村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



古市アナ: 今朝は2月24日に開催されました、「第376回日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたします。今回のテーマは『メディアマガジン7・第5回日テレフォーラム』についての合評が行われました。

村山アナ: 放送番組審議会の番組合評に先立ち、間部代表取締役社長より、サブリミナル的表現手法と急激な輝度変化に伴う場面転換、いわゆるパカパカに関する報告がありました。

古市アナ: 一部報道により、『マネーの虎』と『踊る!さんま御殿!!』にサブリミナル的手法が使われているのではないかとの指摘があり、それを受けて詳細な調査をいたしましたが、どちらの番組もサブリミナル的手法にはあたらないとの結論に至りました。しかし、『踊る!さんま御殿!!』は輝度変化において一部、放送基準に抵触する表現があったことが確認されましたので、直ちに改善いたしました。ほかの番組につきましても改めて徹底したチェックを行うとともに、適正でない映像手法や誤解を招く手法を用いないよう全社員に向けて再度注意、喚起いたしました。

村山アナ: それでは『メディアマガジン7・日テレフォーラム』とはどんな番組かご覧ください。

古市アナ: 今年5年目を迎えた視聴者とテレビ番組制作者が直接話し合う対話集会、メディアマガジン7・日テレフォーラムを2月21日土曜日 午前10時30分から放送しました。今回は『いい番組って何?』をそれぞれの立場から本音で議論し、また社内アンケートなど新たな試みを交えて、たくさんの意見を組み入れられるようはかりました。

村山アナ: それでは合評の模様をご覧ください。

『第376回・日本テレビ放送番組審議会』

A委員: 番組のタイトルが『いい番組って何?』っていうことの割には悪いことに対する指摘の部分が多くていいところをこれからどういう風に番組作りに建設的に考えていくかというところ等が弱かったなと思うんですよ。一番最後の質問で、学校の先生だったかと思うんですけど、メディアリテラシーのことも含めながらも、テレビがこれから教育のことでどんな協力をしてくれるんですかっていう質問がありましたけれども、その答えについていろいろとテレビの製作の方々から聞きたかったなと思いました。最後の7・8分のQ&Aで会場との質問事項などがあって、答えられなかったことがばーっと並びましたけれども、むしろ最後に質問されたことに対して答えてほしかったなというものがずいぶんと並んでいたように思います。テレビのこれからの教育性についてもそうですけれども、医療関係にしてもこれからどういうことを考えていくのか、次回はそういうことを受けての番組をぜひ作っていただきたいなと思いました。

B委員: テレビを教育の中に入れるとかあるいは学校に取り上げてもらうとか関心をもってもらうということは非常にいいことだと思いますけれど、日本テレビは堂々と主張して本音を言ってもらって建前だけではなくて、それが正しいことなんだという姿勢を貫いていってほしいですね。教育に関する報道はほとんどが建前と正義と、そういう風なことばっかりであって、本音が全然出たことがないという世の中で、本音をどんどん言っていくということが大事なこと。それが、このテレビ局は信頼できるという評価を勝ち得ることだと思います。

C委員: 3時間収録をして1時間弱にまとめるという事が、ちょっと無理だったんじゃないかなと思いますね。3時間討論する内容があるならば、その3時間丸々報道するのは枠として難しいと思いますけれども、3分の2を切り捨てるということはほとんど切り捨ててしまうことにもなりますので、多分枠が無理だったのかなあという感じがします。もう少し実際の収録と報道の枠を近づければ、その中の議論の行き来もリアルに見えてくるのではないのかなという感じがいたしましたが、このようにいい番組とは何かというのは、社会正義は何かとか、正しいということは何かということを人間は未来永劫追及していく訳ですから、そのプロセスの一つと考えれば、極めて意義があったのかなと感じました。

D委員: 番組制作者の考える視聴者像と実際の視聴者とのギャップを強く感じました。また、逆に制作者の番組に対する思いとか、普段私たちに伝わってこない部分を聞くことができて、私の考える制作者像との差も感じました。そういう意味で直接意見を交わすこのような場を作ることはとても有意義だと思います。ただ一括りにいい番組とは何か、制作者も視聴者もわかっている上で、見たい番組といい番組が一致しないことや、制作者が採算が合わないと思っているところとかをもう少し本音で議論できたらよかったかなというのが感想です。

E委員: 実際はもう少し多数の人たちができた討論番組ですのでギクシャクしたりあらぬ方向に行ったり、収集しながらになったと思うんですが、本当はそういう方を見せたほうがいいのかなという風に思うんですよね。この中に100人とか120人の方が出席してて、まあ、要するに120通りの意見ですよね。これをいい番組とか報道の在り方にしていくのはなかなか難しいなという風に思いました。

F委員: その広場にきている人たちの前提の価値観と申しますか、皆さんがテレビを大切だと思っている人であるという確認を最初に取ったほうがいいのではないかと思いました。なんとなく足場がしっかりしていない上でみんなで話し合うんで、海の上に浮いてる藻みたいなかんじでざーっと流れていってしまうような感じがしたので。あと例えばテレビはうちには必要ないです、という方もいらっしゃいますし、ちょっとまずいなと思ったらすぐに消しますという方もいると思うんですよ。そういう人もいます。そうじゃなくて、もっと普通に家の中の空気のように、エアコンのようにありますっていうおうちもあると思うんでそういうのをサーっとさらってから、テレビって意味あるよね、っていう人がここに集まりましたっていう風になった方がいいのではないかと思いました。

G委員: バラエティのお笑いのところなんですけど、いろんな議論があったけど、結局話している内容はだんだんいい番組の内容から、子供をどう教育するかとか、家庭の中でテレビをどういう風に見るかとかテレビの中身からどんどん離れていってしまって、学校の方とかがいらしたからかもしれませんが、テレビの見方みたいな話になってしまったと感じました。これは確かに難しい問題のひとつでいい番組の中身のことを思ううちにテレビをどう扱うかというところからどんどん離れていってしまうという本質があるんですね。これはなかなかこの議論を進めていくのは難しいかなと思いました。

H委員: すごく視聴率が取れる番組ではないような感じがするけども、こういうきちんとした番組もやっているんだなと思いました。こういう考えさせる番組もやっているということに感心したし、ただいい番組って何っていう括りが大きすぎて、ちょっとまとまっていなかったんではないか。いろんなところにいきすぎてしまったのではないか、一つ一つの深まりが足りなかったのではないかなという感じがしました。

I委員: テレビの本当性ということについても、私はニュースについてはもうちょっと高いのかなと思っていたんですけれども、全体として36%くらいというところにはうなずける部分もありました。すべてやらせだと思っているわけではないですけど、テレビの番組っていうのはバラエティにしろドラマにしろ、制作とか編集の手が入っていて生の事実をすべて報道しているわけではないと、流しているわけではないということはみんな結構わかっていることなんですね。視聴者は割合冷めていて、結構距離をおいてみているのかなという印象をもちました。

委員長: 番組の中で、日テレの関係者がうちは客観報道でいくんだ。意見報道の立場はとらないといっていたけれど、これはきわめて立派だと思いました。その姿勢は重要だろうと思います。ただ、客観報道とは何かというのが重要でして、客観的な報道といえば真実と受け取られがちですが、必ずしもそうではない。編集もあるでしょうし、色んな見方もあるでしょうから取り上げ方によっては客観的と思われていても、実は真実とは大きく離れていくこともある。テレビ局としてはできるだけ情報を集めて真実に近づける努力をするしかないのではないかと思う。そういう意味では編集者の姿勢というものが、常に問われていると思うし、そういう自戒の念が必要だろうと思いました。



古市アナ: これを受けまして社側から次のようなコメントがありました。

村山アナ:
テーマに幅を持たせているため3時間の間、多方面に議論が広がったのは良かったと思う。ただ55分にまとめるのが難しかったというのが実感。
と述べ、また、
放送時間内に収まるよう内容を選択して絞り込まざるを得なかった。放送していない貴重なご意見は別の形で社員に伝え、番組作りに生かしたい。
と答えました。

古市アナ: 今朝は「第376回・日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。

村山アナ: それでは最後にお知らせです。

お知らせ: 放送番組によってあなたの人権が侵害された?青少年への放送の在り方にご意見がある。そんな時はBPO。放送倫理機構です。放送があなたのより良きパートナーである為に。 番組によってあなたの人権が侵害された時や、青少年に対する放送の在り方など、放送に関するご意見、苦情がある時には下記の番号までお寄せください。

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     受付開始:7月1日から。


古市アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来週、お目にかかりましょう。




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