鷹西アナ:
おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。



寺島アナ: 今朝は3月27日に行われました「第407回日本テレビ放送番組審議会」の模様を報告いたします。審議会の冒頭編成局長の小杉から4月期改編の説明がありました。

鷹西アナ: 引き続き今回はこの4月に入って木曜から土曜夜7時に移動しました『天才!志村どうぶつ園』についての合評が行われました。まずはどんな番組なのかダイジェストでご覧ください。

寺島アナ:
メインコーナー「いろんな動物を家で飼ってみよう」ではラクダやホワイトタイガーなど普段は飼えない動物を実際に飼うことで、その動物の生態情報を抵抗なく視聴者の皆さんに知っていただくことを目指しています。その他動物保護施設を訪れ捨てられた犬達を救い新たな飼い主を見つけるドキュメントコーナーなど、数々の企画を通して「動物一匹一匹に個性がある。気持がある」ことを実感し動物達へのさらなる興味を抱くきっかけづくりをテーマにした番組です。

鷹西アナ: それでは「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧いただきましょう。


第407回 日本テレビ放送番組審議会

 
開催日時:平成19年 3月 27日(火)

議題  :天才!志村どうぶつ園

出席者(リポート含む) : 中川靖子委員、尾木直樹委員、槇村さとる委員、
                米長邦雄委員、高橋源一郎委員、檀ふみ委員
                なだいなだ委員、井上秀一副委員長、
                半田正夫委員長、増田明美委員

A委員: お猿のマサオくんの鎌倉旅行というか江の島旅行ですけどもこれに対してはちょっとひと言いいたいことがあります。食べ物屋さんの所へ行って、食べ物をのせるテーブルの上にのってましたよね。そういうこととか、あるいは箸を使えとは…それは無理ですけれども食べ物を投げたり手づかみでグチャグチャ…そういう感じが多かったことで、やっぱり見てる人にとっては「汚い」とか「イヤだ」と感じる人もいるでしょうし、私も見ていてあんまりいい気持はしなかったです。そういうこだわる人もいますからちゃんと一線を画すというか、例えばもしこういう企画で行きたいならお弁当なり何かを買って海辺で食べてそれを撮影するとか、あまりイヤだなと思うようなそういうやりたい放題という感じがしないような工夫があればいいかなとちょっと思いました。そしてこの番組が人間と動物がパートナーとしてペットというよりも対等な…、最近は「アニマルコンパニオン」なんて言い方もしますが、そういういい関係を築いて行けるような、みんなの目を開くような番組になっていただきたいと思いました。

B委員: 見てて総合的に感想みたいなのをいいますと、結構僕にとってはキツかったです。僕も犬を飼ってるんですけれども動物は基本的に好きなんです。評価できるかなって思ったら逆の評価もできちゃうし、バラエティー仕立てで動物問題をどう扱うかってこれは非常に難しいぞと、評価は完全に分かれると思います。きっかけづくりという感じでいえば動物はかわいい人間と動物との触れ合いって、こんなに素敵なんだということは確実に伝わったと思うんです。微妙にいろんな問題はありますけれどもそれは視聴者が家族みんなで話し合ったり話題にすればクリアできることじゃないかなっていう感じがして、日常生活の中で触れ合ってる姿っていうのは非常に和んで見させていただきました。

C委員: 全体のテーマの立て方というかショー立てが飼い主とペット、タレントさんとペット、人間と動物園、人間社会と野良犬それも外国の。とても幅が広過ぎる。絞れてないので何でこんなことになっちゃったのかな、バラエティーだからかなと思ったんですが最初にドンとした人間と動物の関係に集中するとか、そういうのが決まっていなかったのかなぁと思いました。バラエティーですから1つのテーマで追求して行くっていうのはとても難しいとは思うんですが、動物と人間の付き合いの真ん中に生まれるものというところに焦点を合わせて、例えば連載のコーナーみたいな感じにしてうまく暮らしを動物とするにはどうするかとか、動物と生きた人達の物語とか、何かそういうこう付き合ってほしいなみたいなコーナーが出来るといいなとちょっと思いました。

D委員: 野良犬を助けるというんですけど、助けた後野良犬があんなに町じゅうをウロウロしてそっちのほうが当然心配だから捕まえて来た野良犬を注射を打って助けてまた野良犬のまんまにしておくということが、私はちょっと不思議というか、不自然だと思うんです。しかしそういうことがもし本当だとしても、番組で流すべきでないしあの野良犬のところは捕まえる程度にしておいてぼやかして終わりってほうがよかったんだろうという気がするんですけど、全体では楽しい番組ですからこれからもあんまり環境問題であるとか生命だとか、そういうことを子供にちょっと考えさせる程度で終わりにしておいてもらいたい。

E委員: やっぱりコーナーでバラバラという感じがします。メインはもちろんバラエティーだと思うんですが、バラエティーに徹しているわけでもない。動物が置かれている現状の話もある。普通番組って3年経つと、その番組の独特の個性みたいなのあると思うんですが、何回見てもいまだにこの番組は何のためにあるのかよく分からない。いろいろ突っ込みどころはたくさんありますが、僕としてはもう少し番組の主張があったほうが…。「バラエティーで行きますよ」と。現時点のところではちょっとまだどこにも踏み出してない。確かに悪くはないので。「毒にも薬にもならない」という言い方が褒めたことになるのか、けなしてることになるのか分からないんですがちょっとそういうところにとどまっているような気がして。安心して見ていられるんですけど、安心しかできないっていうような気がしました。

F委員: バラエティー番組にするということはいいことだと思います。悪いことではないいろんな方に見ていただけるということでホントにいいことだと思いますけれども。思うにどんなバラエティーでもきちんとしたコンセプトというか考え抜いた深い思想っていうのは根底に必要だと思うんです。動物に関心が薄い視聴者にも生態情報を抵抗なく知っていただくっていうのはとってもいいことなんですけど、もっと深いその生態をどうやって守るかっていうところまで踏み込まないとやっぱりそのコンセプトとしていけない。それが欠けてるんだと思うんです。子供も見る番組で家族も一緒に見る番組だというふうに、そういうコンセプトでやっているのは分かるけれど…。

G委員: あの場には子供がいないんですね。何かあまり子供を見かけないで若い女のコばっかりで。若い女のコが「おいしい」といったり「おいしそう」といったり「かわいそう」といったりする。何ていうのか大の大人が…。何ていうのか昔私達の子供の時には当然見て来たような残酷なシーンなど、見ることもなくなっちゃった人達が、まず子供のまんまで大人になってる。そんな感じがしてならなかったです。

副委員長: 今回見た感想ひと言でいいますといろいろ出ておりましたけど、いろんなコーナーが一定の放送時間の中でやっておったんで、全体としてゴチャゴチャしてて騒々しさばかり目立っていて一体どこにホントの狙いをしようとしてるのか。先程ご説明あったんでそういう狙いなんだなと分かりましたけども、見た瞬間では何をアピールしたいのか、どういうストーリー展開にしようとしてるのか。こういうのが私の世代っていうか微妙な世代なんですけど、ちょっと分かりにくい番組だったと思います。

委員長: いくつかのコーナーに分かれてるわけで、これをずっと見まして、さてこのコンセプトは一体何なのかなと、私もちょっと戸惑いました。日本テレビのホームページを見たんですけど、そこにもコンセプトは載っていなかったものですから、さて何なのかな…。先程聞いて初めて分かったんですけど私は私なりに、これは人間と動物とがいかに共生するかということをバラエティー風にまとめる…こういうものではないか。勝手にそのようにとらえたわけです。最初のコーナーは何か違和感がある。先程「動物をまずは好きになってもらおうというのがコンセプトだ」…とおっしゃいましたけど、そういうことを聞いてもやはり最初のコーナー動物から飼い主を当てるというのは、これは全く本来のコンセプトとは異質なもので、なくもがななコーナーであったなという気がしました。

鷹西アナ: 当日欠席された増田明美委員からは次のリポートがありました。

寺島アナ: ご紹介します。
番組冒頭ではバラエティー的な要素が強過ぎるかと懸念しましたが、2つ目のコーナーで動物の紹介、そして3つ目のコーナーでは旅番組みたいだと思ったら、4つ目のコーナーで感動といったように、コーナーごとのメリハリがありました。テンポのよいバラエティー番組としてまた動物の情報番組として、家族全体で楽しく見ることができる番組だと思います。
…とのことでした。

鷹西アナ: 合評の模様をご覧いただきました。

寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、社側から次のようにコメントしました。
この番組は動物に興味を持ってもらうことで、広く環境問題などにまで興味を持ってもらえるきっかけになればということを趣旨に作っています。そのため一色に染まらないような番組になっています。各コーナーで人それぞれ視聴者の方の年代層などによって楽しんでもらえる部分があればと思っております。

寺島アナ: 今朝は「第407回日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。

鷹西アナ: 最後にお知らせです。

お知らせ: 放送番組で傷つき、悲しみ、涙がポロリ。あなたにもこんな時がくるかもしれません。放送であなたの人権が侵害されてしまったら放送と人権委員会にご相談ください。BPO放送倫理番組向上機構

電話番号:03-5212-7333
FAX 番号:03-5212-7330
HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙、おハガキのあて先は、

郵便番号105-8714 日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号:03-6215-4444
     FAX 番号:03-6215-0444
     どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
  以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは、また来週お目にかかります。




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