原案小説

土曜ドラマ「悪夢ちゃん」は、恩田陸さんの小説「夢違」の世界観を原案としてドラマ化に至りました。 「夢違」は、夢の映像化が可能となり、それが世間でも周知された近未来が舞台ですが、 「悪夢ちゃん」では、そこから20年ほどさかのぼった現代、夢の映像化の黎明期を時代設定としています。 つまり、「夢違」のストーリー中で、謎の存在としてキーマンとなる古藤結衣子の幼少期を舞台にした、アナザーストーリー的な作品と捉えると、「夢違」と「悪夢ちゃん」それぞれの楽しみ方が広がると思います。

「夢違」 恩田 陸

  • 角川書店
  • 発売 2011年 11月
  • 価格 1,800円+税
  • 四六判
  • ISBN 978-4-04-110060-8-C009

夢を解析する夢判断を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。
悲惨な事故を夢で予知した女、古藤結衣子。俺が見ているのは幽霊なのだろうか--?
そんな折、浩章の元に舞い込んだ奇妙な依頼。
各地の小学校で頻発する集団白昼夢。
子どもたちの夢を、機械で再生し見た浩章は、そこに共通点があることに気づく。
夢の源を追い、浩章は奈良・吉野に向かう。
予知夢は現実になってしまうのか。
未来は、悪夢は変えられるのか?
人間の集合的無意識に迫る、意欲作!



恩田陸(おんだ りく)

1964年宮城県生まれ。
91年、第三回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。
『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞のW受賞、『ユージニア』で日本推理作家協会賞長篇
及び連作短篇集部門、『中庭の出来事』で山本周五郎賞。
著書に『ドミノ』『夜のピクニック』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』など。

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