村山アナ:
おはようございます。この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



日本テレビ放送番組審議会
槙村 さとる委員

古市アナ: 今朝は年末年始番組に対して、皆様から寄せられたご意見・ご批判をご紹介してまいります。

村山アナ: 年末年始番組といいますといわゆる、スペシャル番組が並んでいる訳ですが皆様はどうご覧になられたのでしょうか。スタジオには日本テレビ放送番組審議会委員の槙村さとるさんにお越しいただきました。おはようございます。

槙村: おはようございます。宜しくお願いします。

村山アナ: 槙村さんは年末年始、ご家庭でテレビをご覧になるという時間はありましたか。

槙村: 流しっぱなしという事はありますが、私はお正月が明けてからのんびり片付け物をするのが好きなので、あまり観てなかったですね。

村山アナ: はい。それでは早速皆様からいただいたご意見、ご紹介してまいりますが、まず大変多くのお叱りとご意見をいただいた大晦日の特別番組「イノキボンバイエ2003」に対するものです。

古市アナ: その代表的なご意見をご紹介いたします。
前日まで対戦カードが確定せず、そのドタバタぶりは格闘技ファンを無視しているとしか思えない。各局が大晦日に横並びで格闘技を放送するから、選手の奪い合いになってそういう事になるのだと思う。別に、大晦日に格闘技を観たい訳ではない。テレビは何を考えているのか、憤りを感じる。
という、30代の男性からのご意見です。

村山アナ: まず、直前まで対戦カードが確定しなかった背景をご説明いたしますと、メインイベントに予定していたミルコ・クロコップ選手は背中の怪我のため出場が不可能となりました。そのため、結果として視聴者を失望させてしまいました。数日前にその事を発表はしていたのですが、大変ご迷惑をかけた事を深く反省しております。結果的に視聴者の方のご期待に添えない形となってしまった訳ですが、槙村さんはこの「イノキボンバイエ2003」はご覧になりましたでしょうか。

槙村: じっくりは観ませんでした。やっぱり裏の紅白に対して視聴率がほしいっていう事でみんな格闘技が流れるんでしょうけど、私も違ってるんじゃないかと思いましたね、揃ってしまうというのは。真似っこですから。全員が観てほしいと思いながら全員喰い合ってしまってという感じが目に見えてますし、私なんか何か作る立場からしたら、誰もやってない事をやろうって考えるのが普通ですし。それからどこの局か忘れたんですが、日本テレビですか。一昨年の大晦日に「ラーメンベスト100」みたいなのをやっていて、私はそれが楽しくてずっと観てましたよ。いいのを作ってるなと思いました。だから、独自の路線をやってほしいと思います。

村山アナ: 日本テレビとしても大いに反省しまして、今年こそ皆様のご期待に添えるような番組を作ってまいりたいと考えております。さて、続いてですが12月24日に放送されました「今夜決定!!日本一うまい鍋」に対するご意見です。

古市アナ:
秋田の比内鳥を取り上げていたが、以前他局の番組で、比内鳥は天然記念物で食べると罰せられると言っていた。鍋にして食べて良いのかと疑問に思う。
というご意見です。

村山アナ: このご意見に対しまして、担当者はこのように話しています。比内鳥は確かに日本原種の鳥で天然記念物に指定されています。しかし、20年ほど前から食肉用として飼育され、その比内鳥なら食べてもかまいません。種の保存が確保されている限り、食肉として利用してよいのです。その事をはっきりさせるべきだったと反省しています。とのことですが、槙村さんこれに関してはいかがですか。

槙村: 美味しいし、私も食べますよ。お肉屋さんに売ってますから。天然記念物であるという事は知りませんでした。それでやっぱり局の人は天然記念物であるという事を知っていたんですよね。でもそういう事のことわりがなかった。手紙をくれた人は、保護されていれば食肉用に育てられたものは食べられるという事を知っていたのだろうか。どっちもお互いに知ってる部分と知らない部分もある訳ですよね。そういう行き違いなだけであって、自分が全ての事を知っている訳ではないのだから、いつも調べるとか、手紙をくれた人みたいに聞いてみる、質問してみる習慣というのはすごくいいなと思いました。

村山アナ: それでは続いてですが、12月27日に放送されました「恋のから騒ぎ」について寄せられたご意見です。

古市アナ: はい、ご紹介いたします。
出演者が言ったメールアドレスが自分のものと同じでした。そのため、その後の20分間に侮辱するメールが500通も届き、大変迷惑しました。アドレスとか電話番号についての発言はカットすべきではないでしょうか。
というご意見です。

村山アナ: 不快な思いをされた事に対しましては、お詫び申し上げます。その場面を確認しましたところ、そのメールアドレスは現在変更しているのでメールを送らないようにと、注意を促すテロップが出されてはいました。しかしこうして迷惑を被ってしまった方がいた訳ですから。

槙村: 本当に注意しないとっていう感じですね。次に同じようなケースがあった場合には事件にならないようにという事はできると思うんですけども、そういうプライベートなナンバーというのは、バラエティであるとかテレビというのとはすごく馴染みの悪いものですから。だからそれは本当に注意した方がいいと思いました。あともう一つは、観てる人からしてなんでもない他人に対して何でそうやってメールを送るかなという所が、怖いなと思った所ですね。もっと自分と関係のある人と関わってくださいっていう事ですね。ちょっとリアクション早すぎ。

村山アナ: 確かにメールという非常に便利な手段であるがために、こういった事も起きてしまうかと思うんですが。

槙村: 卑怯っていうか、ねえ。

村山アナ: こういった個人のプライバシーに関わる事に関しては、今後注意して放送してまいります。さて、続いては12月29日に放送しました「ザ・ワイド」の「歳末お買い物情報」に対するご意見です。

古市アナ:
激安の蟹を売る店が紹介され、放送終了直後その店へ出かけたのですが、既にその商品はなくなっていました。放送では大晦日まで激安で売ると言っていたのに、騙された気分でした。
というご意見です。

村山アナ: 予想を遥かに超えるお客様で商品が売り切れてしまい、ご迷惑をおかけしました。番組中、「売り切れ次第終了」という事をお伝えできずにこういったトラブルが起こってしまった訳です。

槙村: やっぱり売り切れ次第終了するとか限定何個とか何時とか、そういうのはもう最初に言っておくぐらいな勢いで言っておかないと、テレビの宣伝力っていうのはやっぱりすごくて、さっきの件ともちょっとかぶりますけど、私も一回テレビを観て何かで走った事があるんですよ。すぐ行ったけどもう売り切れてて、バカだなって自分でも思いましたけど。そういう大きい人数が動いちゃうという事を、観てる方の人もよくよく考えて冷静に行動してほしいというふうに思いました。

古市アナ: 特に年末年始でお買い物する方が多い時期ですから、そうなる事は予想できたはずですし、その辺のケアはするべきだったんでしょうね。

槙村: そうですね。やっぱりテレビと関わるという事は、お客さんも大変だしお店の方も大変だし、色々成熟させたい関係っていうかこれからもそういう部分だと思います。あんまり問題ばっかり起こっちゃって皆が不快な思いしてもつまらないですよね。

村山アナ: そうですね、わかりました。さて、続いては1月1日元旦に放送されました「世界あっぱれ最強祭り!!生ですべてが決着スペシャル あやや決死のマジック挑戦 大爆発 炎からの脱出」に寄せられたご意見です。

古市アナ:
新年早々、悪ふざけが過ぎる。我が家の娘2人は松浦亜弥が死んだと思い、泣いてしまった。まるで事故が発生したと思わせる演出で、炎に包まれた彼女は助からないと子供達は思ってしまったのだ。マジックとわかっているのは大人だけ。子供が観ている事を充分意識してほしい。
という、厳しいご意見です。

村山アナ: たとえマジックと言っても、演出が過激すぎたのではないかというご意見ですが、これに関してはいかがですか。

槙村: 私は個人的には子供が泣いたからって何が問題なんですか、っていう立場なんですよ。あややが大好きだから泣いちゃうんですよね。好きな人でも怪我しちゃうかもしれないとか死んじゃうかもしれないというのは、想像上でも経験するという事は子供にとってはすごい大切な事で、涙が出ちゃうというのは自然な事で、そういう経験は私はまずいとは思わないんで、かえってそういう所をとらえて瀬戸内寂聴さんじゃないけど皆さん安心してください、誰でも死ぬんですからっていうふうに言いたいな、大人として。あとはあやしてあげて、ほら死んでないよって言って、ちょっと考えさせた方がいいんじゃないかと思うんですけどね。やっぱり怖い事っていうのはあるのは当然ですよね、子供の時は特に。あんまり子供が泣く事を恐れない方がいいんじゃないかと思いました。あと、心配だったら番組の頭に「よいこは見ないでね」ってやっちゃうとかね。親がある程度コントロールしなきゃいけない立場だったら、そういうのを見てチェックした方がいいんじゃないかと思いますね。

古市アナ: 番組の最初と最後に、ちゃんと安心できるところを作ってあげるような努力をしなきゃいけないかもしれませんね。

槙村: 子供の気持ちの発達に合わせて、色々見せたりやめさせたりというのもありますから。

村山アナ: はい、わかりました。槙村さんは年末年始の特別番組に対して何かご意見、そしてご要望などありましたら、最後にお願いします。

槙村: 賑やかで楽しければいいな、おめでたいっていう感じなんですけれども、「はじめてのおつかい」で今年ちょっと最後の方観たんですけれど、割と自己中心的な生き方をしている息子に対してお母さんがビシッて叱る所があって、緊張とかリアリティがあって観られて本当によかったなと思いました。なんか今までののほのぼのとはちょっと一味違うシーンなんかも入っていて、「おつかい」も成長しているんだと、番組が強くなっているなと思いました。

村山アナ: はい、わかりました。今朝は年末年始の特別番組に寄せられました皆様からのご意見、ご紹介してまいりました。スタジオには日本テレビ放送番組審議会委員の槙村さとるさんにお越しいただきました。槙村さん、ありがとうございました。それでは、最後にお知らせです。

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古市アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
お手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来週お目にかかりましょう。




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