い経験があったから今の自分がいる」と言っており、挫折をプラスにしたことがうかがえる。岩佐自身は2敗がサウスポー相手であることを気にしている様子だが、必ずしも左構えの選手との相性が悪いというわけではない。プロではサウスポーと6度対戦して4勝2敗というデータが残っており、その4勝はすべてKOによるものだ。むしろ直近の9戦のうち5試合はサウスポーが相手で、その点では経験値を上げていると考えるべきだろう。戦績は27戦25勝(16KO)2敗。

対サウスポーということで見れば、挑戦者の方にこそ不安があるのではないだろうか。ドヘニーはアマチュアを経て12年にオーストラリアでプロデビュー。5戦目にPABAスーパー・バンタム級王座を獲得して6度の防衛を果たすなど、6年のキャリアで19戦全勝(14KO)のレコードを残している。このなかには元世界王者のデンカオセン・カオビチット(タイ)に5回TKO勝ち、世界挑戦経験者のノルディ・マナカネ(インドネシア)に2回KO勝ち、IBFの挑戦者決定戦でマイク・タワチャイ(ピパト・チャイポーン=タイ)に相手国で12回判定勝ちを収めた試合が含まれている。ただ、デンカオセンは松本亮(大橋)に2回KO負け後に13ヵ月のブランクがあり、マナカネは引き分けを挟んで3連敗中だったため割り引いて考える必要があるだろう。タワチャイも世界ランカーではあったが、日本では11戦1勝10敗という選手だ。

対サウスポーということでみれば、前哨戦として今年3月に行った元世界ランカーのマイク・オリバー(アメリカ)戦が判明している程度で、プロでの対戦経験は極端に少ないといえる。このオリバーは元世界ランカーだが、2連続TKO負け後に2年半近いブランクがあった38歳で、サウスポーという点だけが重要視されたカードともいえた。このベテランを相手にドヘニーは2回TKO勝ちを収めている。

ドヘニーは右で牽制しながら圧力をかけ、距離とタイミングが合うと左ストレート、右フック、左アッパーなどで崩していくタイプで、無駄打ちは少ない。動きに滑らかさを欠くため74パーセントのKO率ほどの迫力は感じられないが、左は見た目以上に破壊力があるのかもしれない。

岩佐、ドヘニーとも左ボクサーファイター型のカテゴリーに入るが、ボクサー型寄りの岩佐に対しドヘニーは積極的に距離を詰めるタイプといえる。よって両者のスタイルから考えて、ドヘニーが圧力をかけ、岩佐が足をつかいながら間合いを保って迎え撃つ展開が予想される。早い段階から距離が詰まるようだと岩佐のチャンスも広がるがリスクも大きくなるため、王者としては得策とはいえまい。ましてやドヘニーは3回までのKO(TKO)勝ちが10度もあり、序盤は特に注意が必要だ。挑戦者の癖を読み切るまで、岩佐は慎重に距離をとって相手の動きを見極めたいところだ。前半で大きな動きがない場合、中盤からテンポを上げた攻防が展開されることになりそうだ。そうなればスピードとテクニックで勝る岩佐が抜け出す可能性が高くなるとみる。

8月21日(火) 22:30~1:30
9月 1日(土) 14:45~17:45

ダイナミックグローブSP(297)
(9/1開催)

9月 1日(土) 17:45~22:00
9月 6日(木) 18:30~21:30
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