村山アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



山下アナ: 今朝は「第400回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご報告させていただきます。

村山アナ: 今回は、今年の4月から始まりました新しいニュース番組『リアルタイム』についての合評が行われました。ではまず、どんな番組なのか簡単にご紹介します。

山下アナ:
この4月から『NEWS PLUS1』に代わって『NEWS リアルタイム』が新しく始まりました。スタートを30分繰り上げ、夕方のニュースをどこよりも早くお伝えします。注目のニュースを「じっくり分かりやすく」をコンセプトに、かゆい所に手が届くニュース番組を目指しています。さらに、取材現場のキャスターやコメンテーターにも新しいラインナップを揃え、より多角的にニュースの真相に迫ります。

村山アナ: それでは「第400回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧ください。


第400回 日本テレビ放送番組審議会

 
開催日時:平成18年6月27日(火)

議題  :NNN NEWS リアルタイム

出席者(リポート含む) : 半田正夫委員長、井上秀一副委員長、中川靖子委員、米長邦雄委員
                なだいなだ委員、尾木直樹委員、増田明美委員、高橋源一郎委員

A委員: 世界で起きてる…今起こってることなど、もう少しその分を縮めた分で伝える視点というものが、本当はあればなと感じました。あと映し方ですけども、第1部は主に報道フロア、それをバックにして立って放送するスタイルですが、私は正直いって少し落ち着かない感じがしました。2部になるとスタジオに移って座って放送されますが、私はあのスタイルのほうが好きです。それから気になった点ですけれども、最近はニュースでもテロップがたくさん入ります。もちろん耳の不自由な方とか、あるいは言葉を聞き取るのが苦手な方とかにはテロップはいいことだと思うんですが、今回気になったのはテロップへの色付けです。白く出てるんじゃなくて、テロップの中に赤があり青があり、あるいは全体が黄色…地色とのバランスで黄色にしたりというのはあるんですが、あまり赤とか青とか…強調すべき所というか、分かりやすくということで入れてるんだと思うんですが、私はあんまり余計な色付けはいらないような気がしましたし、ちょっと押し付けという感じがしたんですね。例えば、21日は「BSE」で一番最後に「消費者に愛される牛肉に」という文字が出て来て、「消費者に」っていう所が青で「愛される」っていうのが赤で…。こんなアメリカの牛からの変なラブコールみたいな一節は入れることはないっていうか、色は付けなくてもいいと思いました。

B委員: 2時間の番組なんですけれども、これから制作する上で冗長にならないかどうかちょっと心配。といいますのは、ニュースが次から次へといろんなものあればいいんですが、途切れるっていうんですか、そういう時に時間を延ばすような必要もあるんだろうと思うんです。そういうことはないかどうかということが、心配なんですね。例えば、今朝なんかはニュースがあって、作る前に作ったものは飛ばして、そのニュースをずっと流すことになるんだろう…ニュースがあれば、その2時間は非常にうまく収まるってわけじゃないんですけど、面白いんでしょうけれども、ニュースがない時に2時間持たせるのを今のうちいろいろ考えられたらいいかと…。余計な心配ですけどね、これは。

C委員: 今、ニュースに出て来ているいろんな言葉。カタカナの用語がありますよね。それから、英語の用語があります。そういうの聞いてて、用語は聞いて耳に入っているけれど、一体何であるか分からない人達が結構多いんじゃないかと…。若者は知ってるという、そういう若者文化が進んだために、年寄りには全然分からないそういう用語があふれていたりしますよね。そういうものを取り上げて、あるいは質問を受けて、世の中流行ってることで全然分からない言葉があるけれど、これはこういう意味なんですよっていう解説をやってくれるようなコーナーでもつければ、年寄り達は視聴者として戻って来るんじゃないかと…。若者に取られていた時間帯でも、年寄りが「あそこ行くと新しいいろんな用語が分かるよ」とか、ああいうので集まって来たりすると思うんです。そういう知恵をもう少し働かせて特色のある、よその番組でやってないようなものをやってほしいと思いますよね。

D委員: ものすごい小刻みで、バラエティーみたいな感じにニュースがなっちゃってですね、ごちゃごちゃし過ぎてるなという感じがしました。ただ、ニュースというのは日によって相当違うんで、編成なんか大変苦労してるんだと思いますが、何でもかんでも突っ込めばいいというんじゃなくて、もうちょっと整理して分かりやすくしてもらうほうがいいだろうと思います。それから、番組のコーナー構成っていうのも、一体いつどういうのが出て来るのかっていう…。初めのほうに本日の大きなニュースが出るんだろうと思って見てましたら、後のほうにいいニュース番組が出て来て、前のほうにその日のニュースの見たいなと思うのが、なかなか出て来なかったというケースもあったので、目次的に本日のコーナー構成というのがちょっと出て来ると、他の番組でやってるとこもございますけど、そういうのも有効なんじゃないかという感じがしました。

E委員: 実はこの新しい『リアルタイム』になってから、2部のほうからしか見れてなかったんです、ほとんどが。今回仕事で、どうしても見なきゃいけないというので、頑張って見たんですが、この時間結構キツイんですよ。終わりのミーティングやってる最中なもんで、ちょっと抜けさせてくれっていうので見たんですが、こういう構成で流れてたのかというふうに分かりました。2部のほうからいいますと、非常に圧縮されて、短時間でいろんなニュースが次々出て来て、緊張感もあっていいなっていうふうに思います。1部のほう、早まったほうのを今回じっくり見てみて、コンセプトはちゃんと生きてるなとまず思いました。それから、キャスターの笛吹さんと近野さんの色合いの出し方というようなことも、『NEWS PLUS1』の時には現場主義みたいで、近野さんどこ行っても現場から来て、そのうち倒れるんじゃないかと思いましたけれども…。あれはちょっとやり過ぎかなって感じがあったんで、今は非常に安定して貫録も出て来ましたし、すごくいいなと思います。

F委員: 前半の60分間の中で40分間が山口の事件で、私もちょっと長いかなって…。ワイドショー的なところがあるかなとも思いましたけれども、でも、その日は最高裁で判決が出た日でありましたし、今起きていることを今日伝えるんだという趣旨では、これはよかったと思います。ただ気になったのは、20日の日に秋葉原に新しいカフェがオープンしたという番組で…。先ほどもいわれてましたけども、たぶんあれはそっちじゃなくて、実はホラー映画の宣伝だったんですよね。21日もドラマの『プリマダム』の番組宣伝に多くの時間を使ってましたけども、ニュースの時間内に宣伝のコーナーが長いということには、ちょっとやり過ぎのところがあるようにも思いました。

委員長: 残念ながら、生ではなく録画で見させていただきました。ニュースを録画で見るというのは、ホントに味気ないもので…。ホントはよくないんでしょうけど、時間帯としてはやっぱりそうせざるを得なかったということです。いつもそう思うんですけども、今回16時53分からスタートというんですが、一体誰が見るんだろうかと…。各局ともにこの時間帯に揃って来ているんですけども、見るには一番不便な時間である、一番見たい人、対象にしたい人が見れない時間帯じゃないかと思いました。特に今回は、いずれも第1部を見てくれといわれて、第1部を見たんですけども、今皆さんの話ありましたように、比較的重い大きな事件をかなり時間をかけて丁寧に作っておりましたので、おそらく見たいのはまさに見れないでいる人達ではなかったかという気がするので、非常にもったいないという感じがいたしました。何とかならないもんかな、という気がしたわけです。

 

山下アナ: なお、当日欠席のG委員のリポートを委員長が代読されました。その内容は
この日の放送は、メインが母子殺人事件の最高裁判決。すでに、繰り返しあっちこっちで取り上げられたニュースですが、遺族の戦いに的を絞った報道は的確だった。全体として情緒に流れることもなく、質の高い報道番組だった。
と報告されました。

村山アナ: 各委員の発言を受けまして、日本テレビ側からは次のような発言がありました。

山下アナ:
この時間帯は、NNN全局に流れているのが17時50分から18時16分で全国ニュースの時間で、その他の時間は関東ローカルになったり、また、地方局が途中でのったりと複雑に絡み合っており、そのためにニュースを2度出さねばならない場合もあります。ご指摘の『ニュース番組なのに、政治・経済・海外ニュースが少ない』という件ですが、確かにこの時間帯の視聴者の興味うんぬんというよりも、この番組が興味を持たせて行くという工夫が、今後必要だと感じている。
と答えました。

村山アナ: 審議会のご意見、そして視聴者の皆様のご意見を大切に、今後も新しいニュース番組を目指してまいります。

山下アナ: 今朝は「第400回 日本テレビ放送番組審議会」の模様をご報告させていただきました。

村山アナ: それでは、最後にお知らせです。

お知らせ: 放送番組で傷つき、悲しみ、涙がポロリ。放送であなたの人権が侵害されてしまったら放送と人権委員会にご相談ください。BPO放送倫理番組向上機構

     電話番号:03-5212-7333
     FAX 番号:03-5212-7330
     HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
     受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


山下アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙、おハガキのあて先は、

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
  以外の目的には使用致しません。

村山アナ: それでは、また来週お目にかかりましょう。




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