村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。 この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。
山王丸アナ・村山アナ
山王丸アナ: 今朝は、先日行なわれた第335回『日本テレビ放送番組審議会』のご報告をさせて頂きます。今回は、毎週木曜日夜7時58分から放送しています『週刊ストーリーランド』の合評が行なわれました。

村山アナ: まず、この『週刊ストーリーランド』はどんな番組か、簡単にご紹介します。

山王丸アナ: この番組は、基本的に視聴者の皆様から「ストーリー」を募集し、それをアニメーションにしてご覧頂いています。感動的な話、奇妙な話、冒険談など応募者の自由な発想で作られるものです。スタジオの司会者とゲストは、そのお話のプレゼンターとして、見所を語り、感動するポイントをアピールしていきます。『週刊ストーリーランド』は、ロマン溢れるアニメの世界を広げる新しいテレビ番組と言えます。

村山アナ: それでは、『週刊ストーリーランド』の合評の模様をご覧下さい。

A委員: 私はこの番組を見る度に思うことが幾つかありまして、その一つとして、テレビ番組というのは、見る側の部屋の中にテレビ番組の持つ空気というものを、時間をかけてじわじわと送り込んでくるものだということがあります。そういう点からのストーリーランドというのを見ますと、ストーリー展開もいいですし、成長過程にある子どもが見るにふさわしいヒューマニズムあふれる話もありますし、非常に絵もリアルですし、大人の鑑賞に十分耐えられる番組だと思うんですが、正直言って何かこう疲れる要素というものがあるんですね。ですから、木曜日の8時から、さあ見ようという意識がある日でもちょっと疲れている日ですとか、ちょっとホッとしたい時には遠慮してしまう日というのがございます。全体として明るい話よりもミステリーじみた話が多いということと、あとドキドキする展開の話が多いということ、重ためのストーリーが割合からして多いのではないかと思います。あとはゲストの方が多いような気がいたします。西村雅彦さんと笛吹さんの魅力で十分ではないだろうかと思いました。

B委員: 簡単に『週刊ストーリーランド』ということに気づきませんでして、このタイトルを見た時に、ああ何かニュース番組だなと思っておりまして、録画して後で見たんですが、アニメが出てくるので、あれちょっと、ひょっとしたらうっかりして他の番組を録画したのかなと思いまして、初めて『ストーリーランド』というのは、こういう番組だったのかなということも気づいたような次第です。最近のテレビドラマなどでは、どうもパターン化してると言うんでしょうかマンネリ化してると言うんでしょうか、初めの5分ぐらい見れば、もう大体終わりまで分かってしまう、1時間ものでもそういうものが多いように思うんですが、1話について1時間番組で3つですから、せいぜい15分かそのぐらいだろうと思うんですが、それ以上の内容の濃さを出してるので、やればこういうふうにもできるのかなと思った次第です。最近、日本テレビは『伊東家の食卓』とか、あるいは『特命リサーチ』とか、いろいろ面白い、またためになる番組をやっておりますが、この番組も家中でそろって安心して見られる番組でして、私は非常に好きです。

C委員: 字幕とそれから主人公の状況説明というのが右方に出てたり、今はこういう状況ですと、左方にあってさらに下にセリフが出ますね、もしかしたら、これは文字放送も兼ねてやってらっしゃるのかなとは思ったんですが、セリフは仕方ないというか、そういう工夫というふうにとれば解釈できます。ただ、主人公の状況説明で、そういうものというのは、やっぱり画面と音で見てる人が、そこまで説明される必要はないのではないか、見てる人はそれぐらいはやっぱり想像力を働かせながら、自分で積極的に理解しようという姿勢があるのが普通ではないかと思いましたので、画面的にもちょっと文字が多くて見づらくなりますし、それは私は必要ないんじゃないかと思いました。それから、他の番組にもよくあることですが、コマーシャルの後にまた前のところを繰り返す、この場合にはあらすじというふうにご丁寧にありましたが、コマーシャルを流してる数分の間に、前のことを忘れる人はあまりいないような気がするので、逆にずっと見てる人にとっては、やっぱりイライラさせられるという感じをもちますので、ここもいらないのかなというふうに思いました。

D委員: 僕はやっぱり年齢によって反応が違うのではないかと感じました。つまり、バーチャルなものであるということは分かるけれど、バーチャルリアリティーの、そのリアリティーというものを、私の年代だと感じられないんです。これはアニメにむいてないからというのではなくて、例えば、戦争の話と言うと、フラッシュバックされますよね、そうするとリアリティーが無くなっちゃう、ただ物語の筋だけは、ああ、昔読んだ太宰の物語を焼き直してるだけか、ただそれを戦争の場にちょっと置き換えただけの、そういう安手の物語かと思っちゃいます。日本の過去の戦争に対する認識というのか、記憶というか、それがこんな程度までに風化してしまったなと思われるような番組を作られてしまうと、何か古い人間としては抵抗を感じざるを得ないんですね。視聴者の中から募集すると言うのならば、非常にアイディアとして面白いアイディアもくるだろうと思うけれど、それをアレンジする時に、やっぱりそういう視聴者の持ってきた考えに、アイディアに、もう少し深みを与えるような、そういう努力をしていけばいい番組に育っていくのではないかと感ずるんですね。

E委員: 私の知り合いの5歳の男の子を持つ30代後半の女性ですが、母親はすごくこの番組を見たいのだそうです。だけれど、5歳の子どもが恐いから嫌だと、なかなか見せてくれないのでつまらないと、自分は見たいのに子どものために、見られないからつまらないんですよ、というふうにおっしゃっていたのを聞いて、子どもさんが恐がってるというようなことがあったので、ちょっと意外だったんですが、確かにテーマというか、話の内容によっては恐いのかも分かりませんですね。私がなぜアニメが好きだと言うと、何となく夢を与えてくれるし、普段かなわないようなものが、あれはアニメだからと言って許せるような、何か自分では疑似体験みたいな、自分では叶わないようなものが叶えられて、しかもきれいな可愛い明るい絵が多いというのでアニメが好きなんですが、これはやっぱり全体にとても明るいお話にしても、ちょっと絵が沈んでるかなという気が、そういう意味で余計恐さを感じさせるのかしらとは思ったんです。ただ、声優さんは私はすごくお上手なような気がします。ぴったりの力で見せてるような気がします。

F委員長: 私が気になっていたのは、一体どういう年代の人が一番見てるかなということで、今、いただきました視聴率を見ますと、4歳から12歳というところが断然多い。そしてその次に13から19歳という、そこのところが非常にたくさん見てるということで、ホッとするというか、ここの人達にぜひ見せたい。問題は、薄手と言えば薄手かもしれませんけれども、ある種の我々が昔、講談本とかいろいろなものから『のらくろ』を見たり、いろいろなものから得ていたある種の道徳ですね、そういうようなものを非常に端的に表現しているのではないか、それが非常に気に触る人もいるような気がするんです。そして子どもがアニメーションというと、何か見たがる、そういうところもありますので、やはりこれから何か子ども向けの番組を作っていくとなると、1つの大きな主流の役割を果たすのかなということを、私は常に考えておりますので、そういう意味で青少年向けの番組としては、大変好ましいという感じがいたしました。

村山アナ: 各委員のご批判・ご意見を受けて、制作側の答えがありました。その中でも「スーパーの多さ」と「ゲストの役割」について次のような説明がありました。

山王丸アナ: セリフの字幕スーパーについては、一般の視聴者調査でも、邪魔だという意見が少なかったこと。耳の不自由な視聴者にも理解してもらえるなどを考え多用していると答えました。ゲストについては、VTRとVTRの間にワンクッション置くと言う意味と、感動や驚きを増幅して視聴者に伝えたいという意図があると答えました。

村山アナ: 今朝は、第335回『番組審議会』のご報告をさせていただきました。さてここで日本テレビから番組モニター募集のお知らせがあります。

山王丸アナ: 都内および東京近郊に在住の、テレビをよく見る15歳以上の男女が応募資格になります。応募方法はハガキもしくは日本テレビホームページまでお寄せ下さい。住所、氏名、年齢、職業、電話番号、家族構成、そして日本テレビの番組を一つを選んでいただいて、ご意見やご感想など300字程度にまとめたものをお寄せください。宛先は郵便番号102-8040日本テレビ「番組モニター」係りまでお願いします。締め切りは3月18日土曜日の消印有効となっております。番組モニター募集しております。どうぞお寄せ下さい。

村山アナ: 最後にBROからのお知らせです。

『放送番組の制作では、個人の名誉やプライバシーなど人権に対して細心の注意を払う必要があります。でも、万一貴方の人権を侵害してしまったらBRO。BROは放送による人権侵害を救済する機関です。あなたとテレビがもっといい関係になる為に。』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
     03-5212-7333

山王丸アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来週お目にかかります。




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