ここぞという場面で・・・
2008年09月11日(木)
8月25日から開かれたUSオープンテニス。
昨日男子シングル決勝戦が行われロジャー・フェデラー選手が大会5連覇を果たし15日間の熱戦に幕を閉じました。
杉山愛選手はダブルスで準決勝まで勝ち進みましたし注目されたテニス王子こと錦織圭選手は日本男子71年ぶりの快挙となる4回戦進出を果たし大会を大いに盛り上げてくれました。
ランキング100位以下の錦織選手がシード選手相手に奮闘する姿に彼を知らないアメリカ人もひときわ大きな声援を送っていました。
ベスト8を賭けた試合では「リードしてから消極的になって相手のミスを待つようになってしまった。今日は体よりも頭が相当疲れてしまった」とストレート負けした試合を振り返っていました。
経験不足を露呈してしまった形になりましたが18歳の彼にはまだ仕方がないこと。
今大会で自信もついたことでしょうから経験を重ねるごとに今後トーナメントで勝ち上がっていくことができると思います。
それにしてもテニスを見ていてつくづく感じるのは「メンタルなスポーツ」だということ。
ボールをコートの隅に軌道を変えて打ち分ける技術は非常に微妙なラケットさばきが必要とされるためわずかな気の迷いが、ボールをネットにかけたりラインを超えてしまいます。
またタイブレークにもつれ込んでセットを落としたりすると体力を消耗した上に精神的に非常にダメージが大きく次のセットを取りかえすことが非常に困難に思えます。
そんな時に重要性を持つのが「精神力」。
優勝したフェデラーの試合などを見ているとトータルでのポイント数は対戦相手とさほど変わらなくてもここぞという場面、例えばデュースでアドバンテージを取った時などでポイントを落とすことがあまりありません。
どのスポーツにおいても頂点にいる人たちは凡人には見られない強い精神力を持ち合わせています。
野球ではヤンキースの松井秀喜選手、マリナーズのイチロー選手。
どんな状況でも軸がぶれない精神力をストイックなまでの日常生活と厳しい練習で磨いています。
それともタフな精神力があるからこそ持続的な厳しい練習に耐えることができアスリートとしての技術や肉体を鍛え上げて彼らを頂点に押し上げるのか・・・。
鶏が先か、卵が先かわかりませんがスポーツ先進国アメリカではメンタルトレーニングの重要性が常に唱えられています。
消極的な考えを排除し、常にいい時の状態をイメージトレーニングし「必ずできるんだ、絶対できる!!」と自分に繰り返し言い聞かせます。
それによってリラックスすると共に脳が活性化しプレッシャーのかかる場面でも積極的なプレーを生みだすことができるそうです。
アメリカにいると感じます。
日本人は謙虚だなあと。
時には自分を卑下したりしますからその辺りが、国際試合などの大切なときに自分の持っている力を発揮できずに敗れてしまう原因のひとつだと思います。
スポーツ選手には柔道100キロ超級の金メダリスト石井慧選手のようなずぶとい性格が一番いいのかもしれませんね。
