. あなたと日テレ




村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。 この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。
山王丸アナ・村山アナ
山王丸アナ: 今朝は、第339回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧いただき、審議された内容をご報告いたします。

村山アナ: 今回審議された番組は、6月25日に行なわれた第42回衆院選の選挙特番です。各局とも趣向をこらした選挙特番でしたが、日本テレビはどんな姿勢で放送したのか、まず、石井報道局長から報告がありました。

山王丸アナ: 今回の『総選挙スペシャル』は政権交代があるのかどうかというコンセプトを基本に置き、正確に、鋭く、わかりやすく、情報もたっぷりに放送しました。投票結果の重要な目安となる出口調査は、全国30局のNNNの総力を挙げて全国規模で実施しました。出演者については日本テレビのキャスター陣に加え、舌鋒鋭いテリー伊藤さん、そして、若者に抜群の人気を誇る優香さんを起用。これは政治離れが進んでいるともいわれる若者層にも関心を持ってもらおうという意図からです。

村山アナ: 反省点としては出口調査の数字で、正確・公平・公正を基本に据えていたにもかかわらず3件の当確ミスをうってしまった事が今後の課題として残されたが、全体としては次につながる選挙特番ができたと思っている。以上の趣旨の発言がありました。視聴者の皆さんはこの『総選挙スペシャル』をどのようにご覧になったでしょうか。それでは日本テレビ番組審議会の模様をご覧ください。

A委員: 私は普段、テリー伊藤さんと優香さんはあまり拝見しないんですけれども、テリーさんも非常に素晴らしい感覚、鋭いセンスを持った方だと思うんですけど、選挙のコメンテーターとしてはちょっとどうなのかなと言った感じがありますね。それに優香さんも若者の代表という事で、選挙適齢期直前の若者の視点で見たという事だったのですが、いまひとつこの大事な国政の報道のコメンテーターとしてはピンとこなかったところがあったように感じました。

B委員: 8時から選挙特番という事で、野球をやっていた局やバレーボールをやっていた局に比べるとちょっと早くから日本テレビは始めたわけですが、そうやって早くから始めた事をもうちょっと違った角度で活かせなかったかなという気がしたんです。せっかく8時からという時間帯でスタートしたわけですから、難しいとは思うんですけれども日曜日の夜8時という事を考えると、家族で見ているという時間もふまえながら、子供にももう少し分かる部分があって、そして選挙の番組を見ながら家族で話し合いができるようなプログラムがあったら素晴らしいのではないかなという気がしました。

C委員: コマーシャルが入る時にテンポが悪いという気がしました。商売ですからやめるわけにはいかないんでしょうけど選挙の時くらいはもうちょっとCMの扱いを工夫できなかったかなという気はしましたね。正直言いますと、コマーシャルになりますと別のチャンネルを見るわけですよ。そうやって、見られないコマーシャルを形式的に流すよりは提供テロップだけでもよかったのではないかなと思いました。

D委員: マスコミの取り上げ方が一面的すぎるのではないか、これが私の常々抱いているマスコミの政治に対する取り上げ方の不満です。全国の有力な候補者が落ちて無名の無所属の若い議員がたくさん生まれました。その流れが残念ながら当日の番組からはなかなか見えてこなかった。逆に今まで実績のある方に目がいくというのは当たり前のことなんですが、こういう新しい動きがいつのまにか色んな所で日本全国起きている。こういう流れをもっともっと取り上げられる所があればよかったかなと思います。でも、それが読めなかったのが今回の選挙であり、マスコミの網の目から落ちてしまった部分ではないのかな、でもそこが21世紀の世界をもう少し変えていくのではないのかなと私は感じました。

E委員: 野党が伸びているのか、日本が変化しているのか変化しないとしているのか、そういうことを一言で早く知りたい。自信を持って権威あることを言ってもらった方がありがたいですね。そういう意味では何か、大変欲求不満でした。だから翌日朝刊を見て、こんなこと昨夜日本テレビを見ていてひとつも感じなかったと思いましたね。要はどうなんだという事を早く納得したいんですね。今後の選挙の時はそうしていただくとありがたいですね。

F委員: 出口調査の信憑性といいますか、色々ご事情もあるのでしょうけれども、もうちょっと具体的にいかに数字が出せるのかというところまで突っ込んでいただくと、信じて見ていられるのですけれども、画面では常に出口調査の部分が主張していたのが気になりました。出口調査はあくまで予想であって、実際はどうだったのかというのが知りたいのですが、それが出てこなくてもどかしさを感じました。それからL字画面と本当の大きな画面とでダブった部分なんかもあったりしてちょっとわかりにくい印象がありました。

G副委員長: 私が個人的に関心のある代議士や地元の方も当然気になるんですが、とうとう出てこなかったんですね。こうなるとNHKも民放局も総じて関東周辺の報道が非常に多いんですね。地方局は速報といいましても開票結果が出ていないために報道できなかったのか、出口調査が十分ではなかったためにできなかったのかその辺のところはちょっと良く分からないんですけども、日本テレビだけではなく、全体的に偏っていたかなという事を私は感じました。

H委員長: ここにいくつかキーワードというのを挙げてありますが、まずテンポの良さについては全く文句なくよかったと。問題はこのテンポを崩したのはコマーシャルで、先程からご指摘がありましたが、もう少しコマーシャルの入れ方をスポンサーと相談してどうにかならなかったのかなと思いました。もう一つL字型の画面構成なんですけど、出口調査の予想や数字がどんどん出てきてわかりにくかった印象があります。特に、インタビューをしている画面で当確の情報が出てきても、その本人とは何の関係もなかったりするのがわかりにくかったですね。

村山アナ: ゲストコメンテータへの疑問やコマーシャルの入れ方についての批判、また開票結果が何を示すのかといった判断を早くしてほしい等といった批判や要望が相次ぎました。

山王丸アナ: また、選挙権のない子供たちが興味を抱くような子供のためのコーナーがあってもいいのではないか。そういうユニークなご意見もありました。

村山アナ: 審議会委員のご意見に対して日本テレビは次のように答えました。

山王丸アナ: 選挙特番にもハードな路線と、幾分ショーアップした路線がある。局内でもどちらに比重を置くか議論がなされたが、民間放送としてソフト路線ははずせないと判断した。出演者の人選については今後も若者に関心を持ってもらえるような人を起用したい。刻々と変わる情報の変化が何を意味するのか鋭く判断してほしいというご指摘には賛同する。今後、具体的にその方法を考えてみたい。

村山アナ: 子供にもわかる選挙特番をというご指摘、これは局側も理想とすべきことで見やすく、わかりやすくなるよう心がけたい。さらにデータの表示方法など色々反省して今後にいかしたい。来年7月には参院選があるので皆様のご意見を参考にして、より良い選挙特番を放送していきたい。との発言が日本テレビ側からありました。

山王丸アナ: 今朝は『総選挙スペシャル』について審議された第339回日本テレビ放送番組審議委員会の模様をお伝えしました。

村山アナ: 次の機会には正確な情報の提供はもちろんの事、わかりやすい選挙スペシャルを放送していこう考えています。それでは最後にお知らせです。
『放送番組の制作では、個人の名誉やプライバシーなど人権に対して細心の注意を払う必要があります。でも、万一貴方の人権を侵害してしまったらBRO。BROは放送による人権侵害を救済する機関です。あなたとテレビがもっといい関係になる為に。』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
     03-5212-7333

山王丸アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来週お目にかかります。




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