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世界観解説〜序論〜

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0 : メタリアル・ネットワーク

メタリアル・ネットワーク(通称メタル)とは、2041年、電脳世界の新たな世界標準となった電脳情報処理システムである。
メタリアル・ネットワーク内で、利用者は個別の仮想空間を持つようになる。この仮想空間は現実世界に限りなく近い再現性を持ち、そこで利用者が得た仮想体験は、利用者が思い描いた理想の旅行体験でもしたかのように受け止められ、現実の利用者の脳へとフィードバックされていくのである。多くの利用者が、自らの理想を具現化できるメタリアル・ネットワークの仮想世界と、厳しい現実世界との二つの世界とを個人の中で混在させることが日常となっている。
そのため「物理身体を管理する託体施設に預け、意識を現実世界から解放し、思う存分仮想世界を満喫する」といった選択肢をとる利用者も少なくないのである。
快楽を求めるため、欲望を実現する仮想世界に溺れる権力者
愛しすぎてしまったが故にペットと人間の意識を取り替えてしまうペット愛好家
開発されてから20年、メタリアル・ネットワークは個人の仮想空間に留まらず、利用者同士の電脳をリンクすることで、情報を共有化することも容易であるため、現実世界で面識もない利用者同士がメタリアル・ネットワーク内でコミュニティを形成し、そこで集団仮想生活やビジネスを営む例も増えており、経済、流通、教育、福祉含めたあらゆるシステムが整備され、社会生活の中心に位置されているのである。

1 : メタリアル・ネットワークの構造

電脳は人間の脳が端末として機能し、メタリアル・ネットワークという広大な情報の記録層に接続することで、情報の出し入れを行うことができることを指し示す。脳がネットワークと直結しているために、人間の思考の持つ曖昧さを具象化するツールと、安全性を高めるための防壁の存在が電脳化技術を進化させてきた。
 メタリアル・ネットワーク(通称『メタル』)の中で、利用者の思考や意識は、『バブル』と呼ばれる有機的な情報単位として認識され配置される。『バブル』は、情報の海の中で漂いながら、リンクすべき情報と関連性を持つことで、思考複合体を形成し固定化する。情報の流れは、意識流として情報の海に複雑な流れを作り出し、有機的な空間を形成するのである。
メタリアル・ネットワークの本体そのものは『バブル』を浮遊させる空間の総称で、プログラムのコードとコードの行間のような空間である。(null=「値なし」で満たされた状態。ゼロではない。)

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