村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。


村山アナ: 今週からこの番組、古市アナウンサーとともにお送りします。

古市アナ: 山王丸アナウンサーに変わりまして私、古市幸子が今週から司会を勤めさせて頂きます。
よろしくお願いします。


村山アナ: 今朝は、第366回日本テレビ放送番組審議会のご報告をさせて頂きます。

古市アナ: 会議の冒頭、2003年4月の番組改編について福島編成局長より、最大の課題はレギュラー番組の強化でむやみに枠変えをしないが、変えた土曜22時のような1番弱いプライムタイムには全精力を投入する方針であるという報告がありました。

村山アナ: 続いて毎週日曜日夜6時から放送している『真相報道 バンキシャ!』の番組合評が行われました。
まずは“真相報道 バンキシャ!”はどんな番組なのかご覧下さい。


古市アナ: “真相報道 バンキシャ!”は毎週最もホットなニュースを取り上げ、わかりやすく掘り下げるウィークリー報道番組です。その大きな特徴はまず、ニュースに必ず存在する人に迫ること。そして記者に密着して取材の最前線を見せること。さらに、毎回ご意見番のゲスト2人を招き、厳しい意見でニュースを斬ってもらいます。第一報では伝えきれなかった真相を分厚い取材とユニークな切り口でテンポよくお伝えします。

村山アナ: それでは第366回日本テレビ放送番組審議会、審議委員のみなさまの合評の模様をご覧下さい。


第366回日本テレビ放送番組審議会
A: 全体の結果としては印象的なビジュアル系なニュースという感じを受けました。それぞれのコーナーがしつこくなく、内容が濃いんだと思うんですけどたっぷり書かれてるなという印象を残して、ビジュアルにもとても気を使っていて引き込まれていきました。
“バンキシャ”の軽い足取りというかクールな視線が、今こういう時代ですけれども悲しみも優しく見て、重々しくではなくてコンテンポラリーニュースというか、今の人はぱっと取ってパッと見れるというそういう感じのニュースショーに育ってほしいと思いました。


B: 1番いいところは楽しいということと、解りやすいということだと思うんですね。例えば、最近の新聞とかテレビ、ラジオなど見ますと「教育基本法改正」とか「個人情報保護法案」とかの言葉がポンと出てきますけど何のことだか全然わからないと。わかっている人はわかっているんだけど、わからない人のほうが多いというときに解説があると、たったそれだけの事なのかという風な解説があって、分かりやすく楽しいですね。近頃のニュースは難しい言葉が多すぎるので、それを解りやすいように説明していきながらというところでこの番組は非常にいい番組だと私は思います。

C: 番記者の方達の目線からニュースを掘り下げていくことによって、決まりきった形のにニュースではなくて、今までと違った斬り口でそれを見せていくというのはとてもいい試みなんだと思いました。
3月16日の分を見てお話させて頂いてますけど、その回は私の印象としてはあまり番記者の方達の存在感があまり感じられなかったんですね。やはり回によって違ってくるのかなと感じましたが、若い方達にも受け入れられやすいような形になっているので、ますますこれから私たちの興味をそそるようなニュースを掘り下げて頂きたいなと感じました。


D: もっと日本テレビの報道というのは伝統があった訳ですよ。私はそういう点じゃ日本テレビの報道は非常に骨のあるところだなという感じがしてたんですけど、何かおもしろいことを探していてちょっとかつての伝統を失いかけているんじゃないかって気がするんですね。そういう点じゃもうちょっとやるべき事があるんではないかと。うんと周りから批評を聞いて番組を向上させるようにしていってほしいと私は思います。

E: タイトルを見たときに“バンキシャ”とありましたから、もっと記者の声が聞こえてくると思ったんですね。クウェートの今泉記者等の声、今泉記者は最前線でやっていらっしゃるから突っ込みがあれば引き出せると思うんですね。
それから、コメンテーターの方がいらっしゃいましたけどとても対照的だと思ったんですね。そういうお二方の話すコメントの数でどちらかが強すぎる印象を受けてしまうので、コメンテーターの方のバランスというものも考えられたほうがいいのではないかと感じました。


F: 番記者という方の存在感が非常に薄かったなと。というのは番記者の方はそのためにいっぱい調べたりなさったと思うんですね。その感想、肉声みたいなものがひとつも出ていなかったような気がするんですね。全体的に大変おもしろく見られる、だけどその何を伝えたいのかこちらが得るものがあまりないと感じました。そこのところの志みたいなものがもう少し感じらたらいいのになと思いました。

G: “バンキシャ”の話をさせて頂く前に、報道局の方もいらっしゃるので報道一般について言っておきたいんですね。今イラクで戦争が行われているんですが、正直言いまして、日本のニュースはほとんど見てないんですよ。
理由はいくつか、人によって違うと思うんですね。ひとつは日本のニュースはある程度長い時間やっているかもしれませんが、断片的であるというということですよね。それから日本だと軍事評論家みたいな人が出てきて、あの人たちがハイな様子を見るのは嫌というので、CNNとか見ちゃうんですよね。どうして見ちゃうのかなと思うと、うちの嫁さんなんか全く政治無関心なんですけど最近ずっとCNNつけてるんですよ。どうしてかというと腹が立たないって言うんですよね。もし僕が考えるとしたら、記者なりクルーなりをもっと別なところに行かせて、我々には何にも分かりませんでしたっというのをやるのが、結構真相報道だったりするかなというような印象を受けました。


H: イラクのフセインについては、影武者の存在にかなりこだわって骨格がどうとか手術をされたとかしたとかいう証言まで出ていて非常に担当記者はよく取材をなさったと思いますけれども、ただ日本テレビだけでも私はこれと同じ物をニュース番組の中、夕方の番組、夜の番組でも拝見したような気がいたしますので、報道悲願の週一の本格的なニュース番組“バンキシャ”ということであるならば、もしかして使いまわしのものであったとしたら大変残念だなという風に感じました。
“バンキシャ”というからには、なるほど番記者という人たちはここまで取材して、こんな悩みを持ってて、こんな疑問を持っててそれをぶつけて、この部分は解けたけどあの部分はやっぱりこれほど取材しても解けなかったんだなと、でもこれだけやってる人たちはすごいねっていう番記者の凄さをぜひこれからの“バンキシャ”番組の中で見せて頂きたいなと思います。


I: 問題はやっぱり掘り下げ方、あるいはそのニュースの斬り方に若干食い足りないところがあったなという風に思いました。イラク報道について言えば、コメンテーターのコメントもやっぱり全体として突っ込み不足かなと。時間の制限もあったのかもしれませんけど突っ込んだコメントをしておられなくて、私はややあのお二人のコメントとしては期待に反したなという感じを持ちました。
総括して申し上げますと、どういうニュース価値、どういうニュースを選択するかということと、ニュース番組としてやるならば、これをどういう風に掘り下げるのかという、この二つの点がこれから製作をして頂く方々のテーマではないかと思いますので、その点をご考慮頂ければと思います。


古市アナ: 各委員の発言に答え、番組担当者からは次のようなコメントがありました。

村山アナ:
高視聴率という成功体験を続ける中には危機が潜んでいる。伝えるべきニュースを相応のボリュームや、手段で伝えるというところをつい忘れてくると思う。また、VTRとスタジオ展開の長さの割合を満足いくようにできるかが毎回の悩み。取材も限界を試しながらやっていることをご理解頂きたい。
と、コメントしました。
また、日本テレビでは番組基準の一部改正を、今回3月25日の番組審議会で諮問し、答申を受け、決定しました。


古市アナ: 改正個所は日本民間放送連盟・放送基準を準用している
『放送基準第3条』
プライバシーを侵すような取り扱いはしない。
という条文を
個人情報の取り扱いには十分注意し、プライバシーを侵すような取り扱いはしない。
に、改正いたしました。
今回の改正は個人情報保護に対する社会的な意識の高まりなどを踏まえ、放送における個人情報の取り扱いに一層の配慮を行う為のものです。


村山アナ: 今朝は、第366回日本テレビ放送番組審議会のご報告をさせて頂きました。

村山アナ: それでは最後にお知らせです。




お知らせ:

『放送によって人権が傷付けられたら・・・
放送による人権侵害を救済する委員会機構BROへお電話下さい』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
          TEL 03-5212-7333



古市アナ:

番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、0570-040-040
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     皆様からの御意見をお待ちしております。





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