今日から巨人と中日とのクライマックスシリーズが始まりますね。
中日ファンとして個人的にはとても興味がありますが、もし中日が勝っちゃうと大変なことになりそうですね。
「なんかペナントレースってなんなの??」っていう空気がまた大きく流れそうで。
でも1勝のアドバンテージは大きいでしょうから、巨人がこけないことを心のどこかで祈っている自分もいます。
その方が健全ですし。
そして日本ではWBCの監督問題がいまだ難航していますね。
先日イチロー選手が指摘したとされる「現役選手がやってるのにどうして現役監督がだめなのか」発言。
この一言で星野氏に軟着陸しようとしていたものが再び白紙になったとか。
核心をついた一言ですね。
怪我などのリスクを負いながらも大会に参加する選手として当然のことを言っているだけかも知れませんが
大きな勢力そして流れに対して抵抗することになるわけですから、なかなか普通は発言できません。
捉え方によっては「あの監督とは一緒にやりたくない」と受け取られてしまいますし。
そもそも今回の監督問題は北京五輪での惨敗で星野氏に対するファンの批判が高まったところから来ていると思うのですがWBCに関して責任ある人が、監督を迅速に決めてしまえばよかったのではと思います。
名将と言われ、現役監督である野村、王監督でも今季ペナントレースは5位と最下位なんですから絶対に勝てる監督なんてそもそも誰もいません。
日本プロ野球のコミッショナーというポジションに現場上がりで強い権限と責任を持てる人を選出することが今後最も大切なのではと思います。
それにしてもイチロー選手の影響力は大きいですね。
メジャーでは明日からワールドシリーズが開幕。
フィラデルフィア・フィリーズと今季台風の目となったタンパベイ・レイズとの対戦。
フィリーズには田口選手が、レイズには岩村選手が所属しています。
田口選手はカージナルス時代に続き2度目のワールドチャンピオンに輝くチャンスですし岩村選手にとっては今回が初の大舞台。
「これぞワールドシリーズ!」といった手に汗握るような試合を見せて
野球ファンを一人でも多く増やすこと。これが一番大切でしょうね。
プレーオフの見所はこのチーム!
2008年09月28日(日)
残念ながら13年続いたヤンキースのプレーオフ進出は今年で途絶えてしまいましたが
”ベーブルースが建てた家”、ヤンキースタジアムでの最終戦では
キャプテン、デレック・ジータ選手が記憶に残るような名セリフを残して締めくくってくれました。
Although things are going to change next year,
we're going to move across the street,
there are a few things with the New York Yankees that never change.
It's pride, it's tradition, and most of all, we have the greatest fans in the world.
「来年には球場も通りの向こうに移転して色々変っていくけれど
ヤンキースには不変のものがある。
それはプライドであり、伝統であり、そして何よりも、世界で最高のファンがいてくれることだ」
試合後のグランド、大観衆の前でマイクを持ってスピーチした姿は威厳に溢れていました。
幼少期からヤンキースの一員になることを夢見て育ってきた彼は
こうして全米一のスタープレーヤーになった今でも毎日ヤンキースでプレーすることに感謝をし続けるといいます。
「ヤンキースタジアムでプレーできることを当たり前だと思ったことは今までに一度もない」と会見でも話していました。
こうした気持ちがあるからこそ日々努力でき、またこの謙虚さがファンからも慕われる大きな理由なんでしょう。
ちなみに写真はヤンキースホーム最終戦の取材許可証。
600枚ほど発行されたのだとか。

さて10月から始まるプレーオフですが出場チームも決まり始めましたよね。
今年の注目はなんと言っても球団創設初のプレーオフ進出を果たしたタンパベイ・レイズ。
岩村選手が所属するチームです。
球団創設以来過去10年間で最下位なんと9回。
チーム年俸総額も約46億円とヤンキース二人の選手をあわせた額(A・ロッド&ジータ)
よりも低いんです。
そんなチームがヤンキース、レッドソックスを抑えてアメリカンリーグ首位でいる(現在マジック1)のも奇跡に近いですけど
この勢いを短期決戦でも持ち込むことができるかが非常に注目されています。
岩村選手は先日ズームインの取材で
「(今シーズンの快進撃で)新たにファンになってくれた人も大事ですけど、緑のユニフォームの時代から応援してくれている、昔からのファンに僕はいい思いをさせてあげたい」と話してくれました。
負けても負けても、それでも変らぬ応援をし続けてくれるファンの存在はやはり選手にとってとても大きなものなんですね。
他にも松坂投手のレッドソックス、斉藤・黒田投手のドジャース、福留選手のカブスらがすでにプレーオフ進出を決めています。
今年も日本人選手のプレーオフ活躍に目が離せません!!
ここぞという場面で・・・
2008年09月11日(木)
8月25日から開かれたUSオープンテニス。
昨日男子シングル決勝戦が行われロジャー・フェデラー選手が大会5連覇を果たし15日間の熱戦に幕を閉じました。

杉山愛選手はダブルスで準決勝まで勝ち進みましたし注目されたテニス王子こと錦織圭選手は日本男子71年ぶりの快挙となる4回戦進出を果たし大会を大いに盛り上げてくれました。

ランキング100位以下の錦織選手がシード選手相手に奮闘する姿に彼を知らないアメリカ人もひときわ大きな声援を送っていました。
ベスト8を賭けた試合では「リードしてから消極的になって相手のミスを待つようになってしまった。今日は体よりも頭が相当疲れてしまった」とストレート負けした試合を振り返っていました。
経験不足を露呈してしまった形になりましたが18歳の彼にはまだ仕方がないこと。
今大会で自信もついたことでしょうから経験を重ねるごとに今後トーナメントで勝ち上がっていくことができると思います。
それにしてもテニスを見ていてつくづく感じるのは「メンタルなスポーツ」だということ。
ボールをコートの隅に軌道を変えて打ち分ける技術は非常に微妙なラケットさばきが必要とされるためわずかな気の迷いが、ボールをネットにかけたりラインを超えてしまいます。
またタイブレークにもつれ込んでセットを落としたりすると体力を消耗した上に精神的に非常にダメージが大きく次のセットを取りかえすことが非常に困難に思えます。

そんな時に重要性を持つのが「精神力」。
優勝したフェデラーの試合などを見ているとトータルでのポイント数は対戦相手とさほど変わらなくてもここぞという場面、例えばデュースでアドバンテージを取った時などでポイントを落とすことがあまりありません。
どのスポーツにおいても頂点にいる人たちは凡人には見られない強い精神力を持ち合わせています。
野球ではヤンキースの松井秀喜選手、マリナーズのイチロー選手。
どんな状況でも軸がぶれない精神力をストイックなまでの日常生活と厳しい練習で磨いています。
それともタフな精神力があるからこそ持続的な厳しい練習に耐えることができアスリートとしての技術や肉体を鍛え上げて彼らを頂点に押し上げるのか・・・。
鶏が先か、卵が先かわかりませんがスポーツ先進国アメリカではメンタルトレーニングの重要性が常に唱えられています。
消極的な考えを排除し、常にいい時の状態をイメージトレーニングし「必ずできるんだ、絶対できる!!」と自分に繰り返し言い聞かせます。
それによってリラックスすると共に脳が活性化しプレッシャーのかかる場面でも積極的なプレーを生みだすことができるそうです。
アメリカにいると感じます。
日本人は謙虚だなあと。
時には自分を卑下したりしますからその辺りが、国際試合などの大切なときに自分の持っている力を発揮できずに敗れてしまう原因のひとつだと思います。
スポーツ選手には柔道100キロ超級の金メダリスト石井慧選手のようなずぶとい性格が一番いいのかもしれませんね。
昨日からヤンキースは本拠地でレッドソックスとの3連戦。
ライバルチームの対戦とあってスタンドは超満員。試合前からいつもとは違う緊張感が漂っています。
ヤンキースにとってはこの直接対決でレッドソックスに勝ち越さないとポストシーズン進出も非常に厳しい状況に追い込まれるとあって昨日の敗戦に終わった試合では5打数ノーヒット、チャンスで2併殺に終わった主砲のA.ロドリゲスに対してファンから容赦ないブーイングが起こっていました。

そんな厳しい目を持つヤンキースのファン達ですが、今日はそのファン代表とも言える名物おじさんを紹介します。
それがこの方、フライパンおじさんことフレディーさんです。

地元ブルックリンで生まれ育ったフレディーさんは初めて球場に連れてもらった9歳のときからの熱烈なヤンキースファン。
今年で83歳になるフレディーさんはベーブルースやジョー・ディマジオら往年の名選手の活躍をこの目で見てきたいわば生き証人のような方。
現在フレディーさんは試合があるときにはいつも決まって球場の外の花壇の端にフライパンを手にして腰かけています。

そのフライパンを大き目のスプーンでファンと共にバンバンと叩きヤンキースに「幸運」を運べるように応援しているそうです。
新聞やテレビなどでたびたび取り上げられ、今やフレディーさんを見かけるとみんなフライパンを鳴らして記念撮影を求めてきます。

トラック運転手の仕事を辞めてから20年間ずっとこのフライパンを鳴らし続けているフレディーさん。
新球場ができたらどうするのと尋ねると「もちろん新しい球場でも続けるさ、でもこの球場が無くなってしまうのはとっても悲しいねえ」としみじみと語ってくれました。

皆さんもヤンキースタジアムに行く機会がありましたらフレディーさんを探してみてはいかがでしょうか。
北京五輪閉幕~ポストシーズンへ
2008年08月24日(日)
日本は猛暑が続いたと聞きましたがここニューヨークの夏は比較的過ごしやすい日が続いています。
中古のクーラーも購入して設置してみたのですがそれほど活躍する日は多くありませんでした。
さて北京五輪!みなさんいかがでしたか?
アメリカにいるといまいち日本の盛り上がりの様子が分からないのですが個人的にはとても楽しんで見ることができました。
アメリカ国内から五輪放送局NBCのホームページにアクセスするとほぼ全競技がインターネットで無料視聴できます。
生中継でも見られますし、終わった競技も後から見直すことができるので
日本にいたときよりもひょっとしたらたくさんの競技を見たかもしれません。
ただ毎回名セリフを残すアナウンサーたちの実況が聞けないのが残念ですけどね。
振り返ってみると4年まえのアテネ五輪の際、自分はまだ日本で仕事をしていて女子レスリング、女子ホッケーを中心に取材していました。
メダルを獲った女子レスリングの4人は今回の北京も全員同じメンバーですし、ホッケーも中心メンバーはほぼ同じ選手たちでした。
彼女たちのこの4年間の苦労は直接見ていませんが、どれだけアテネ五輪の後から努力を積み重ねてきたか容易に想像がつきます。
選手たちの戦う姿から、ひたむきに一つの事に専念してやっていくことの尊さを学んだ気がします。
浜口選手、吉田選手、伊調姉妹、栄監督ならびにコーチ関係者の皆様。
そして三浦選手を始めとするホッケーの選手たち本当にお疲れ様でした。
野球に関して結果はメダルを逃し残念な結果になってしまいましたが短期決戦では、決勝トーナメントに進んだ韓国、キューバ、アメリカ、日本は実力が拮抗していてどこが勝ってもおかしくなかったと思います。
この借りは来年3月のワールドベースボールクラッシックで返してくれることを期待しています。
金メダルの韓国はこれを機にさらに国内で野球熱が盛り上がり、日本といいライバル関係を続けてほしいですね。
3敗してしまった岩瀬投手、そして準決勝で痛恨のエラーをしてしまったGG佐藤選手は日本に帰ってから後を引かなければいいのですが・・・。
プロの選手といえども精神的にとてもつらい状況だと思いますのでファンの皆さん球場に行くことがあればぜひ温かい声をかけてあげてください。
そしてこの経験が、いつかプラスの方向に働くことを祈っています。
メジャーリーグは10月からのプレーオフに向けて各地で激しいデッドヒートが続いていますがニューヨークのヤンキースは先日松井選手が怪我から復活したもののいまだ浮上の兆しが見えずに苦しんでいます。
(首位のレイズとの差は10.5ゲーム。ワイルドカード争いの2位レッドソックスとの差は5ゲーム差)
しかし一度勢いに乗れば長い連勝を続ける力もあるチームですから、最後の火が消えるまで奇跡の逆転を信じて戦ってほしいですね。