ダイナミックグローブSP

ダイナミックグローブSP
10月19日(土) 23:30~ ダイナミックグローブSP 中谷潤人×ミラン・メリンド

ボクシングの最新試合をお送りする「ダイナミックグローブSP」。若手選手のデビュー戦から注目の世界タイトルマッチまで、熱気あふれる試合の模様をお伝えします。

日テレジータスでは後楽園ホールの興奮そのままに、生中継を中心に放送します。

放送予定

ダイナミックグローブSP(310)
(10/5開催)

114ポンド契約10回戦
中谷潤人(M.T)× ミラン・メリンド(フィリピン)

ここが見どころ!

114ポンド契約10回戦
中谷潤人(M.T)× ミラン・メリンド(フィリピン)

2月に日本フライ級王座を獲得した中谷潤人(21=M.T)が、そのベルトを7月に返上。目標を世界一本に絞り、このほど元IBF世界ライト・フライ級王者のミラン・メリンド(31=フィリピン)と対戦する。現在、中谷はフライ級でWBA7位、WBC3位、IBF11位、WBO4位と主要4団体すべてで挑戦圏内にいる。メリンドもライト・フライ級でWBC9位に入っているため世界ランカー対決となる。試合はフライ級2ポンド(約900グラム)オーバーの114ポンド(約51.7キロ)契約10回戦として行われる。中谷は自力で世界に通じる扉を開けることができるか。

中谷は15年4月に17歳でプロデビューし、4年半で19戦全勝(14KO)をマークしている。全日本新人王獲得、世界ランカーのマリオ・アンドラーデ(メキシコ)に勝利、今年2月には日本王座獲得と、順調に王道を歩んできた。アメリカ西海岸でのトレーニングも恒例になり、幅広いボクシングを身に着けつつある。そんな中谷にとって今回はもう一段上のステージに行けるかどうか、重要な試合となる。

中谷はフライ級では長身の170センチで、その体を生かして懐深く左構えにした体勢から右ジャブで牽制。フェイントを多用するなかで射程をつかむと踏み込んで左ストレートで攻め込む。この一撃を相手のアゴ、あるいはボディに叩き込んで仕留めてしまうこともあれば、それを突破口にしてショート連打をフォローすることもある。十分なダメージを与えられないとみると足をつかって離れ、仕切り直しのあとに再び右から左という攻撃を仕掛ける。21歳と若いが、理にかなった戦い方をする。3ラウンド以内のKO(TKO)勝ちが10度ある一方、終盤になってもペースダウンしたことはなくスタミナも問題なさそうだ。いつ世界に飛び出してもおかしくない中谷だが、確実にチャンスをものにするためにはさらなる総体的なレベルアップが求められる。特に競った状況のなかで勝ち抜く術を身に着ける必要がありそうだ。今回の相手、メリンドはそんな経験をさせてくれる可能性がある。

88年2月生まれのメリンドは中谷よりも10歳年長の31歳で、05年9月からのプロ生活は14年超となった。この間、41戦して37勝(13KO)4敗の戦績を残している。4敗の相手はファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、ハビエル・メンドサ(メキシコ)、田口良一(ワタナベ)、拳四朗(BMB)で、すべて世界戦だ。その一方、八重樫東(大橋)、ヘッキー・ブドラー(南ア)といった実力者には世界戦で勝っている。さらに彼らを含め世界王者経験者9人と対戦したことがあり、またメキシコ、マカオ(中国特別行政区)のリングに上がった経験もある。

メリンドは身長157.5センチ(拳四朗戦時の計測)と小柄な右ボクサーファイター型だが、機を見て左構えにスイッチする器用さも持っている。じわじわと自分から圧力をかけて攻めることもあれば、相手の前進に合わせてカウンター狙いの迎撃ボクシングもできる。潜在的な能力と総合的な戦力の高い選手といえる。ただ、17年12月に田口に判定負け、昨年10月に拳四朗に7回TKO負けと連敗しており、これが1年ぶりの実戦となる点に不安がある。また、最近の試合では目の上をカットすることが多いのもマイナス材料といえよう。

サウスポーの中谷がフェイントを交えながら右ジャブで突き放し、得意の左ストレートを打ち込む距離とタイミングを計るものと思われる。勘に自信があるのかメリンドは両グローブを胸の前に置くゆったりした構えだが、相手のリードパンチを無造作に受ける傾向がある。懐深い構えの中谷が右ジャブで煽ることができれば早い段階でKOチャンスが訪れるかもしれない。その一方、右リードが機能しない場合は接戦になる可能性もある。
メリンドのワンツーや左フックには十分な注意が必要だが、中谷が12センチ以上の身長差をはじめ体格面のアドバンテージを生かして戦えばリスクは小さく抑えられるはずだ。右ジャブに続き上下に打ち分ける左ストレートが当たれば中盤までのKOが見えてくるのではないだろうか。

セミファイナルでは、2度の世界挑戦経験を持つ赤穂亮(33=横浜光)が、今年5月に韓国のスーパー・バンタム級暫定王座を獲得しているグォン・ギョンミン(26=韓国)と55.5キロ契約の10回戦に臨む。

05年2月のプロデビューから14年半で38戦34勝(22KO)2敗2分の戦績を残している赤穂は、現在もWBOでバンタム級2位、IBFではスーパー・バンタム級14位にランクされている。一時期、体調不良のため日本バンタム級王座を返上したうえブランクをつくったが、戦線復帰してからは3連勝(2KO)と調子を取り戻している。

相手のグォンは昨年3月に後楽園ホールで清水聡(大橋)の持つ東洋太平洋王座に挑んだが、このときは8回TKOで敗れている。再起戦でも藤岡飛雄馬(宮田)に敗れたが、次戦で自国の暫定王座を獲得している。12戦7勝(3KO)5敗。

ともに攻撃型ということで、スタートから激しい打撃戦が予想される。経験値で大きく勝る赤穂はサイドへの動きも生かして巧みに相手をコントロールしたいところだ。

10月19日(土)23:30 ~ 2:30

ダイナミックグローブSP(311)
(11/2開催)

11月 2日(土)17:45 ~ 22:00
11月 6日(水)23:00 ~ 2:00
11月11日(月)20:30 ~ 23:30
Twitter Facebook