村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。




古市アナ: 今朝は 「第389回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りします。

村山アナ: 今回のメインテーマはこの番組の合評でした。

古市アナ: 『THE LIVE 2005 一球の緊張感』。投げる! 打つ! 走る! そして燃える!筋書きのないドラマ 野球。その臨場感たっぷりの「生の迫力」を「一球の緊張感」とともにお茶の間へお届けする、日本テレビ「プロ野球中継」。今年は史上初のセ・パ交流戦も開幕。プロ野球の面白さを存分に味わっていただき、視聴者の皆様を夢空間へ誘いたい。これが、日本テレビ「プロ野球中継」のモットーです。

村山アナ: この「プロ野球中継」をメインの議題として行われました「第389回日本テレビ放送番組審議会」。冒頭で番組担当者から、今年の「プロ野球中継」についての発言がありました。

古市アナ:
ここ数年、若い世代に野球を見てもらおうと情報量を多くし、選手の過去の活躍などをVTRで流すなどして、中継のテンポを変えるよう努力して来たが、分かりづらい・見づらいとのご批判もあり今年は原点に戻ることを意識して中継しています
という説明がありました。

村山アナ: それでは「第389回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧いただきます。

 
第389回 日本テレビ放送番組審議会

A委員: 日本テレビのプロ野球中継はといったら、もうイコールジャイアンツ中継ですよね。ジャイアンツの人気のバロメーターみたいなものが視聴率にもかかわって来ている。そのジャイアンツ戦を中継しても視聴率が取れない。じゃあ、どうしようかということでそこが出発点になって、じゃあ、中継のやり方をいろいろ議論するという。それ自体が、私としては何か違和感があるんですね。基本的には、それは中継の仕方の問題ではなくて、ジャイアンツの問題だと思うので、中継の仕方によって野球に全く興味ない人が野球を好きになるかとか、それによって興味なかった人が野球中継を見るとか、それほどの影響力が中継そのものにあるのかどうかというところは私には分からなかった。私、個人的には野球というスポーツが とにかく好きでして野球中継を見るのは何が見たいって野球が見たいからなんです。野球が見たいから、例えば中継にどんな工夫があるかとか、そういうことは二の次で多少中継に不満があっても、野球が見たいから見るそういう人間にとって野球中継に何を望むかというのは人それぞれだと思いまして、こうするからいいとかっていう正解はないと思うんです。

B委員: 野球自体も、よくスタープレーヤーが日本にいなくなったとか、それからアメリカの野球があるだとか、そういう話もありましてなかなか野球を見るチャンスがなくなって来てるんじゃないかというふうに思っております。基本的には、野球がどうも面白くなくなって来てしまった。何で面白くないのかなというと、テレビで見るとものすごく野球場に行って見れないような生々しいリアリティーが色々目の前に出て来ます。本気でやってるのかな、必死にやってるのかな、とそういうのが伝わって来るので…。本気でやってると、みんな感動して次もまた見たいという感じになるんですがどうも最近そういうのではなくうまくやろうとか、頭で考えた野球のような感じがしておりまして。それで中継の問題ですが、私はもう素朴に野球を見るほうなので、試合が面白ければ、「あぁよかったな」ってあまり目の前で分かるような解説はしてもらいたくない。専門的に見て、どんなことで、そういう上手い守備範囲をとったか、上手い配球をしただとか、そういう専門的な解説をしてもらいたいと思っておりまして。常に、いろんな場面で当然見て分かるような所をあまり解説してもらっても、我々何十年も見ている者にとっては、あまりありがたくなくて新しい目で 教えてもらうような解説が、ぜひ欲しいなというふうに思ってます。

C委員: 普段、民放全国放送のテレビでは見ることのできない選手が見られた。活躍した選手がテレビを通して挨拶をしているのを見た。つまり、日本のプロ野球選手をたくさん知れた。次は、パ・リーグのピッチャーは普段、打席に立たないが『西武』の松坂のバッティングを見られたり、その他のピッチャーのバッティングが見られた。とても興奮して打席に立つパ・リーグの選手がいた。場外ホームランは屋外球場の華。そんな光景に出会うチャンスが増えたことが素晴らしい。相手チームの選手の癖も実力も分からないので、純粋に球に集中している選手の様子が素晴らしかった。意外なプレーにうろたえている選手などもいて興味深い。ほぼ初対面同士の勝負は新鮮であった。以上は、私の家族の感想でして、私はあまり野球が分からないので、彼から解説を聞きながら楽しんで見ていました。

D委員: 実はこれ、将棋の世界でも、学者でも、評論家でも同じことなんですけど。将棋の解説というのは野球の解説とちょっと違う、まぁ勝負ということじゃ同じだと思うんですが、野球は本来、単純で楽しいものということを忘れてしまって、選手の心理状態だとか作戦だとか、あんまりそこに手を加え過ぎると見ている側はもう面倒くさい。球場で見ている人はとにかく、何の説明もなくてあそこの臨場感あふれるドームの中で見ているわけですから。ですから、それとテレビを見ている人があまりにも違うということになりますと、その辺が視聴率にどう影響するのか詳しく解説したほうがいいのか、ざっくばらんで小細工の延長なんだというほうがいいのかどっちがいいのか、私はそういうことは分かりません。これが、視聴率に出て来ますのでとにかく視聴率の高くなる方策だけを、第一としてもらいたいと、こう思うんですね。

E委員: 日本テレビのスポーツ中継というのは野球に限らず全体的に私はレベルが高いと思って見ています。何よりも情報量が多いんですね。それはディレクターやアナウンサー、特にアナウンサーの方が現地によく取材に行って、足で稼いで来た材料がいっぱいあるんですね。ちょっとしたすき間に入って来る個人の情報ですとか、記録的なデータの量が多いのはここの特徴だと思います。それで、私が巨人戦を見せていただいたのは、5月24日の「巨人対ロッテ」なんですけども、巨人一辺倒ではなくなっているとはいってもコメントの中で6回の裏0対2で巨人が負けている攻撃の時に「早めに追いついて行きたいジャイアンツです」ということを何度かいっているんですね。その時にじゃあロッテのこともちょっと薄くフォローすればいいんですけど、ロッテをいってないんですよ。だからまだまだやっぱり巨人寄りで、量的には他の対戦チームを紹介する量が少ないな…というコメントが目立ちました。

委員長: 要するに、ジャイアンツが強くならなければプロ野球全体が面白くないし、また、視聴率も上がらないんだろうというふうに思うわけで、昔から「巨人 大鵬 卵焼き」といわれるように、やはり『巨人』中心である、今度の交流戦もパ・リーグの選手がジャイアンツに対しては、ものすごく気迫をぶつけてまいりますけど、あれはまさに強いジャイアンツを倒すことによって、自分達の存在価値を示すということがあるわけで、そのジャイアンツがああいうふうにメチャメチャに弱かったら、これは見る人がどんどん離れて行ってしまうのは、当たり前だという気がするわけなんですね。日本テレビの野球の実況中継について私は、特に全然問題はないと文句はないと思っています。ただ、これは前にもちょっと指摘したことがあるんですが、どうもピッチャーの方からキャッチャーの方へ向けてカメラが映されていてバックネット裏から映すと、外野内野の動きが分かるのに今は逆のほうから撮ってますので、一球一打でもって内野外野の選手がどう動くのかということがよく分からない。折角、あれだけの沢山のカメラがあって撮ってるわけですからもう少し、しかも野球は9人。打者も入れて10人でやってるわけですから、何か全体の動きが分かるような形で撮るような工夫を凝らしていただけないものかな…というふうな気がしております。

村山アナ: 当日 都合により欠席されたF委員からは、こんなご意見が届けられました。
今年は交流戦も始まり久しぶりに数試合をテレビ観戦しました。生き生きとしたプレーが見られてよかったと思います。このところ大リーグ中継を見ることが多く、最高峰のプレーを見てしまうと、それ以外のものを見る気がしなくなっていたのも事実です。その一番の原因は集中力と野球への情熱を、巨人戦では見いだしにくくなっているからだと思います。もっとワイルドに、情熱を持ってプレーして欲しい。
これがF委員のご意見です。

古市アナ: 中継技術の問題というよりも選手の情熱や、やる気についての苦言を呈する発言が多かったようです。

村山アナ: 今朝は 「第389回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご報告いたしました。それでは最後にお知らせです。

おしらせ: 小さな耳と目は放送と一緒に育ちます。青少年委員会はよりよい放送のありかたについて考えています。子供と放送に関するあなたのご意見、お寄せください。BPO放送倫理番組向上機構

     電話番号:03-5212-7333
     FAX 番号:03-5212-7330
     HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


古市アナ: 番組では、皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙、おはがきの宛先は、

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
  以外の目的には使用致しません。

村山アナ: それではまた来週お目にかかりましょう。




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