村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



古市アナ: 今朝は第385回日本テレビ放送番組審議会の模様をお送りいたします。今朝は、毎週土曜日夜7:57から放送しておりますバラエティ番組『世界一受けたい授業』についての合評でした。

村山アナ: まず『世界一受けたい授業』とは、どんな番組なのかご覧下さい。

古市アナ: 『世界一受けたい授業』は学校教育では学べない知的欲求を満たしてくれる、言わば生きるヒントを個性豊かな各界のスペシャリストから学ぶ番組です。とにかく、面白い話が聞きたいと、テレビの機動力を駆使して探し出した全国の最強先生が毎回3人登場。魅力的な授業を通して持論を展開し、真に有意義な知識をお届けします。この番組はいままでの常識を覆し、学ぶ事の楽しさを再認識していただけるような、目からウロコが落ちる、新しい形のアカデミックバラエティです。

村山アナ: それでは、第385回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧下さい。


385回日本テレビ放送番組審議会

A委員: これを見ましてですね、非常に面白い番組だなと思いました。こういう番組がもっと視聴率が高くなって、多くの人に見られるのがいいのではないかと思うんですね。『世界一受けたい授業』ってなんだ?って言われたら、あれがまさにゆとりなんですよね。これは今までのこのテレビ見たからといって、国語力とか、英語だとか、学力が上がるわけじゃありませんで、こういうテレビを見るというのが一番ゆとりであって、あの1時間番組を授業中にそのまま流して、それを総合学習に持って行くというぐらいの意気込みでないといかんと私は思うんですね。

B委員: この番組のいい所というのは、大人、高齢者であっても親であっても、知ったかぶらずに済むと言う。気楽に見られるんですね。特に教養番組は、あれどういう意味?っていうのとを解説しなければいけないので、親って結構緊張してみるんですが、これは本当に全然知らないの。初めてのことと、はっきり言えますし、子供も、「親もおじいちゃま、おばあちゃまも知らない事ってあるんだ。じゃあ、僕は同じレベルで見てるんだ」って言う自信も持ってるようで、じゃあやってみようねって子供から言えるような。そういう風に家族で見られるので、土曜日のこの時間帯にはぴったりの番組だと思います。

C委員: 実質的には40分ちょっと位、45分ぐらいですかね。放送時間というのは。そこで3人の先生という事で、やっぱり短いかな、1人。「え?もう終わり」という。番組としては、放送する側としてはいいのかもしれませんが、見る側としてはちょっと不満が残るかなと。ただしまあ、それがスピード感に繋がって、見やすくなっているので、それはプラスマイナスゼロかもしれません。ただ、正直に言って、これは、タイトル『世界一受けたい授業』なんですが、そういうものでは無いでしょうね。これはバラエティ番組の編集だと思います。これは、好みの問題があると思うんですが、僕自身としては、自分が1時間時間を潰すのだったら、もっと何か1時間見て、為になったというものがあればいいなと、正直。

D委員: すぐに忘れてしまうというのがテレビで得た知識だと思ってますから、そのテレビで知識を得るには最良というか、とてもいい、みんなを世代を超えて、色々引き付けるいい見せ方、だなと思いました。そして、一つだけ気になったのは、これは私が気になるのだけかもしれないですけども、生徒さんが多くて、その生徒さんの「へー。」「あー。」「うー。」のうなずきとか、顔のアップが次々に出てくるのは非常に、集中をさまたげる時があったかもしれない。私の場合はありました。あと、お願いがあるのですが、素晴らしい先生を日本中から探してきて欲しいですね。

E委員: 今、委員Dがおっしゃったようにこれからフレッシュないい先生をどうやって発掘して、どういうコンビネーションで、二人、あるいは3人揃えて毎回続けていくのか、これがたぶん課題なんだろうなと。いい先生を、それこそ日本中から発掘していただきたいなと思います。基本的には、子供達と一緒であれ、自分だけであれ、あるいは年配の親たちと一緒であれ、家族で、どの年齢層で見ても良い番組だなと。バラエティ番組の最高品質に属するのではないかなと思って大変いい番組だと思いました。

F委員: 最初の森永先生なんですけど、経済の本質をマンガをもって説明してくださった所が凄く分かりやすかったです。ただ、気になったのは、字幕スーパーが異様に多かった事です。それは、ポイントをおさえる事はいいと思うのですね、経済の本質の交換ですとか、価値の保存、価値の尺度というポイントの言葉はいいと思ったのですけど、「そうなんです。」というリアクションのところまで字幕は必要かな?という所が、ちょっと大袈裟に思いました。それと、お金のカラクリというテーマを上げてらっしゃったんですよね?だけど、番組を通してみたら、お金の機能の説明ばかりされていて、なんかそのテーマとは合っていなかったとおもいます。番組の方でそのようにしたかどうか、先生の意思ではなかったかも知れませんけど、そこがちょっときになりました。

G委員: こういう授業のやり方を現場でも少しやってみませんか?というような、提案かも知れないような、気がして、見始めたんですね。そうしたらやっぱりテレビはそういうものではではないんだって言うことが、バラエティで楽しめばいいっていうものなんだなっていう事はわかりました。番組の制作者の方が、なんか先生に対して、言えるのか。先生は、自分がやりたい事をやっているのか。バラエティ番組の為に演出的に要求をして、そしてあのような授業になったのか、見ていてどちらなんだろう。どうも後で、演出の人たちの要求にこの先生屈してあのような授業の仕方にしたんじゃないか、って言うような気がしてみていました。

H委員: これはやっぱり授業ですけれども、授業という形を取ったバラエティ番組で、最近は全体に内容、学問というよりはHOWTOが多いんですね。すぐに役に立つ知識とか、すぐに役に立つ方法とかというものを教えてくれるわけですから、実際見てるとつい私も見てると、やってみようかなって思うようなことも出てくると思うんですけど、授業とか勉強とか学問とかってそういうものだろうか?という事もチョット感じなくもない。それから、先生たちがどう、面白おかしくではなくいい授業をやれるという事になるのですけど、先生によって随分差があるし、これは恐らくかなり長い授業を編集してらっしゃるのではないかと思うのですけど、結果的に話がやはりどうしても断片的になるんですね。情報の断片のお話が多くって、学問ってやっぱりもう少しトータルな事を学んでいくような事が必要なんじゃないかと。それがテレビでは無理かも知れないんですけど、その辺がちょっと物足りないというような印象も持ちました。

委員長: やっぱりテレビを見る人というのは気まぐれであるわけで、教室に集められていやいやながら聞かされるというのではない。いつでもチャンネルを切り替えるという事は出来るわけで、そういった人を画面に釘付けにするという、そういう授業のテクニックというものを一旦その中から垣間見ることが出来た、知ることが出来た気がいたしました。ちょっと難を言いますと、私に言わせますと、舞台セットがケバケバしく感じられましてですね。なんかパチンコ店の店内にいるような、そんな錯覚に捕らわれた落ち着きが無かったような感じがいたしました。それから、3人の先生の話は非常に面白くて、時間が経つのも忘れるぐらいであっんですけども、時間に無理があったのか、たたみ掛けるようなスピード感がありまして、ああなってしまうと三日性になってしまうんですよ。折角得られた知識が後に残ってない、折角あれだけの材料ですから、少し間を取って、それこそ今の教育じゃありませんが、ゆとり授業でやっていただけたならば、もっともっと身になったのではないかなという気がいたしました。

村山アナ: また、今回欠席されましたI委員からは次のようなコメントがありました。

古市アナ:
この番組をみて、まず作り方の上手さを感じました。教授たちの講義はこちらの集中力も増し、面白さ、楽しさが湧き上がる内容でした。今のバラエティ番組に足りないのはこの気持ちよい緊張感や、集中感のようなものだと思いました。

村山アナ: 委員の方々のご意見をうけまして、番組担当者からは次のようなコメントがありました。

目指しているものは、笑って楽しむという事にプラスアルファーの付加価値をつけられればという事。これからも、独自で精査した先生を探し出し、試行錯誤しながら番組を作り上げていきたいとし、またシステムとしては一人の先生に一人の担当ディレクターがついて、一緒に面白い番組を作ろうという密な関係の中で授業を行なっている。

と説明しました。

古市アナ: 今朝は、第385回日本テレビ放送番組審議会の模様をお送りいたしました。

村山アナ: ここで日本テレビからのおしらせです。
日本テレビでは放送と青少年問題に取り組む為、視聴者と番組制作者が直接話し合う『日テレフォーラム』を1999年より開催してまいりました。6回目となります今回は「テレビは必要?必要じゃない?」をテーマに視聴者の皆様から沢山のご意見を頂戴し、今後の番組作りに反映して行きたいと思います。開催の概要は以下の通りです。なお、現在このフォーラムに関するアンケートのご協力及び、参加者の募集を行なっております。詳しくは日本テレビのホームページをご覧下さい。

『日テレフォーラム』参加募集のお知らせ

開催日 2005年3月6日(日)午後
場 所 麹町日本テレビスタジオ
テーマ 「テレビは必要?必要じゃない?」
参加者 視聴者(約100人)・番組制作者
    (後日、日本テレビで放送を予定しています)

<日本テレビ ホームページ>
http://www.ntv.co.jp/forum/

お知らせ: ある日、傷つき、悲しみ、涙がポロり。放送で、あなたの人権が侵害されてしまったら、放送と人権委員会にご相談ください。BPO。

     電話番号:03-5212-7333
     FAX 番号:03-5212-7330
     HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


古市アナ: 番組では、皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     どんどんお寄せください

村山アナ: それではまた来週、お目にかかりましょう。




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