2018 NASCAR

全米No.1モータースポーツNASCAR。ストックカーの中でも最重量クラス、840馬力をたたき出すOHVエンジン搭載のモンスターマシンが爆音をあげて時速320Kmで疾走。オーバルトラックならではのレース展開やピット戦略、さらにはドライバー間の因縁も絡むクラッシュ覚悟のファイトむき出しの競り合いはアメリカンマッチョ全開!

モータースポーツを超えてアメリカ文化に昇華したNASCAR! シリーズ36戦とイベント・レース2戦の全38戦を独占放送!

2018 NASCAR 開催スケジュール
Round開催日サーキット名
-アドバンス オートパーツ クラッシュ2月11日デイトナ インターナショナル スピードウェイ
開幕戦デイトナ5002月18日デイトナ インターナショナル スピードウェイ
第2戦アトランタ2月25日アトランタ モータースピードウェイ
第3戦ラスベガス3月4日ラスベガス モータースピードウェイ
第4戦フェニックス3月11日ISM レースウェイ
第5戦フォンタナ3月18日オートクラブ スピードウエイ
第6戦マーティンズビル3月25日マーティンスビル スピードウェイ
第7戦テキサス4月8日テキサス モータースピードウェイ
第8戦ブリストル4月15日ブリストル モータースピードウェイ
第9戦リッチモンド4月21日リッチモンド インターナショナルレースウェイ
第10戦タラデガ4月29日タラデガ スーパースピードウエイ
第11戦ドーバー5月6日ドーバー インターナショナル スピードウェイ
第12戦カンザス5月12日カンザス スピードウェイ
-モンスターエナジーオールスターレース5月19日シャーロット モータースピードウェイ
第13戦シャーロット5月27日シャーロット モータースピードウェイ
第14戦ポコノ6月3日ポコノ レースウェイ
第15戦ブルックリン6月10日ミシガン インターナショナル スピードウェイ
第16戦ソノマ6月24日ソノマ レースウェイ
第17戦シカゴランド7月1日シカゴランド スピードウェイ
第18戦デイトナ7月7日デイトナ インターナショナル スピードウェイ
第19戦ケンタッキー7月14日ケンタッキー スピードウェイ
第20戦ロードン7月22日ニューハンプシャーモータースピードウェイ
第21戦ポコノ7月29日ポコノ レースウェイ
第22戦ワトキンスグレン8月5日ワトキンスグレンインターナショナル
第23戦ブルックリン8月12日ミシガン インターナショナル スピードウェイ
第24戦ブリストル8月18日ブリストル モータースピードウェイ
第25戦ダーリントン9月2日ダーリントン レースウエイ
第26戦インディアナポリス9月9日インディアナポリス モータースピードウェイ
第27戦ラスベガス9月16日ラスベガス モータースピードウェイ
第28戦リッチモンド9月22日リッチモンド インターナショナルレースウェイ
第29戦シャーロット9月30日シャーロット モータースピードウェイ
第30戦ドーバー10月7日ドーバー インターナショナル スピードウェイ
第31戦タラデガ10月14日タラデガ スーパースピードウエイ
第32戦カンザス10月21日カンザス スピードウェイ
第33戦マーティンズビル10月28日マーティンズビル スピードウェイ
第34戦テキサス11月4日テキサス モータースピードウェイ
第35戦フェニックス11月11日ISM レースウェイ
最終戦ホームステッド11月18日ホームステッド-マイアミスピードウェイ

※日付は現地時間 ※予定は変更される場合がございます。

放送内容
放送日 放送時間

2018 NASCAR
第18戦 デイトナ

【解説】桃田健史 【実況】野村達也

ここが見どころ!

高速1.5マイルトラックが舞台となった第17戦シカゴランドは、カイル・ブッシュがラーソンとの壮絶なファイナルラップのバトルを制し勝利。今シーズンのベストフィニッシュとも言える激戦を制したカイル・ブッシュは、ハービックに並ぶ今シーズン最多タイの5勝目。シリーズポイント、プレーオフポイントでもハービックを上回りレギュラーシーズンをリードしている。

第18戦はデイトナ。2月の開幕戦デイトナ500以来、約5ヵ月ぶりに聖地デイトナ インターナショナル スピードウェイでのレースを迎える。今回は400マイルのナイトレース“コークゼロシュガー400”。照明に照らし出される色とりどり車が繰り広げるスピードバトルは壮観の一言だ。

1959年からNASCARが開催されているデイトナ インターナショナル スピードウェイは全長2.5マイル(4.02km)、バンク角はターンが31°、フロントストレッチが18°、バックストレートは3°。タラデガ スーパースピードウェイと共に、スピードが出過ぎるためエンジンの吸気を制限をするリストリクタープレートの装着が義務付けられてるトラックで、ピットイン時以外ノーブレーキ、アクセルは常に全開、空力こそ全てのレースが展開される。年間4度あるリストリクタープレートレースの今回は3度目のレースとなる。

空力が全てのリストリクタープレートレースでは、常に2列、3列で隊列を組んでの走行となり、速いラインを瞬時に見極めてのラインチェンジ、さらに終盤に向けてのポジショニングが勝利への鍵を握る。ラインを外れ、単独走行となると空力の恩恵を受けられず一気に順位を落とすため、前後を走るドラフティングパートナーの存在も勝負を分けるポイントの一つ。隊列の前方や中盤でバランスを崩す車が発生すると、その後方が一気に巻き込まれ大クラッシュに発展する可能性も。よって、クラッシュを避けながらも、終盤の勝負どころにむけて、いかにいいポジションにつけるか、そして勝負の時に誰とドラフティングを組み勝負を仕掛けるか、それら全てを確実に遂行したドライバーのみがビクトリーレーンに立つことができる。

今シーズンこれまで2度のプレートレースでは、開幕戦デイトナ500がオースティン・ディロン、第10戦タラデガではロガーノが勝っている。ドライバー達から“ロト”と例えられるほど、誰が勝つかわからないプレートレースでは、今シーズンのフォード勢やトヨタ勢の後塵を拝してきたシボレー勢にとって、久々の勝利をあげるチャンス。特にジョンソン、エリオットらのヘンドリック/シボレー勢とチップ ガナッシ/シボレーのラーソンにとっては今シーズン初勝利の絶好のチャンス到来か?

強さを誇るフォード勢からは、やはりスチュアート ハース レーシングの4台、ハービック、ボウヤー、カート・ブッシュ、アルミローラと、ペンスキー勢の3台、ケセロウスキー、ロガーノ、ブレイニーがきっちりと序盤からいいポジションをキープしてきそうだ。そこにトヨタの3台、ジョー ギブス レーシングのカイル・ブッシュ、ハムリン、さらにファニチャーロウ レーシングのトゥレックスJr.がどう絡んでくるか? 上記のドライバーの中でも特に、開幕戦デイトナ500のファイナルラップでオースティン・ディロンにタップされ、あと半周で勝利を逃したアルミローラの雪辱を期す走りには要注目だ。

ステージ分けはステージ(1)(2)が40周、ファイナルステージが80周の計160周400マイル(643.7km)。真夏の夜に繰り広げられる究極の空力バトルをお楽しみに。

7月20日(金) 2:00~5:00

2018 NASCAR
第19戦 ケンタッキー

【解説】石見周 【実況】野村達也

ここが見どころ!

モンスターエナジー・ナスカーカップシリーズ、すでに行われた第18戦デイトナを終えプレーオフも含めシーズンを折返す形となった。ここまでマーティン・トゥレックス、カイル・ブッシュ、ケビン・ハービックの3強に加え3人の計6人のドライバーが勝利を挙げていたが、デイトナでは最後のリスタート以降、ジョーギブスレーシングの期待の若手エリック・ジョーンズがトップを奪い今季初そしてキャリア初となる勝利を得て、ついに今季7人目の勝者が! このNEWヒーローの誕生となりシーズン後半へ向け展開はどのように変化して行くのだろうか……。

第19戦の舞台はケンタッキースピードウェイ。1.5マイルのDシェイプオーバルでバンクはターン(1)&(2)が17°、ターン(3)&(4)が14°、フロントSが8°、バックSが4°のコースレイアウト。ステージ(1)&(2)が80LAPS、ファイナルステージが107LAPSの計267LAPS(400マイル)で争われる。NASCARが開催される1.5マイルオーバルの中ではバンクが最も浅いトラック。走行中は他の1.5マイルに比べてトラックポジションのアップが難しいので、勝負はリスタート時のポジション争いかストラテジーが決め手となりやすい。ストラテジーから来る燃費レースでの結末も珍しくない。

NASCARでの開催の歴史は浅く2011年からで今年で8戦目。これまではブラッド・ケセロウスキーが3勝、カイル・ブッシュが2勝、マット・ケンゼスが1勝、そして昨年マーティン・トゥレックスJr.が勝利している。フル参戦でないケンゼスもエントリーしているので歴代勝者4人から目は離せないが、昨年から1.5マイルで勝ちまくり今年のBIG3にも挙げられるトゥレックスJr.が最有力か? 節目となる18戦でNEWヒーローのエリック・ジョーンズ誕生に続き、新たなヒーローが現れるか、上位を占めるベテラン勢か…結果は? 真夏のナイトレースで熱いバトルとなること間違いナシ! お楽しみに。

7月20日(金) 20:15~23:15
7月23日(月) 22:00~1:00

2018 NASCAR
第20戦 ロードン

【解説】福山英朗 【実況】野村達也

7月27日(金) 9:30~12:30
7月31日(火) 6:30~9:30

2018 NASCAR
第21戦 ポコノ

8月 3日(金) 23:00~2:00
8月 6日(月) 0:00~3:00

2018 NASCAR
第22戦 ワトキンスグレン

8月10日(金) 14:45~17:45
8月11日(土) 9:30~12:30

2018 NASCAR
第23戦 ブルックリン

8月18日(土) 9:30~12:30
8月19日(日) 23:00~2:00

2018 NASCAR
第24戦 ブリストル

8月25日(土) 10:00~13:00
8月27日(月) 13:30~16:30
放送内容
放送日 放送時間

プレイオフに向けて 2018 NASCAR プレイバック
第13戦 シャーロット

【解説】石見周 【実況】野村達也

ここが見どころ!

選ばれしトップドライバー達が賞金のミリオンダラーを賭けて争うナスカーの祭典、オールスターレースは今シーズン絶好調のケビン・ハービックが勝利。11年ぶり2度目となるオールスターレースでの勝利で、ハービックは第11戦ドーバー、第12戦カンザスに続く今シーズン2度目の3連勝を達成。今回の第13戦シャーロット“コカ・コーラ600”に向けて弾みをつけた。

そのコカ・コーラ600は、オールスターレースと同じシャーロット モータースピードウェイで行われ、シリーズ最長の600マイル(965.5km)で争われる。開幕戦デイトナ500と並ぶ屈指のビッグイベントだ。毎年5月の最終月曜日、アメリカ メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の前日の日曜日にナイトレースで行われる。インディカーシリーズ最大のイベント、インディ500も同日に行われるため、このメモリアルデー ウィークエンドは毎年アメリカ中がモータースポーツ一色に染まる週末になる。

シリーズ唯一となる600マイルのレースでは、ストラテジーも600マイルに合わせた特別なものとなる。スピードはもちろん、夜に向けて刻一刻と変化する路面状況に合わせたアジャスト、さらに最低7度はあるピットストップをミスなく継続的に速く決めるチーム力が特にものを言う。チームとドライバーの高いレベルでのトータルの力量が問われるレースが、この第13戦シャーロット“コカ・コーラ600”だ。

ここでの歴代最多勝は8勝をあげているジミー・ジョンソン。現役2位は4勝のケイシー・ケイン、3位が3勝のハービックだが、注目ドライバーは何と言ってもハービック。オールスターレースに勝ち、最高のモーメンタムでレースを迎えるハービックは今シーズンのポイントレースでの5勝のうち3勝が1.5マイルトラック。今回も文句なしの優勝候補筆頭だ。オールスターレースを含むものの、自身キャリア初の4連勝を賭けたハービックの走りからは目が離せない。

“ストップ ザ ハービック”の筆頭は、マーティン・トゥレックスJr.とカイル・ブッシュか。今シーズンはまだ第5戦フォンタナでの1勝のみのトゥレックスJr.だが、チャンピオンとなった昨シーズンはシーズン8勝。そのうち7勝を占める1.5マイルトラックでは無類の強さを見せる。2016年のコカ・コーラ600では400周中392周をリードする圧倒的な勝利をあげたが、その再現で今シーズン2勝目なるか?

一方、今シーズン3勝のカイル・ブッシュは、絶好調のハービックの陰で目立たないものの、ここまでの12戦でトップ10が9度、トップ5は7度と、安定して上位フィニッシュを続けている。シャーロットに似た性格の高速1.5マイルオーバルで行われた第7戦テキサスでも勝利しているだけに、今回も強さを見せるだろう。

その他、今シーズンのアベレージフィニッシュが6.9位、アベレージポジションは7.4位と、どちらも全ドライバー中トップで、オールスターレースでも3位に入ったジョーイ・ロガーノや、今シーズン初勝利を狙うカイル・ラーソン、ライアン・ブレイニーらの若さあふれる走りからも目が離せない。なお、6番のマット・ケンゼスは継続参戦。ステージ分けは今回のみ4つに分けられ、各ステージ全て100周ずつのレースフォーマット。

メモリアルデー ウィークエンド仕様のスペシャルカラーの車が躍動するビッグイベント、コカ・コーラ600。ドライバー達が織りなすドラマをお楽しみに。

8月 2日(木) 2:00~5:00

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第14戦 ポコノ

【解説】桃田健史 【実況】野村達也

ここが見どころ!

モンスターエナジー・ナスカーカップシリーズ レギュラーシーズンを折り返した第14戦の舞台はペンシルベニア州のポコノレースウエイ。1周2.5マイルのBIGトラックで最大の特徴はトリッキートライアングルと呼ばれる三角形のオーバルなのである。バンクはターン(1)が14°、ターン(2) 8°、ターン(3) 6°と各ターンで異なる。フロントストレッチは約1,140mと長く最高速度は200mph(時速320km)を越えコース幅も広く4、5WIDEといった状況も見られデンジャラス&ハイスピードを感じることができるトラック仕様。長いストレートからバンクの浅いターンに突入するためハードブレーキが必須でドライバーにとってはタフなトラックでロードコースに近い感覚と言われている。

ここでの現役最多勝はデニー・ハムリンの4勝。ジミー・ジョンソンとカート・ブッシュが3勝で追う。昨年6月はライアン・ブレイニーがカップ戦初勝利を獲得、7月の開催ではカイル・ブッシュが勝利をあげている。前戦のシャーロットで勝利したカイルがモーメンタムを活かして連勝か? それともブレイニーやハービックを始め今シーズン好調のフォード勢から勝者が出るのか?

“3ターン3ストレート”難しいとされるトリッキートライアングル。クラッシュのトリガーにもなりかねない高速からのターンの突っ込みと各所で見られるハードバトル、リスタートでの激しいポジション争いと随所に見どころを備えたポコノは見逃せません……お楽しみに!!

8月 3日(金) 2:00~5:00

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第15戦 ブルックリン

【解説】福山英朗 【実況】野村達也

ここが見どころ!

第26戦までのレギュラーシーズンも折り返しに入った2018シーズン。第14戦ポコノは、残り21周、アンダーコーションでのピットタイミングをステイアウトし、リーダーにたったマーティン・トゥレックスJr.が、そのまま最後まで走り切り勝利。昨シーズンのシリーズチャンピオンが、第5戦フォンタナ以来となる今シーズン2勝目をあげ、ハービック、カイル・ブッシュが圧倒する今シーズンの流れにストップをかけた。

第15戦ブルックリンの舞台、ミシガン インターナショナル スピードウェイは全長2マイル。シリーズの全23トラック中、最もスピードが出るトラックで、最高速度は時速210マイル(時速約337km)を越える。バンク角はターンが18°、フロントストレッチが12°、バックストレッチが5°。2012年に路面を改修すると、デイトナ、タラデガのようにリストリクタープレートの装着義務が無いこともあって、シリーズ最速のトラックへと変貌を遂げた。同じ2マイルトラックのオートクラブ スピードウェイと比べると、ターンのバンク角が4°高いうえに、フロントストレッチの全長も3,600フィート(1,097m)と、オートクラブより500フィート(152m)長く、その差が最高速度の違いを生んでいる。コース幅は広く、走行ラインの自由度は高いが、レースは一列の走行になりがちなため、リスタート直後の順位争いは非常に激しいものとなる。まさにそのリスタート直後の壮絶なバトルと、ストレートエンドのターン(1)(3)での時速210マイルからの減速合戦は迫力満点。

今シーズン最初の2マイルトラックでのレース、フォンタナを制したのはトゥレックスJr.。前戦のポコノで勝ったモーメンタムを活かし、連勝で今シーズン3勝目なるか? そして、2マイルトラックと言えば、カイル・ラーソンも忘れてはならない。一昨年8月のブルックリンでカップシリーズ初勝利をあげて以来、2マイルトラックでは4連勝を達成。ここブルックリンに限ると現在3連勝中。ラーソンは勝てば今シーズン初勝利。上記の2名に、現状どこでも速いハービックとカイル・ブッシュが絡む4人のバトルが今回の最大の見どころだろう。

また、ブルックリンでの全4レース中3度の2位を記録しているチェイス・エリオットは、今シーズンから車がカマロに変わりやや苦しんでいるものの、得意なトラックで今度こそカップシリーズ初勝利なるか? その他、勝利こそジョーイ・ロガーノのタラデガでの1勝しかないものの、常に安定して上位を走り続けているロガーノ、ブラッド・ケセロウスキー、ライアン・ブレイニーらペンスキー勢の走りからも目が離せない。

ステージ分けはステージ(1)(2)が60周、ファイナルステージが80周の計200周、400マイル。シリーズ最速のハイスピードバトルをお楽しみに。

8月 4日(土) 2:00~5:00

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第16戦 ソノマ

【解説】石見周 【実況】野村達也

ここが見どころ!

第16戦は西海岸に舞台を移しカリフォルニア州ソノマへ……NASCARでは数少ないロードコースのひとつ。1.99マイルを110周(350km)で争ういつものオーバルとは違い、ターンに大きなバンクがある訳でもなくスピードもあまり感じられないが、普段左回りしかしないマシンが右回りのターンもあるがゆえに、ドライビングもマシンセッティングも大きく異なり難しいレースとなる。NASCAR用のコースレイアウト上は12のターンがありヘアピンの11ターンは毎回、接触などのトラブルが多く発生しており見どころとなっている。そして1周を通しておよそ49mもの高低差があり、ブレーキングも多くそれに伴い当然シフトチェンジも多い。慣れないオーバルドライバーにとっては全てのターンがトラブルスポットと言える。

チームとしてはセッティングもさる事ながら、レース中のストラテジーも難しい。1.5トンにも及ぶ重いマシンを左右に振るためタイヤの負担に加え、昨年から導入の3ステージ制により新たなピットストラテジーも必要なのかもしれない。2ストップなのか3ストップなのかクルーチーフの采配も難しいところだろう。

かつては引退したトニー・スチュアートが3勝、ジェフ・ゴードンが5勝するなど、ここを得意とするドライバーがいたが、現在はJGRのカイル・ブッシュが現役最多の2勝で加えて毎年上位を走っているし更には今シーズンここまでのモーメンタムから考えても最有力と言えよう……。またレースタイトルも「TOYOTA Save Mart 350」ということで、トヨタユーザーのドライバーは気合いの入り具合が違う。その他ではAJアルメンディンガーもロードコースでは毎年活躍するドライバーなので注目。

いつものNASCARのレース要素を残しつつ、オーバルと違い左右に曲がるマシンを見られるソノマは貴重です! 是非お見逃しなく!!

8月 5日(日) 2:00~5:00

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第17戦 シカゴランド

【解説】石見周 【実況】梅中悠介

ここが見どころ!

モンスターエナジー・ナスカーカップシリーズ第17戦はシカゴランド。昨年まではチャンピオン決定へ向けたプレーオフの初戦に設定されていたシカゴランドがレギュラーシーズンに組み込まれた形となった。コースレイアウトは1周1.5マイルのDシェイプオーバルで各ターンのバンクは18°、フロントストレッチは11°、バックストレッチは5°の設定でフロントストレッチもさることながら、バックストレッチも緩やかな弧を描いているのが特徴。バンクはナスカーに於いては高い方ではないが最大速度は300km/hに迫るハイスピードトラックだ。周回配分はステージ(1)(2)が80周、ファイナルステージが107周の合計267周(400.5マイル)。

展開としてはスタートで先行したマシンのコースどりが有利に働きドラフティングもあまり効かないため、スタートやリスタート直後以外は比較的動きが無くなることが多い。故にリスタート時に3、4ワイドとなり、ポジション争いとなるシーンがある意味見どころとなる。また近年のエアロパッケージではサイドドラフトや前車のダーティーエアの影響で挙動が乱れることもあり、受けたドライバーの対応が重要となることもあるようだ。

注目ドライバーは昨年1.5マイルで活躍したマーティン・トゥレックスJr.だろう。シカゴランドでは2016、2017年と連勝で最有力とみられている。他にはブラッド・ケセロウスキーが過去2勝、そして今季絶好調のケビン・ハービックも2勝しており、この3人のチャンピオン経験者がキーマンとなることは間違いなさそうである。開催日程がおよそ2ヶ月半早まったシカゴランド、季節的な影響なども気になるところではあるがチームはどのような対応をするのか注目したいところ。現状ここまで16戦で6人のウイナー、果たしてプレーオフ進出に名乗りをあげる新たな勝者は現れるのか? ナスカーの定番、高速1.5マイルのバトルに注目です。

8月 6日(月) 3:00~6:00

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第18戦 デイトナ

【解説】桃田健史 【実況】野村達也

ここが見どころ!

高速1.5マイルトラックが舞台となった第17戦シカゴランドは、カイル・ブッシュがラーソンとの壮絶なファイナルラップのバトルを制し勝利。今シーズンのベストフィニッシュとも言える激戦を制したカイル・ブッシュは、ハービックに並ぶ今シーズン最多タイの5勝目。シリーズポイント、プレーオフポイントでもハービックを上回りレギュラーシーズンをリードしている。

第18戦はデイトナ。2月の開幕戦デイトナ500以来、約5ヵ月ぶりに聖地デイトナ インターナショナル スピードウェイでのレースを迎える。今回は400マイルのナイトレース“コークゼロシュガー400”。照明に照らし出される色とりどり車が繰り広げるスピードバトルは壮観の一言だ。

1959年からNASCARが開催されているデイトナ インターナショナル スピードウェイは全長2.5マイル(4.02km)、バンク角はターンが31°、フロントストレッチが18°、バックストレートは3°。タラデガ スーパースピードウェイと共に、スピードが出過ぎるためエンジンの吸気を制限をするリストリクタープレートの装着が義務付けられてるトラックで、ピットイン時以外ノーブレーキ、アクセルは常に全開、空力こそ全てのレースが展開される。年間4度あるリストリクタープレートレースの今回は3度目のレースとなる。

空力が全てのリストリクタープレートレースでは、常に2列、3列で隊列を組んでの走行となり、速いラインを瞬時に見極めてのラインチェンジ、さらに終盤に向けてのポジショニングが勝利への鍵を握る。ラインを外れ、単独走行となると空力の恩恵を受けられず一気に順位を落とすため、前後を走るドラフティングパートナーの存在も勝負を分けるポイントの一つ。隊列の前方や中盤でバランスを崩す車が発生すると、その後方が一気に巻き込まれ大クラッシュに発展する可能性も。よって、クラッシュを避けながらも、終盤の勝負どころにむけて、いかにいいポジションにつけるか、そして勝負の時に誰とドラフティングを組み勝負を仕掛けるか、それら全てを確実に遂行したドライバーのみがビクトリーレーンに立つことができる。

今シーズンこれまで2度のプレートレースでは、開幕戦デイトナ500がオースティン・ディロン、第10戦タラデガではロガーノが勝っている。ドライバー達から“ロト”と例えられるほど、誰が勝つかわからないプレートレースでは、今シーズンのフォード勢やトヨタ勢の後塵を拝してきたシボレー勢にとって、久々の勝利をあげるチャンス。特にジョンソン、エリオットらのヘンドリック/シボレー勢とチップ ガナッシ/シボレーのラーソンにとっては今シーズン初勝利の絶好のチャンス到来か?

強さを誇るフォード勢からは、やはりスチュアート ハース レーシングの4台、ハービック、ボウヤー、カート・ブッシュ、アルミローラと、ペンスキー勢の3台、ケセロウスキー、ロガーノ、ブレイニーがきっちりと序盤からいいポジションをキープしてきそうだ。そこにトヨタの3台、ジョー ギブス レーシングのカイル・ブッシュ、ハムリン、さらにファニチャーロウ レーシングのトゥレックスJr.がどう絡んでくるか? 上記のドライバーの中でも特に、開幕戦デイトナ500のファイナルラップでオースティン・ディロンにタップされ、あと半周で勝利を逃したアルミローラの雪辱を期す走りには要注目だ。

ステージ分けはステージ(1)(2)が40周、ファイナルステージが80周の計160周400マイル(643.7km)。真夏の夜に繰り広げられる究極の空力バトルをお楽しみに。

8月 7日(火) 2:00~5:00

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第19戦 ケンタッキー

【解説】石見周 【実況】野村達也

ここが見どころ!

モンスターエナジー・ナスカーカップシリーズ、すでに行われた第18戦デイトナを終えプレーオフも含めシーズンを折返す形となった。ここまでマーティン・トゥレックス、カイル・ブッシュ、ケビン・ハービックの3強に加え3人の計6人のドライバーが勝利を挙げていたが、デイトナでは最後のリスタート以降、ジョーギブスレーシングの期待の若手エリック・ジョーンズがトップを奪い今季初そしてキャリア初となる勝利を得て、ついに今季7人目の勝者が! このNEWヒーローの誕生となりシーズン後半へ向け展開はどのように変化して行くのだろうか……。

第19戦の舞台はケンタッキースピードウェイ。1.5マイルのDシェイプオーバルでバンクはターン(1)&(2)が17°、ターン(3)&(4)が14°、フロントSが8°、バックSが4°のコースレイアウト。ステージ(1)&(2)が80LAPS、ファイナルステージが107LAPSの計267LAPS(400マイル)で争われる。NASCARが開催される1.5マイルオーバルの中ではバンクが最も浅いトラック。走行中は他の1.5マイルに比べてトラックポジションのアップが難しいので、勝負はリスタート時のポジション争いかストラテジーが決め手となりやすい。ストラテジーから来る燃費レースでの結末も珍しくない。

NASCARでの開催の歴史は浅く2011年からで今年で8戦目。これまではブラッド・ケセロウスキーが3勝、カイル・ブッシュが2勝、マット・ケンゼスが1勝、そして昨年マーティン・トゥレックスJr.が勝利している。フル参戦でないケンゼスもエントリーしているので歴代勝者4人から目は離せないが、昨年から1.5マイルで勝ちまくり今年のBIG3にも挙げられるトゥレックスJr.が最有力か? 節目となる18戦でNEWヒーローのエリック・ジョーンズ誕生に続き、新たなヒーローが現れるか、上位を占めるベテラン勢か…結果は? 真夏のナイトレースで熱いバトルとなること間違いナシ! お楽しみに。

8月12日(日) 2:45~5:45

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第20戦 ロードン

【解説】福山英朗 【実況】野村達也

8月13日(月) 2:30~5:30

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第21戦 ポコノ

8月14日(火) 2:00~5:00

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第22戦 ワトキンスグレン

8月15日(水) 2:00~5:00
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