村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。


古市アナ: 今朝は第367回日本テレビ放送番組審議会のご報告をさせて頂きます。

村山アナ: 今回の審議会では毎週日曜日午前8時から10時に放送しています『THE・サンデー』の合評が行われました。
まず、みなさまにはどんな番組なのかVTRでご紹介しましょう。


古市アナ: 「THE・サンデー」は放送開始以来、14年目を迎える情報番組です。毎週視聴者の関心の深い事件、事故、出来事をホットな感覚で取り上げ、その真相に迫ろうとするものでキャスターは徳光和夫が担当。各界からコメンテーターを招き、ご意見を伺っています。
最近北朝鮮問題やイラク問題を扱うことが多いのですが、これも視聴者の最大関心事を取り上げているからです。視聴層は50歳以上の女性が最も多く、ついで50歳以上の男性となっています。


村山アナ: 今や日曜日の朝の顔となりました情報生番組となりました「THE・サンデー」。審議会委員のみなさんはどんなご意見を述べられたのでしょうか。
それでは、第367回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧頂きましょう。



第367回日本テレビ放送番組審議会
A: 徳光さんという人の甘さ、心の温かさが受けているんだろうと思いますね。コメンテーターもそれぞれのプロというのではなくて、ある道のプロではあるけれどもアマチュア。例えばここに将棋のプロが入っていてもこれがは将棋しか知らないはずで、これがこういうふうな事でコメントするというのも、受けているんだろうと思います。コメンテーターとかが甘くていいんですけれども、テレビ局のほうが突っ込んだ取材をしてきてそれを提供して、視聴者代表がコメントを述べるという作りがいいのではないかと私は思います。

B: この番組が全体がどんな構成になっているのかというのがちょっとわかりにくい印象を受けたんですね。日曜の朝というのはだいたい各局シビアな政治問題を詰めていくという番組が割合多くて、それをはしごしていらっしゃる人たちが多いと思うんですね。そういうものに比べるとやはり全体に情報をたくさん提供するという所に徹していらっしゃると思うんですけど、内容を突っ込むという意味ではだいぶ甘いかなという印象を受けました。

C: 1番今の日本のテレビに欠けているのはハードトークというような所だと思うんです。BBCのBBCワールドを見ているとしばらくの間ものすごく突っ込むようなインタビューをやりますよね。ああしたものはハラハラするしスリリングで、結構日本の視聴者の中にも枠組みの中に15分でも入れれば評判になるんじゃないかっていう気がするんです。
やっぱりすばらしいジャーナリストがひとりいて、問題点をどんどん突っ込んでいく、言いたい事があったらどんどん言わせて白熱した討論が出来るというコーナーをひとつ作ってほしいなという気がします。


D: 40分という時間があればいろいろな事を見せることができると思いました。番組の中のそれぞれのVTRの中で専門家のコメントを散りばめていました。それはすごく良かったと思うんですけれども、例えばこのサンデーの中で、江川さんが野球について解説すると、そうだなあと思うんですね。江川さんというのはプロの中のプロでいらっしゃいますし、専門家ですから江川さんがこうなんだとおっしゃると、うんと納得するんですけれどもその同じ納得する要素が他のことについては稀薄だったと思います。その週ならその週の1番メインの大きなテーマについてスタジオにもいらしたら印象度はものすごく違うんじゃないかという感じが致しました。

E: 盛りだくさんの内容でとりわけ私としては、あわただしかった1週間を振り返ってもう1回眺めて見るというのは非常に良いなと思いました。私もコメンテーターの方々が問題について迫力がなかったなと思うんですけども、やっぱりコメンテーターの層が薄いのかなと、発掘の努力が足りないのかなという感じもしました。北朝鮮問題という重要な問題の時には、なるほどと思うようなコメンテーターがいて欲しいものだなと思いました。

F: ひとつ思ったのは江川さんと徳光さんのところなんですけれども、スポーツ番組は非常に今劇画タッチで声があって声色も使ってテロップがあって画面上の処理もして非常に見せる工夫もする映像になってますよね。でもそれを見ると何も残らないんです。何があったのかさっぱり分からない、むしろ江川さんと徳光さんの話していることの方が良くわかるんですね。人っていうのはどんどん色彩とか麻痺してしまうと思うんです。だから静かな視聴者に考えさせるものをもう少しあってもいいんじゃないかなと、この番組だけではないですがそういう風に思いました。

G: 今回特に北朝鮮問題が突出してあったんでこれは言い方悪いんですけれども、北朝鮮映像の在庫一掃整理みたいな感じがして、いろいろ問題は提起しているんだけどこれはもういい訳みたいなもので、今回ばっと見せないともしかしたら見られないかもという事で、ロジックは後付けだなと。ほとんど統一が取れてないですよね。あらゆる映像を見せて結論は特に出てこないですから、これは何かしら意義があるという風には無理があるかなと。僕は日曜の朝だから許すけども、これはちょっと嘘でしょうと思いました。

H: 後半の江川さんと徳光さんのジャイアンツコーナーは掛け合い漫才のようで毎回おもしろく見ています。好きなコーナーです。ただ全体に日曜の朝の番組なのに爽やかさがないように思うんですね。腫れぼったい目をした徳光さんと江川さんの顔を見るとまた1週間たったんだなって思うのは卒業したいような気がするので、目の腫れをとる方法とかあればぜひそれをやって爽やかな感じで朝を迎えた番組にして頂きたいなという感じがしました。

I: 日テレが三冠王であることは知っていたんですけど、三冠王である日テレが日曜の朝にどんな番組をやっているのかと興味があって、ああなるほどこういう感じかと思いまして、全体的に甘いですけど歴史もあってこのへんが日本国民の平均的というか視聴率を上げてやっていく番組なのかなと思いました。全体的には今腫れぼったい人と言ったけど、あの2人で明るい感じがしますね。やってる内容は暗い話が多いですよ。この世情だから。全体の雰囲気としてはとしては明るくやってるなと、いいんじゃないかと思います。

J: 見たいと思ってるサラリーマンの人たちは、日曜日はゆっくり朝寝坊を楽しむという事で、朝8時という時間帯はあまりにも早すぎるというように思うわけです。いっそのこと思い切って他局のやっていない午後の時間に持ってくるというのはどうなのか。となりますと、サラリーマンの人たちはいつも見ることが出来ますし、他局との視聴率競争からも免れるということも出来ますし、さらに言うならば最新のその日の午前中にあった情報もその番組の中で消化できるという、そういう長所もあるんじゃないかと思いました。
それから今日、ご欠席の委員の方からコメントがきておりますのでちょっとご紹介しておきます。まず槙村さんからの意見でございますが、興味を持ちにくい内容の構成でした。前々回の「メレンゲの気持ち」と似た印象です。つまり後で振り返って、あの番組を見ていた時はそれなりに幸せだった、平和だったなと思う番組ということでしょうか。中盤の北朝鮮関係についての部分は、このテレビは何を言いたいのだろうかというばかりで長く感じました。全体に人手が足りない感じ、それから司会、コメンテーターの人選が朝のムードに適していない感じ。沈んだムードです。審議のテーマになっていなかったら見ませんでした、というのが槙村委員のレポートです。
それから増田委員のレポートでありますが、良い点、1週間のニュースやスポーツ、芸能情報が2時間でコンパクトに纏まっている。平日忙しかったサラリーマンにとって、情報を把握できるうれしい番組、ゆったりとしたナレーションでとても分かりやすかったし、日曜日の朝のテンポでいい。それから指摘する点、提案だがという前置きで、番組の開始の時間が日曜日の8時と早いため、起きたときには放送が終わっている事も。日曜日ぐらいはゆっくり過ごしたい、会社員のニーズに合わせるには10時スタートするのはどうか。それから特集の金日正主席生誕祭に異変というタイトルのテーマについては、おどろおどろしい男性のナレーションで少し過剰演出ではないか、北朝鮮のテレビ映像も異様なので、あまり長い時間見ていると気分が悪くなるほど。それから「特集・激戦田中チルドレン対反田中派現職」のテーマについては現状を写しただけのようだった。これだけのコメントです。


村山アナ: ご覧のように様々なご意見がありました。 情報を多く見せるよりも突っ込んだ取材をして欲しい。 コメンテーターの意見が甘い。 発言が物足りない。 伝えたいことがぼやけている。 等厳しいご意見が出ましたが、これに対して番組プロデューサーから次のような発言がありました。

古市アナ: はい。
突っ込みが甘いというご指摘がありましたが、これは報道番組と「THE・サンデー」のような情報番組の住み分けをどうはっきりさせるかの問題にかかわっていると思う。何をテーマにその問題を語るのか、報道番組と違う目線をどう発見し表現するのか、それが今後の課題かと思う。コメンテーターの発言についてはキャスティングはもちろんですが、発言を引き出せる環境作りをしていきたい。取材については独自取材を重視して突っ込んだものにしていきたい。そして最後に委員の皆様のご意見ご批判を率直に受け止め、番組に反映していきたい。
との発言がありました。


村山アナ: 今朝は第367回日本テレビ放送番組審議会のご報告をさせて頂きました。ご意見を参考に今後より充実した番組にしてまいります。

村山アナ: それでは最後にお知らせです。



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古市アナ:

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