村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。


古市アナ: 今朝は今年最後の「第374回・日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたします。

村山アナ: 会議の冒頭、社側から前回の番組審議会などで委員の皆様から頂戴したご意見などを参考に、新たな対策や方針などをご報告しました。

古市アナ: 日本テレビ代表取締役会長、氏家齊一郎より、新たな不正防止と会社の諸制度改善を主眼としたコンプライアンス委員会を設置した事を報告し、続いて代表取締役副社長、萩原敏雄から、新しい番組評価基準を考える会のあり方を再確認いたしました。また、明後日30日に視聴率を考える番組を放送する旨を委員にお伝えしました。

村山アナ: コンプライアンス委員会とは、弁護士や公認会計士を中心に社員も入れて構成した委員会で、あらゆる法令や諸規則を遵守し、透明性の高い企業活動を推進する事により、社会からの信頼や支持を一層強固にするための委員会です。
古市アナ: この委員会の下部機関として、視聴率不正操作の再発防止並びにあらゆる不正行為を防止するための施策を調査検討する不正防止対策委員会。社員の倫理観を高め、かつコンプライアンスを徹底する為の企業風土を醸成するべく、会社の諸制度の改善を検討する業務改善委員会。この2つの委員会が検討し、コンプライアンス委員会に答申、もしくは報告するシステムとなっております。

村山アナ: それでは「第374回・日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧下さい。

『第374回・日本テレビ放送番組審議会』

A委員: 先月の審議会からすごく素早い色々な動きがあって、考えてくださっているんだなというのがよくわかりました。2月の11日に「日テレフォーラム」で「いい番組って何?」っていうのを開催するっていうのもうかがっているので、私たち視聴者はテレビを観る機会はあっても、なかなか意見を言う場はないと思うんです。とかく一方通行になりがちなテレビ局と視聴者の関係を埋める良い機会だと思いますので、そういう場をもっと多く作ってほしいなというのは実感としてあります。

B委員: 2011年にデジタル化の、テレビ局も過渡期でどうするかと。視聴率の問題もここで浮上したんですけれども、その時に最もいい会議の方法はインターネットを使う事だという、現時点での結論に至っているという事は少し、問題がある訳ではないんですがここはテレビ局ですので、やはりインターネットというものはそういう活用の仕方になってきて、テレビ局をどうするかという事についてインターネットを活用しているという事は、現時点ではいいのですがこの先行き8年後の世界を考えた時に、何かを暗示しているのではないかという事も考えておく必要があるのだと思う。

C委員: これからは視聴率のためではなく視聴者のために、どういう番組ができるかなと考える事が大事なんではないかと。もちろん、たくさんの先生方も言われているんですけども、考えた中でこういう視聴率以外の所を基準にするという事はいいと思うんですね。それともう一つ私が感じているのは、幾つか日本テレビの中でもある番組なんですけれど、企業の良いイメージが透けて見えてくるような、企業イメージと重なり合うような番組が幾つかあると思うんですね。その会社のイメージがある中で視聴率が関係ないような方向で、手を取り合うことができないのかなという事を考えたりしていました。

D委員: 「視聴率って何だろう?」の番組についてですが、とても楽しみにしています。その中ではあらゆる意見というか両方の意見というか、現場のシビアな声とかそういうものを是非色々聞いてみたいと思います。それと同時にはっきりとした日テレの立場というか、「こうします」みたいなものを聞きたいと思います。

E委員: やっぱりどんなに良い番組を作っても観てくれる人がいないと、それは本当に甲斐がないといいますか切ないものでありますし、視聴率が全然上がらないで質の良い番組ばっかり作っても恐らく会社の経営としてはこの競争の中で非常に難しい立場に立たされる。どうやっていくかという事を考えると、やっぱり番組を作っていかれる特にクリエイターの人達に対しては、視聴率とクオリティと両方を両立していい物を作ってくれという要求を投げかけざるを得ないのではないのかなと。どっちか一本というのはやっぱり会社が全体として、この資本主義企業として長続きしていく中では無理がある訳。そういう意味では第一線のクリエイター達は本当に重い物を負わされると思うんですけど、良い番組を作って視聴率を上げると。この2つの点を明示的に意識してやっていただく必要があるだろうし、トップがマネージメントが現場に対して掛け声をかける時にはこの2つの両立と、2つ実現してくれという事を繰り返し言う必要があるのかなというふうに思いました。

F委員: 番組審議会推薦番組っていうようなお墨付きをいただいて、文部省推薦っていうドラマ出る時にあんまり嬉しくないような、そういう感じがするんですが、どうなのか。ただやっぱり何か本当に良い番組に対して褒賞なり推薦というものがあるのはすごくいい事だと思いますし、もしこういう事をなさるんだったら本当に良い番組を作った方達にはもう一本また別のトライをしてくださいというように、何か新たな番組ができるぐらいの場を与えるというのを副賞にしてほしいなと、私は思います。

G委員: 僕もさっき副賞のことを考えてたんですよね。いわゆる高視聴率番組を作った場合には、実際的にお金が出ると思うんですが、逆にそういった番組を作ったスタッフは、お金とかそういう賞品をいただかなくても、次の番組を作りやすいということだと思うんですよね、実質的に。変な言い方ですが彼らは表彰しなくたってかまわないと思う。それでこれははっきり言って視聴率よりもクオリティが高い番組という事ですので、こういう番組を作った人達に対してはケアをしていただきたいなと。それは別に高額の賞金というより必ず次の番組を作るというものでもないですが、次のステップをやっていいという事がある程度制度的に保障されるようにすると。そうしないと一本良い番組作って終わってしまうのではあまり意味がないと思う。

H委員: アメリカではコンプライアンス委員会が非常に企業の基礎になっているシステムでございまして、その条件の一つがやはり第三者によるものというものです。ここでは色んな弁護士の方などがお入りになってきちんとできているようでございますが、アメリカで行われているような客観性を保つような努力をしていただきたいと思います。もう一つ、どんな番組が良いかという事ですけれども、本当に今の番組は日本テレビだけではなくて大人が観る番組が非常に少なくなったというふうに感じています。

I委員: 番組審議会推薦という形をとるのは、さすがにやっぱりこちらとしても内心忸怩たるものがありまして、それはやっぱり嬉しくないと思いますし。それに大体番組が流れた後で我々が観て、この番組は良かったというふうに指摘するという事になる訳ですから、従って推薦という場合は普通「これ観てくださいよ」というような形であるので、放送前に推薦して初めて意味があるだろうと思うんですけど、大体事後的なものですから推薦という形には恐らくなりにくいだろうというふうに思う訳です。しかし、優れた番組を何らかの形で表彰するという事は非常に良い事ではないかなと思いますが、ただ我々が朝から晩まで膨大な番組を観ている訳ではございませんので、やはり編成部等のお力をお借りしてある程度選んでいただいて、もちろん委員の方からも選んでもいいですが、その中から我々がこの目で観て、そして選んでいくという方法しか実際問題としては取り得ないんじゃなかろうか、そうでなければあまりにも単なる思いつきで番組が紹介されるという事では、非常に不公平さが残るのではないかという気がいたしました。



古市アナ: 皆様から、明後日放送の視聴率についての番組は大変関心がある、視聴者の意見も多く取り入れてほしいなどのご意見をいただき、これらのご意見に対し社側は、街頭インタビューなど視聴者の皆様からも広くご意見を頂戴すると答えました。

村山アナ: また、一番多かった良い番組、特にドキュメンタリー番組についてのご意見に、その純粋さと公正なスタンスを保つ為に、常に一番良い時間やあり方を考慮しながら放送している旨、お伝えし、今後も審議会で検討していただきたいと結びました。

古市アナ: 今朝は「第374回・日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。

村山アナ: それでは最後にお知らせです。

お知らせ: 放送番組によってあなたの人権が侵害された?青少年への放送の在り方にご意見がある。そんな時はBPO。放送倫理機構です。放送があなたのより良きパートナーである為に。 番組によってあなたの人権が侵害された時や、青少年に対する放送の在り方など、放送に関するご意見、苦情がある時には下記の番号までお寄せください。

     電話番号:03-5212-7333
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     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。
     受付開始:7月1日から。


古市アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来年、お目にかかります。どうぞ、良いお年をお迎えください。




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