村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



村山アナ
中村麻里子 委員

山王丸アナ: 今朝は、去年12月に皆様から寄せられました「視聴者の声」。こちらがまとめられましたので、内容を御報告申し上げます。
スタジオには日本テレビ放送番組審議会・委員で視聴者代表の中村麻里子さんにお越し頂きました。よろしくお願いします。

中村: よろしくお願い致します。

山王丸アナ: それではまず、この「視聴者の声」にまとめられました内容を御覧頂きましょう。去年12月、合計で13958件のお電話を頂戴しました。
その内容なんですが、問い合わせが10181件、ご意見が1326件、苦情が423件、ご要望が293件等となっております。

電話件数と内容
件 名件 数
問い合わせ10.181件
意 見1.326件
苦 情423件
要 望293件
その他1.735件
総 計13.958件

これを番組別に見てみますと、1位が『思いっきりテレビ』、2位が『ズームイン!!SUPER』、そして3位が『NNNニュースプラス1』となっております。

順 位番 組 名件 数
1 位「おもいっきりテレビ」2732件
2 位「ズームイン!!SUPER」1151件
3 位「NNNニュースプラス1」714件


村山アナ: その中で代表的なご意見、ご紹介します。

山王丸アナ: はい。
「NYの同時多発テロ、そして不況・リストラ・失業など、嫌な事ばかりの一年でしたが、愛子さまの御誕生が明るい光を投げかけてくれました。レギュラー番組をカットして、この喜びを伝えたのは良い判断だったと思います。」
こういった声も頂戴しました。

村山アナ: はい。こういったご意見が寄せられた一方で、その番組中断に対する抗議の声も上がりました。その数なんですが、一週間で一万件にも達しています。

山王丸アナ: はい。ご紹介します。11月30日の夜『太陽にほえろ!2001』を放送中に『雅子さま御入院』のニュースをカットインした事への抗議なんですが、
「楽しんでいたのに何て事をするんだ」
「そのニュースは他の局でもやっていた。何も番組を中断する事は無い」
「放送が終了してから流したっていいではないか」

このような様々な抗議を頂きました。

村山アナ: はい。同時多発テロの時も同様の措置を取った訳ですけれども、こういった情報に関しては、いち早く皆様にお伝えする事が放送の使命である、というふうに考えています。中村さんは、この判断はどういうふうに評価されますか?

中村: はい。先日の多発テロの時は、もう本当に“一刻も早く”という事だったんですけど。今回の場合、私もテレビ拝見してたんですが、確か“1時間後にご出発”という・・・確か、そういうタイミングでしたので、皆さんとしては今ちょうど入院される時というんでしたら、もう少しニュース性としてもより早く知りたいという、あれがあったかもしれないんですが、“あと1時間”という事でしたので、その1時間の間、結局今までの報道の繰り返しという形でしたので、今すぐの状況という事では無かったので、きっとこういうご意見が多かったんじゃないかと思うんですけど。

村山アナ: 中村さんは、その時『太陽にほえろ!』は御覧になって・・・?

中村: はい。結構前から、かなり楽しみにしていた部分がありましたので、緊急のニュースが入ってしまったという事はあれなんですが、ちょうどその1時間の時間というのが観ておりましても、ニュース性としてそれ程・・・多分テロップとかでも対応出来たんじゃないかと思う部分がありましたのと、あと、その後中断した番組がどうなるのかという事がきっと皆さんは分からないので、そちらの方が逆に・・・。

山王丸アナ: 中断した事自体よりも、それで中断されてしまった番組がどうなるのか、という事を早く知りたいというのもあるんですね。

中村: そうですね。それによりまして、例えばテレビのチャンネルを変えたりする可能性もあるわけですから、その時に、それこそ観ない方もいるかもしれない訳ですので、そうしますとテロップが入ったのかどうかも、ずーっと観続けていないと分からない訳ですから・・・。今回の場合は特にその時点では決まって無かったようですので、やはり皆さん、どうなるのか、このまま起きて夜まで待っていないと観られないのか、それとも後日なのかという、多分“後日”というふうに流れたんですけれども・・・。

村山アナ: とにかく“まず速報性を第一に”という判断だった訳ですけれども、中断した番組を楽しみにしていた方の気持ちというのも本当に良く分かりますよね。この中断された『太陽にほえろ!2001』なんですけれども、2月8日金曜日に改めて放送されています。
そして先月12月の「視聴者の声」、ニュースに続いてのご意見が目立った1ヶ月でもありました。BSE、いわゆる狂牛病報道についてのご意見、これもその一つでした。

山王丸アナ: はい、ご紹介します。
「狂牛病は確かに困った病気ですが、ニュースを見ると、ただただ不安をかき立てているような気がします。こうすれば大丈夫、こう処理しているから平気という様な具合に、もう少し前向きに報道できないのでしょうか」
というご意見です。

村山アナ: このご意見に関してはいかがですか?

中村: はい。この場合は、私はニュースの仕方というよりも、おそらく情報源等から具体的な情報がかなり少なかったんじゃないかと想像しているんですが、おそらく皆さんもどの様にすれば良いのかという事は、もちろん報道される側も視聴者の方も、同じように期待している情報なんですけれども、この場合情報の出てくる、いわゆるそういった部分からの情報自体が本当に少なかったんじゃないか、という事で・・・

山王丸アナ: 例えば、監督省庁であるとか、っていう所でしょうか?

中村: そうですね、はい。ですから、伝える方はその媒介の役目を果たしているだけなんじゃないかなと思いますので、取材の方法ですか、またはその情報が得られない場合には“こういう事を知る事ができればこう対処できる”という様な・・・。ですから「〜こう言ってます、〜言ってます」という事ですと、ほとんど内容の無い事が、かなり今回の報道多かったと思うんですけれども。そういった意味で・・・そうですね、扱い方というよりも、どのように、どこのポイントに絞って取材・・・まあ取材と言っても情報が出てこなければそれまでなんですが。もし、無ければその辺をもう少し整理して頂けると、多分観ている方たちも“どこが本当に重要なポイントなのか”が分かったんじゃないかと思いますけれども。ちょっと焦点が、絞り込むのが難しかった問題なんだろうな、と思いました。

村山アナ: こういったニュースの報道の仕方に関しては、とにかくいたずらに不安を煽る事の無いように取材を続けていきます。次は、ワイドショーに対してこんな批判も多く寄せられました。

山王丸アナ: はい、こちらは野村沙知代さんの脱税問題での報道についての抗議です。
「脱税事件を詳しく報道するのは結構な事ですが、それに乗じて、野村家の過去の様子を根掘り葉掘り暴きたてているのは、見るに耐えない。やり過ぎではないのか」
という事です。

村山アナ: はい。ワイドショーの取材の方法に関してのご批判だと思うんですけれども・・・。このあたりはいかがですか?

中村: 今回、脱税事件などは、普通の芸能ニュースよりは法的に関わってくる問題ですので、多少性質が違うかとは思いますが、それをまた芸能ニュースの典型的な形で取材された事で、脱税という事件の重要性よりも“面白おかしく”という部分が強調されたという事で、おそらくこういうご意見になったかと思うんですが、ワイドショーですので重要な事件ばかりを優先するという、この言い方は変ですが、社会的に重要性が高い低いよりも、もう少し“お茶の間の方により身近な話題を”とおそらく思われたんだと思うんですけれども、必ずしも芸能人の方のニュースが、皆さんが一番知りたい事かどうかというのも疑問に思う事がございます。

村山アナ: はい。そういった判断は“ケースバイケース”でという事になるんでしょうか。続いて、こんなご意見も頂いています。

山王丸アナ: ご紹介します。
「お寿司屋さんのベスト45というランク付けの番組を見て、ベストテン入りした店に行ってみました。ところが、まずいったらありません。一体何を根拠にランク付けしたのでしょうか」
というご意見です。

村山アナ: 中村さんはこういったご経験はありますか?

中村: ええ、私も興味のある、特に、例えばレストランなどの情報はテレビでメモを取ったりして行こうと思う事がございますけど、テレビの影響力っていうのがかなり大きいものですから、放映された直後は非常に混んでいてほとんど諦めてしまうケースが多いので、実際にはなかなか経験していないんですが・・・。ただ、地元の結構知っているお店などが放送されますと、自分の判断とテレビの放送が、やはり人それぞれ好みというのが違うせいか、(判断の異なる場合が)ある時もございますので・・・はい。

山王丸アナ: 「この店、こんなにランク高かったかしら?」というような事ですか?

中村: はい。テレビで見るととてもおいしそうに見えるな、と思う事は正直、時々経験はございますけれども・・・。

村山アナ: もちろんこういった番組、そのランキングを付ける根拠としては、例えばインターネットによる投票であるとか、お店の集客力等から導き出してのランキングという事で、決していい加減に作っている物ではない、という事だけはお伝えしておきます。ただその辺り、もっと明確に、ランキングの付け方の方法であるとか、していく必要があるのかもしれません。今後の検討材料とさせて頂きます。

さて、ここで1月の日本テレビ番組審議会の模様について、ご報告いたします。
1月24日に行われた番組審議会では「年末年始特別番組」についての合評が行われました。冒頭、日本テレビ側から、どの番組がよく見られたかというと、おなじみの番組が多く、各局ともスポーツ番組は非常に強かった。箱根駅伝はもちろんの事、他局もスポーツ選手のバトルものなど、お正月にあっているという事ではないでしょうか。との説明がありました。

山王丸アナ: それに対し、委員側から
「全般的に作り方が丁寧で、安心して観ていられる番組が多かった。お正月だから難しい事をしなくてもいいという考え方もあるが、それは日本テレビ以外も含めてあまりにもお祭り騒ぎで、世の中大変厳しい事になってきている時なので、大きな問題を提起されているという事は皆も感じているところではないか。」

また、
「時空警察は非常に良かった。構成も良かったし、骨太でとても興味深く観る事が出来た。暗い世相でもあり、日本国民に元気を与えるような番組作りをして頂きたい。」
というご意見が出されました。

村山アナ: 今朝は、12月の「視聴者の声」から、代表的なご意見ご批判について御報告致しました。スタジオのゲストは中村麻里子さんでした。中村さん、どうもありがとうございました。

中村: ありがとうございました。

村山アナ: それでは、最後にお知らせです。




お知らせ:

『放送によって人権が傷付けられたら・・・
放送による人権侵害を救済する委員会機構BROへお電話下さい』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
          TEL 03-5212-7333



山王丸アナ:

番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、0570-040-040
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックス共に24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。


村山アナ: それではまた、来週お目にかかりましょう。




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