村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



古市アナ: 今朝は「第395回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りします。

村山アナ: 今回のメインテーマは、年末年始に放送した番組についての合評でした。

古市アナ: 年末年始番組の基本的な方針といたしましては、好評いただいておりますレギュラー番組のスペシャル番組化。また、毎年恒例で放送しております番組のバージョンアップ。さらに『笑点』を14時間5分の長時間番組としたり、ドラマ『女王の教室』を1話から最終話まで、2日間にわたって放送するなど、新しいチャレンジもありました。

村山アナ: それでは、「第395回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧ください。


第395回 日本テレビ放送番組審議会

A委員: 日本テレビの年末年始番組で、最初から「これ見ようね」って家族で決めていたのが、『スポーツ忘年会』と『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマス』の2本です。『スポーツ忘年会』は、『ロッテ』の選手が思いのほかたくさん来てくださって、しかも、クローズアップされてたのがうれとっても嬉しかったです。前半は、それぞれのスポーツにまつわるゲームで、例えば『ロッテ』の西岡選手とかゴルフの丸山選手が、「さすがプロ」っていうようなプレーを見せてくださったりして、すごく楽しかったんですけれども、後半は何かタレントの胸に水をかけたりとか、牛乳を噴き出したりとか、ちょっと下品な下ネタのような笑いがあったりということで、テレビでわざわざ放送するような内容なのかしら、っていうほうに傾いてしまったのがちょっと残念でした。『さんま&SMAP!』のほうなんですけれども、何かもったいない事この上ないというか、長過ぎるVTRと多過ぎる女性ゲストと、VTRにするお題も毎年代わり映えせずマンネリ状態で、締めくくりの歌のコーナーも明らかに準備不足。それでも、ファンの悲しさで毎年見るんですけれども、見終わった後のガッカリ度は年々高まる一方です。

B委員: 『太田 光の私が総理大臣になったら』ということで、これはどんなものになるのかなと思って。実は、他のテレビ局でこういう政治を取り上げて、いろいろお笑いも含めたような感じの番組がございますが、それとの比較でどういうふうに展開するのかな、と思って心配だったんですが…。若干軽いところが多いと思いましたけど、結構面白おかしく見させてもらいました。それから『サルヂエ』ですが、頭の体操として私も見て、結構面白かった番組だと感じております。ただ、お正月なんかで見ると、家中で見る番組だと思いますが、どこが焦点なのか、どの方達を焦点にしているのか、というのが若干バラバラで、正月だったら、子供さん中心にするのかなと思って見てたら、我々でもなかなかサルヂエがはたらかないことがあって、焦点・ポイントを、もうちょっと絞ったほうが面白かったかな、という感じもしました。

C委員: 見たい番組がないというのはちょっと、これは今の日本を象徴しているのかなと、寂しく思いました。ただ、『箱根駅伝』があったことだけが救いでございまして、これは非常にレース自体も面白かったんですけど、見ていて気持ちよかった。それはなぜかと言いますと、最近、マラソンの中継なんかで思うんですが、有名選手が出るマラソンではアナウンサーがあおるようなことをしますよね。もううるさい、という感じになってるんですね。『箱根駅伝』は、それがなかったですね。だから、ホントに残念だったのは、もちろん全部そういう番組を入れろというのではないが、やっぱり年末には、1年をゆっくり振り返るみたいな番組もあっていいと思うし、年始には、これからどういう年になって行くのだろうっていう、何か日本テレビから期待を込め、祈りを込めた番組というのも…そんな堅苦しくしてほしいというわけではないんですが、そういう番組の選択の余地として、どこかにそういう大きいものがボンってあってもよかったのではないかな、という気がいたしました。

D委員: 欽ちゃんの番組で感心するのはですね、あそこはプロを入れていない。つまり、アマチュアが頑張っているということが、欽ちゃんのこの10〜20年くらいの番組作りの原点で、野球も、あるいは番組作りも、アマチュアを入れていてプロを入れない。そうすると、何か世の中が、少しものの見方が変わって来る。そうしなくてはいけないのかな、という気がするんですね。それで、私はこの番組の中で太田光の番組、やっぱりこれが一番面白そうなんですかね。どうも、私もこれを取り上げて、これは非常によかったんです。自分が総理大臣ならこうだと、いろんなことやってますけど、やったことは番組を見ていて、何をいってるんだか分からないんですけど、中には光るものがあるんですね。2時間ずっと見ていて、政治というものはこういうものなのか、よく分かったというので、それだけでも非常によかったような気がします。

E委員: 『Shall we ダンス?有名人 社交ダンス選手権』ですが、ぱっと見始めたらば、見慣れたナンちゃんと彩ちゃんが率いるダンス部ではなかったので、「ブラックプール」で勝てなかったから退部になったのかな、とちょっと心配しましたが、まったく違う構成で楽しく見させていただきました。印象に残ったのは、インリンさんと松坂さんの美しさに、やはりびっくりしました。この番組は、普段違う芸をやっている方をどんどん脱がして行って、とうとう素にしてしまうっていうところにあると思うので、今回もケガをした方がいて、かわいそうでしたけども、そういう横顔を見ると燃えますね。真っ赤に燃えるんです。「萌え〜」でなくてボンボン燃えられるというか、行けっていう感じで楽しめました。

F委員: やっぱり、一番感激したのは『箱根駅伝』です。2日にわたって長時間ですから、ちょっと抜けた時もありますが、ホントに、この放送というのは技術的にも編集的にも、非常に完成度の高いスポーツ番組だというふうに思いました。感激して見るのは、どこにそういう要素があるのかと思うと、それを分析してみますと、多分、出場選手達、往路復路、5人5人合計10人ですけれども、たすき襷をつなぐという行為に象徴される連帯感と、それを支える裏側にある監督と選手、リーダーとそれに従って行く選手達の信頼関係。そういうのが何重にもあって、これがともすれば、そういうものが乏しくなりがちな今の日本の中で、非常に肯定的な、よい価値を体現してるんだろうと思うんですね。そして、そういう連帯感と信頼感の上に立って、今回のは、ホントにドラマがたくさんあって、往路も復路もあったと思います。

委員長: 年末年始番組は、どの局も大体同じような構成になってる。どの番組も、大体同じような似たり寄ったりのタレントが出て来て、ただガヤガヤと騒いでるという印象を、いつも持っております。ただ、日テレのやりました『Shall We ダンス?』にせよ、『はじめてのおつかい』にせよ、『仮装大賞』にせよ、『河井継之助』もそうでありますが、十分な時間と金をかけて作っている。決してやっつけ仕事ではない、という制作態度というのが、非常に好感持てたなという気がいたしました。それから、私『笑点』の番組が大好きで、毎週、ほとんど欠かさず『笑点』の番組は見ております。今度は、いわゆる『大笑点』ですか、元旦6時から20時までという非常に長い時間あったんですけど、私は見ませんでした。見る気しなかったんですね。多分、つまらないだろうと思って。『笑点』の「大喜利」というのは、わずかあの10分ぐらいの、その枠に収まってるからいいんであって、それを拡張して拡散すると、決して面白いものにはならないだろう、と思ってます。「大喜利」でも、よく「アナウンサー大喜利」やりますが、あれも見たいとは全然思いません。本当のプロの芸を見たい。ですから、あれは10分なら十分に圧縮、凝縮されてるんであってこそいいんで、あまりこういう番組を長い時間に拡散するということはやめていただきたいな、という気がいたしました。

村山アナ: また、この後、今回都合で欠席されましたG委員とH委員からのリポートを、委員長が代読いたしました。

古市アナ: まず、G委員からは、12月30日放送の『オールスター Shall we ダンス?』についてです。
目標に向かって一生懸命努力をし、その達成を味わうという素晴らしいメッセージを感じました

村山アナ: 次に、H委員からは『はじめてのおつかい』について
日本テレビの番組全体の中でも、屈指の好企画といってよく、また『新仮装大賞』については参加者の皆さんの想像力は、仮装というよりも芸術ではないかと感じました
今朝は「第395回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。それでは、最後にお知らせです。

お知らせ: 放送番組で傷つき、悲しみ、涙がポロリ。放送であなたの人権が侵害されてしまったら、放送と人権委員会にご相談ください。BPO放送倫理番組向上機構。

     電話番号:03-5212-7333
     FAX 番号:03-5212-7330
     HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


古市アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしています。
お手紙、おハガキのあて先は、

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
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  以外の目的には使用致しません。

村山アナ: それでは、また来週お目にかかりましょう。




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