自殺対策に「基金」 3年間で100億円

April 24, 2009 12:06 PM

全国で自殺した人の数は、
11年連続で年間3万人を超えています。

こうした深刻な事態を受け、
政府は初めて自殺対策のための「基金」を設ける方針を固めました。

予算は3年間で100億円。国が全額を負担します。

この100億円を使って
全国の都道府県ごとに基金が設けられます。

1都道府県あたり、平均で年間7000万円となります。

このお金を使ってどうやって対策を行うか、
国は自殺対策のメニューを現在、検討しています。

例えば、電話や窓口相談の充実、
自殺者が多い地域でのパトロール活動の強化、
自殺未遂者など、自殺の危険が高い人を保護するためのシェルターを作ること、などです。

各都道府県は、
こうしたメニューの中から地域の実情にあったものを選びます。

そのために国は、自殺した人が住んでいた地域や
職業、年齢、要因などの詳しいデータの公表についても取り組む方針です。

警察庁が去年1年間の自殺者数を発表

April 2, 2009 10:04 PM

警察庁は09年4月2日、あるデータを発表しました。
去年1年間に全国で自殺した人の数です。

その数は3万2249人。
1998年以降、11年連続で3万人を超えるという深刻な結果となりました。

警察庁もこの問題を重視し、
今回から新たに月ごとの自殺者の数も公表しました。

それをみますと、
最も自殺者が多かった月は去年10月の3092人。
直接の原因かどうか分析されているわけではありませんが、
その前の月の9月は、あのリーマンブラザーズが破綻し、
世界経済に大きなショックを与えました。

では今年1月2月の自殺者の数は、
去年と比べて、その数はどう変化したのでしょうか。
去年1月は2542人。それに対し今年は2655人。
去年2月が2408人に対し今年は2470人。

いずれも去年を上回るペースで増えています。