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4月21日 ファンは危険にさらされている!?

2008年04月21日(月)

メジャーリーグの良い点をファンの視点から考えたときそれは球場の作りと関係してきます。

メジャーの球場はファールゾーンが狭く客席と選手の間がとても近い。
さらにフェンスが低くネットがキャッチャーの後方部分だけに限られていて試合が見やすくなっています。
その分ファールボールがたくさん飛んでくるのでグラブを持って観戦する人が多くあたかも自分が試合に参加しているような一体感があるのです。

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日本もそんな球場が出てきてもいいのになあ・・・
と常日頃思っていましたが、昨日のニューヨークタイムズには「自己責任?ファンはほとんど保護されず」といった見出しで防護ネットの範囲拡大の必要性を訴える記事が載っていました。

その記事によると
「去年マイナーリーグの試合中、コーチャーズボックスにいたコーチの頭にファールボールが直撃し死亡した事故を受け今年からベースコーチのヘルメット着用が義務化された・・・(中略)
それなのにファンだけは未だ危険にさらされたままだ」と。

外野席までネットが張り巡らされている日本の球場を持ち出して観客保護の必要際を説いています。

ネット拡張反対論者は「ネットは視界を妨げる」し「メジャーリーグの歴史の中でボールが当たって死亡したケースは1970年に起きた14歳の少年への頭部ファールボールの事故、わずか一件だけ」と主張。

しかし「Death at the Ballpark」という本によると「メジャーリーグから草野球通じて75件以上の死亡事故がファールボールによって起きている」そうです。

チケットの裏には小さく'WARNING'=警告と題してボールやバットなどが客席に飛び込んで怪我をしても一切裁判などに訴えることはできないと書かれています。
応急処置はするが自己責任の上で楽しむようにとのスタンス。

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確かに小さな子供たちの近くにするどいファールボールが飛び込んでくると危険だなあと感じることも取材していると少なからずあります。

でもフェンスが高くネット越しで観戦する日本の球場のスタイルは例えは悪いですがオリの外から見ているような感じで高みの見物の感がぬぐえません

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安全性をとるか選手、試合との一体感をとるか。
今後も議論される内容ですね。

4月17日 レッドソックス第3の日本人!

2008年04月17日(木)

今日のNYは最高気温21度とぽかぽか陽気。
街の公園にもさまざまな花が咲き始め
歩行者の洋服も黄色、赤、緑など色鮮やかな色彩が目立ってきました。
太陽の日が差すと人々の笑顔も増えていきますね。

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さて昨日は宿敵レッドソックスを迎えてのヤンキースタジアムでしたが
両チーム合わせて30安打の乱打戦を制したのはヤンキースでした。
松井選手は2安打の他に好走塁やフェンス際の好捕を見せるなど
走攻守の活躍!
開幕からの好調を維持していますね。

レッドソックス松坂・岡島両投手の出番はありませんでしたが
今日は皆さんにもう一人、レッドソックスで活躍する日本人を紹介!

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今年のキャンプからレッドソックス広報部で働く
吉村幹生さん(27)です。

レッドソックスのイベントなど様々な情報をメディアにPRするとともに
日本人メディアからの取材依頼をまとめ (B
選手との橋渡しをしてくれています。

もともとは東海大学でアメフトの選手だった吉村さんですが
けがで大学3年生時にマネージャーに転向。
選手のケアやチーム運営の仕事を任されるようになりました。
その時期に読んだ、日米の球団で活躍する立花龍司トレーナーの
本に感銘。
プロスポーツの本場アメリカで深く勉強してみたいと大学卒業後に渡米。
コネチカット州立大学の大学院でスポーツマネージメントとスポーツ社会学を専攻していました。

そして今年から念願かなって巨大スポーツ産業の一角を成すMLBの中核球団
ボストンレッドソックスの広報として働いています。

「この仕事はメディアからも信頼を得なくてはいけないし、球団からもそして選手からも信頼を得ないと
やっていけないのが難しい点ですね。僕はまだルーキーで分からないことばかりですけど
時間をかけてその信頼を築き上げていけたらいいと思っています」と誠実に話す吉村さん。

この先の目標を尋ねると
「いつか日本の大学スポーツ発展に貢献できるような仕事ができるといいなあと思います。
アメリカの大学スポーツにはお金を生み出す仕組みがある。
でも日本はまだ体育の延長。部費を払えない選手は辞めていかなくてはいけない」

アメリカの大学スポーツはバスケ、アメフトにおいては
集客力もプロスポーツ並みにありますし監督がもらう給料も軒並み一億円以上。
仕組みが変われば日本でもその環境を生み出すことができるのかもしれませんね。

吉村さんの今後の活躍に注目です!

4月15日 松坂VS松井 第1ラウンドin ボストン

2008年04月15日(火)

2日前の話になりますが・・・
レッドソックス松坂とヤンキース松井の今季初対決を取材しに
ボストンに行ってきました。

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両球団はメジャー30球団の中でも1位2位の人気球団で昔から数々の因縁があるライバル対決!
観客の応援も熱を帯びていました。

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松坂本人も「優勝するためには叩かなければいけない相手」と登板前に語っていましたが
結果は、ガツンと叩くまではいきませんでしたが5回4失点でリードを保って降板。
今季早くも3勝目を挙げました。

そして松井との対戦ではセンターオーバーの2塁打とファーボール2つ。
全打席出塁した松井に軍配が上がりました。

松坂本人も松井との対戦について「全然勝負できませんでした」と試合後悔しさをにじませていましたが
全体の調子を問われると「それほど自分では悪いと思っていない」と意外にも強気のコメント。
制球が整わず調子が悪い状態でもゲームを作りチームに勝ちをもたらしたことが
本人にそう言わせているのかもしれませんね。
完璧主義者であると同時にチーム優先主義の松坂らしさを感じました。
本人の表情も時折笑顔を見せてにこやかでしたよ。

ボストンに来たついでにと
取材翌日にハーバード大学を見学。

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教室を少し覗かせてもらってアカデミックな雰囲気を味わってきました。
講義はアメリカの美術史で英語も全て聞き取れない自分にとってはただ眠くなるだけのものでしたが
さすが世界に名だたる名門大学の学生達だけあって私語もなく熱心にノートをとり
授業を受けていました。

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「将来彼らは一体どんな人生を送るんだろう・・・」そんなことを考えながらNYに戻ってきました。

4月8日 ヤンキース新球場建設

2008年04月08日(火)

今日のNYはどんよりとした雲に覆われ肌寒い一日となりました。
オフィスに向かう前に写真を一枚。

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さてベーブルース、ルーゲーリッグ、ジョーディマジオなど数々のスタープレーヤーを
輩出してきたヤンキースタジアムも今年が最後。
すぐお隣では新球場の建設が着々と行われています。

見た感じ、外観は8割くらい完成している様子。
伝統ある球場がなくなる寂しさの反面、最新設備が整う新球場の公開を心待ちにもしています。

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夏にはオールスターゲームも開かれるヤンキーススタジアム。
果たして秋にはワールドシリーズを開催し有終の美を飾ることができるのでしょうか。

そのヤンキースの松井選手。
おとといはホームラン含む3安打、そして昨日は2安打2打点と好調ですね。
ニューヨークの新聞でも「やはり松井は欠かせない存在だ」などと大きく活躍を伝えていました。

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松井自身は「バッティングの調子はまあ悪くないですよ」とあくまで慎重な姿勢を崩すことはありませが
8番からスタートした打順が5番に上がったことには素直に「やりやすいです」と喜んでいる様子でした。

まだ気温の上がらないこの時期は古傷などが再発しやすいもの。
栄養管理は奥さんに任せて体調管理万全で長いシーズンを乗り切ってもらいたいですね。

4月5日 鮮烈メジャー黒田の意外な特技!!

2008年04月05日(土)

NYを拠点として仕事をしているため、福留選手の本拠地シカゴでの試合などは
MLB.comホームページからネット配信映像で見るようにしています。
有料ですがほぼ全試合、過去の試合も遡って見られますからとても重宝しています。

今日の福留はアストロズと対戦。
7回ウラ5対5の同点の場面。
ランナーは1,2塁で待ってましたとばかりに助っ人外国人「フクドメ」登場!
観客のボルテージは最高潮になり「フークードーメー」の大合唱!
(こういうの聞くと日本人として少しジーンときます)

左投手との対戦でしたがフルカウントから外角のストレートを
体を開かずにレフト前に流し打ち勝ち越しの2点タイムリーツーベースヒット!!

リグリーフィールドの観客はお祭り騒ぎ、自分も鳥肌立っていました。

一年目のヤンキース松井秀喜選手はメジャーの微妙に揺れるストーレートに苦労し
「ゴロキング」などと揶揄され非常に苦しいスタートを送っていましたが
福留は好スタートを切っていますね。
前半戦この調子でオールスターに選ばれるような活躍を続けてもらいたいです。

もう一人好調なデビューを飾ったのがロサンゼルスドジャースの黒田投手ですね。
4月4日、前評判どうりのピッチングでパドレス打線を7回わずかヒット3本1失点に抑える好投で
メジャー初登板初勝利を挙げました。

ところで黒田投手の特技はみなさん何だかご存知ですか?
それは「たこやき」作り!

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味や見た目にもかなりのこだわりがあるらしく、キャンプ中にお会いした際
キャスター青池との「たこやき作り対決」をお願いしました。
すると快く了承していただき「絶対負けませんよ」と強気のコメントも。
シーズン少し落ち着いた段階でぜひこの「たこ焼き作り対決」の企画を実現できればと
思いますのでご期待ください!

4月1日 福留!とてつもないデビュー!!

2008年04月01日(火)

昨日のヤンキース開幕戦は残念ながら雨で中止になりました。
平日のデーゲームでしたので仕事を休んで球場に来てる人も多かったと思います。
その方たちのことを思うと少し気の毒ですね。

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帰り支度のファンに声をかけると'I am upset because it has stopped raining!'
「いら立っているわよ、だってもう雨はあがっているじゃない!!」とお怒りの様子。

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オフィスに戻りMLBの公式サイトをチェックすると
シカゴカブス福留の記事がアップされていました。
9回起死回生の同点3ランを含む3打数3安打。
これ以上ないデビュー戦!!
見出しには'Fukudome Incredible debut' と出ていました。

Incredible とは「信じられない」「とてつもない」「すごい」と言った意味で
驚くべきことが起きたときに使われる形容詞。
福留のデビュー戦はファンのみならずアメリカの記者もかなり驚いたことでしょう。

ところが本人は
「日本でやってきたことしかボクはできない。今日はふつうにできた感じじゃないですか?」
などと、とても淡々としたコメント。

2月アリゾナでのキャンプ中に福留に聞きました。
「開幕戦どんな心境で初打席バッターボックスに立つかイメージしてもらえる?」

すると彼は
「どうですかねえ、普通だと思いますよ」
「うーん・・・緊張するのかなあ?」
「でも今までバッターボックスで緊張したことないからなあ」との答え。

これまで日本シリーズ、オリンピック、WBCなどしびれる場面で何度も
打席に立ってきた福留。
全く緊張したことがないとは自分にとっては驚きの答えでした。

ひょっとしたら我々一般の人たちが感じている「緊張」という言葉の意味合いも
本人のものとはずいぶんかけ離れているかもしれませんね(笑)

強心臓FUKUDOMEを感じたデビュー戦でした。

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