村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



鷹西アナ: 今朝は第386回日本テレビ放送番組審議会のご報告をいたします。

村山アナ: 審議会の冒頭、深夜放送のバラエティ番組『カミングダウト』における不適切な内容の放送について、日本テレビ編成局長渡辺弘より委員の皆様にご説明いたしました。

渡辺: 『カミングダウト』といいますのは、火曜日の深夜の番組でございまして、タレントさんが来て、色々な事を自分の告白風に、実はこういう事がありましたみたいな事を本当かどうかあてていくというような趣旨の番組でございます。それで、ご存知かと思いますが、簡単に申し上げれば、未成年の女性タレントが出てきまして、実は昔万引きですか。駄菓子屋さんと思しきところで、万引きのような事をやって、その店を潰した事があるみたいな、それが本当かどうかと。「本当です」と当人が言った事なんですけど。そういう事を放送する事自体が決してあってはならないことでございまして、大変申しわけございません。非常に各所にご迷惑お掛けいたします。対処としましては、当然放送直後、勿論の事ですが視聴者からも苦情がいっぱいで、私どもも担当のCP・PDを厳重注意いたします。それから制作協力をしているスタッフも厳重注意いたしまして、二度とこのような事が無いようにとりあえず注意はしました。

鷹西アナ: この件に関しまして、日本テレビは後日、次のような内容の追加報告を公表しました。

村山アナ: 2月15日放送のバラエティ番組『カミングダウト』において、未成年タレントが過去に窃盗を働いたという案件を題材にしたことについて、弊社では早急に内部調査を行ない、公表するとともに、就業規則に則った厳正なる処分を行ないました。

鷹西アナ: それでは、今回のメインテーマである、ドラマ『ごくせん』の合評の模様をご覧頂きます。

村山アナ: その前に『ごくせん』とはどのような内容なのか簡単にご説明いたします。

鷹西アナ: トレードマークはメガネにおさげ髪、そしてジャージ。ちょっと冴えない女教師が持ち前の正義感とめっぽう強い喧嘩で生徒達に起こる事件を次々と解決していく、去年大人気だったドラマ、『ごくせん』が帰ってきました。

村山アナ: それでは、第386回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧下さい。

 
第386回日本テレビ放送番組審議会

委員A: 今色々、子供達この教育の現場でも変な事件が多い中で、先生と子供が向き合っているかという事に対してもいいメッセージを送ってくれていると思いますし、友達と友達同士、それから子供と親という置き換えて考えても、言葉の一つ一つが染み込んでくるいいドラマだなと思いました。それで、視聴率も高いので、こういう皆さんに支持されている番組って悪いところを探す方が難しいと思うんですけども、あえて感じたことは、今回ヤンクミは随分と悪いものと戦うアクションが出てきますよね。そこの所はやっぱりちょっと弱弱しいなって。一生懸命頑張っているのだろうけども、演技が上手いだけに、そのアクションが入ってくると、ちょっとそういう物足りなさを感じました。

委員B: 凄く高い視聴率でいい番組だと思うんですね。それで、これ私学だからやりたい放題、という言い方はおかしいのですが、私学だという前提がいいと思うんですね。それから、子供が今、非行に走っているとか、引き篭もりであるとか、おかしな常識外の犯罪を犯すような人たちが居ますけども、この『ごくせん』というドラマはそういう風な罪を犯した人とか、そういうものに見せるということがひとつ良いと思うのですね。といいますのは、今の人たちが失ったものを、取り上げてるんだとしたら、友情とか家族の絆だとか、そういう風なことだという事も最初にしっかり謳っていて、だからこそ受けていて20数パーセントとなっているのかなと私思うんですね。

委員C: 私はよく任侠ものを美化するというようなものが基本的に好きではないので、そこが個人的には受け入れられない部分と、言葉使いなんですが、すごむ時、怒る時、戦う時に、「おまえら」「てめーら」というのはいいんですけども、学校で教師として、子供と対面した時には「君達」とか戻ってもいいと思うんですね。3−Dのようなクラスがある学校で、あの、のほほんとした雰囲気はやっぱりちょっと現実離れしすぎているのじゃないかと思います。かといって、説教臭く、暗くなったのでは、他のべったりとした学園ドラマと同じになってしまうので、コミカルな意味あいは良いと思いますが、あまりにものほほんとしていると、現場で戦っている先生たちはこのドラマを見てどう思うんだろうっていう風に、現場サイドの事がわかってしまうので、その辺は見ていて、うーん。という部分がありました。

委員D: これ元々マンガ原作で内容も違いますけども、これ自身も僕はマンガだと思います。つまり、マンガという言い方がおかしかったらファンタジーになってますよね。マンガだとこういう荒れた学園ものというのが昔から王道であって、よくPTAとか教育委員会から文句つけられるようなやつがあるんですよね。こういうものを作ってもし、問題になるとしたら現場サイドとの調整なんですね。つまり、実際に学園に行って仕事をしている人とか、実際に高校生問題にぶつかっている人が、「そうじゃないよ!」という感想が出てきた場合なんですよ。これはもう想像上の学校で、想像上の理想の先生がいて、今の日本ではありえない教育をやっていると。ですから、そういったファンタジーというか、願望のものとして作られていて、それは僕は良く出来ていると思います。

委員E: コミックをドラマ化したら、そのまんまマンガとしてドラマ化したらこんな風になるんだろうなというドラマ化の手法を本当に上手く使ってらっしゃって、これは、画期をなすものだろうなという風に思いました。昔流行った、青春とは何だ?とか、これが青春だ!といったそのままの流れのテーマを描いていて、それを上手に描いているので、これが流行っているうちは日本人問題ないと思うんですけど。で、もう一つ気になったのは私が見ている限りですが、暴力で解決する。解決でもないかもしれないけど、暴力が解決の要となるという所が。もう全部見ている方は、ちょっと違うぞっておっしゃるかもしれませんが、そういう所、暴力を使わず頭で解決してみろよっていう所も一個ぐらいあってもいいんじゃないかなという気がしました。

委員F: やっぱり今の、この時代のテーマというか、学校の問題。学校で若い子達が抱えている問題というのの本当のところに何か触れるものがあると思うんですね。あそこまで極端じゃないにしても、子供達が求めているものが何らかの形であそこには映ってると思うので、若い人たちが高く支持するというのもとてもよくわかる感じがします。だから、これは大嘘をついて本当のところに触れていくようなドラマだなと言う風に感じました。

委員長: あの中でヤンクミがいう言葉で、早口で言うんですけど、言っている内容を聞いていると例えば、力の強さより心の強さであるとか、約束は守るものだとか言ってる事で、いわばあたりまえの事なんですけど、ドラマの中では非常に説得力をもって受け止められる。これがこの番組の非常にいい所ではないかなという感じがしました。ただやっぱり、先ほどどなたかがおっしゃってましたが、言葉遣いが非常に悪くなりますので、特に一番最初の場面で幼稚園児ですか?がおひかえなすってみんなで合掌しておりましたが、そういう所が強調されて、これが流行されるとちょっと困るなという感じがしましたのですが、非常に面白く拝見しております。

村山アナ: 皆様のご意見を受けまして、番組担当者は次のようにお答えしました。
どこをリアルに描くか、逆にコメディにするか計算し、議論を重ね、覚悟を持って作った。また、一切立ち回りをせずに解決する回もあり、色々なパターン、テーマを訴えて表現したのが、受け入れられているのだと解釈している。
このようにコメントいたしました。
今朝は、第386回日本テレビ放送番組審議会の模様をお送りいたしました。

鷹西アナ: それではここで、先日行なわれました日テレフォーラムのご報告をいたします。

村山アナ: この日テレフォーラムは番組制作者と視聴者が放送と青少年問題等について理解を深めるもので、今回で6回目となります。今回は「テレビは必要?必要じゃない?」をテーマに今月6日に開きました。視聴者からは、テレビを見すぎると考える力や、感じる力が鈍らないか、とか、家庭に比べてテレビの影響力は大きいので、番組制作にあたっては十分気をつけて欲しいなどの意見が出されました。この模様は3月19日(土)午前10時30分から放送します。

鷹西アナ: 続いて、2005年度前期番組モニター募集のお知らせです。日本テレビは視聴者の声を聞き、番組の向上に役立てるために2005年度前期番組モニターを募集いたします。

(応募概要)
■都内及び東京近郊に在住のテレビをよく見る高校生から60代の方。
■日本テレビの説明会及び懇親会に出席できパソコンで送受信できる方

(応募方法)
■住所・郵便番号・氏名・年齢・家族構成・電話番号・メールアドレスを明記して、日本テレビで放送している番組を1つ選び、選んだ理由と感想文を300字以内で書き、官製ハガキまたはホームページにてご応募ください。

(宛先)
■郵便番号105-8714 日本テレビ「番組モニター」係
■ホームページアドレス http://www.ntv.co.jp/monitor

(締め切り)
■3月27日(日)消印有効

村山アナ: それでは最後にもう一つお知らせです。

お知らせ: 小さな耳と目は放送と一緒に育ちます。青少年委員会はよりよい放送のあり方について考えています。子供と放送に関するあなたのご意見お寄せください。 放送倫理番組向上機構。

     電話番号:03-5212-7333
     FAX 番号:03-5212-7330
     HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


鷹西アナ: 番組では、皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     どんどんお寄せください

村山アナ: それではまた来週、お目にかかりましょう。




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