鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。


寺島アナ: 今朝は10月23日に行われました 「第413回日本テレビ放送番組審議会」の模様を 報告いたします。

鷹西アナ: 今回は毎週月曜日から金曜日の深夜に放送しております 『NEWSZERO』についての合評です。 では、まずどんな番組なのかダイジェストでご覧ください。

寺島アナ:
2006年10月 52年間続いた『NNN今日の出来事』に変わって 『NEWSZERO』がスタートしました。 番組のコンセプトは「ゼロから始める革命的ニュースショー」。 その日に起こった政治、経済、社会、芸能スポーツの あらゆるジャンルの話題をお伝えしています。 今年10月で丸1年を迎え、 さらに独自のスタイルを摸索する、新時代のニュース番組です。

鷹西アナ: それでは「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧ください。

 
開催日時 :平成19年10月 23日(火)
議題:『NEWSZERO』
出席者(リポート含む) :小林泉委員、米長邦雄委員、槇村さとる委員
 増田明美委員、尾木直樹委員、檀ふみ委員
 井上秀一副委員長、半田正夫委員長
 高橋源一郎委員

A委員: 1年前にも私は村尾さんについて 「やたらコメントが多くて落ち着きがないように感じる」 …というふうに評価のシートの中で書いたわけですけれども、 今回3日間拝見しまして、まぁその3日だけではなくて、 その前後の日もほとんど見ていたわけですけれども。 村尾さんは極力不要なところではコメントをおっしゃらないように 随分軌道修正をなさったのかなという気がしておりました。 あと、今後への注文ということですけれども、 強いていえば・・・強いて欠点を挙げれば、 国際情勢外交問題に関して取り上げる絶対量が 非常に少ないのではないか、というふうに思います。 「世界の中で日本の立ち位置がどうなのか?」 そういったことについて、時には専門家の話も交えながら もう少し聞きたい…。 表面的に世界で起こってる事件をなでるだけではなくて 「その背景には何があるのか?」そういったことについても もう少し伺いたいなという気がしております。

B委員: 見終わって非常にこう、何ていうんですかね… 明るい感じになって、 まぁ時には深刻なニュースもあるんでしょうけれども、 非常に好感度の持てる番組作りになってると思うんですね。 それで、まぁ事件というか 出来事が次から次へと展開が早くて、 テンポが非常にいいという気がいたしました。 僕は出てる人数が多いとあまり気がつかなかったんですけど、 そういわれてみると多いのかなって気も…。 何かテンポが速くてですね、 ガヤガヤ煩わしいという感じは私は受けなかったですね。 ですから「この番組は特別いい」という人はあまりいないだろう。 されど「これはダメだ」という人もいないんだろうと思うんですね。 ですから…中から中の上、 あるいは上の下を目指している段階という番組かな …という気がしますので、 今のままさらに努力していただければ いい番組に育って行くんだろうと思います。

C委員:
「一体これはどういうことなんでしょう?」 …っていうコメントは、すごいやめたほうがいいなと。 ものすごく思いますね。 空中にほっぽらかしちゃうのがつらすごく辛いですね。 だから、その時に受け止めてくれるその道の人みたいな 「その道のじいさんを呼びました」とかいって 「じゃあ教えてあげるね」っていって 「世界はこういうふうにシステムが出来ていてさ、 だからそういう住んでる人の気持とか憤りとかでは とても動かないようなシステムがあるんだよ」っていって、 それで若い人達が「え〜?」っていう、 そういう瞬間が見たいですね。 何かちょっと乱調を起こしてほしいというか、 若い人達の「ウッソ〜!」みたいな 自分達も分からないんだということを隠さないで、 発言ができると子供ニュースっぽい味わいから 若い人達のニュースだなっていう感じが 出るのではないかと思いました。

D委員: 『ZERO』が始まった頃は司会の村尾さんが ぎこちない感じがしていたんですけれども、 今は村尾さんの持ち味がよく発揮されていて 大変よいなというふうに思っています。 特に薬害C型肝炎問題などのニュースでは、 中央官庁のことなどを 自分の大蔵省時代の経験をもとに発言しているので 『ZERO』でしか聞けない価値あるコメントだな、というのを感じました。 気になった点なんですけども、 闇サイトに手を染めた人の特集をされていて、 実際に逮捕された方も出演されていましたけども、 もう少し、やっぱりあれを紹介するんであったら、 闇サイトの世界に入ってしまった人の悲惨さというものを もっと紹介しないと「逮捕されてしまうよ。 あなたはこんなことないように」で終わってしまうと、 逆にそういうものに興味を持って見てしまう人も多いのでは …というふうに感じました。 もう少し悲惨さなどを紹介してほしかったと思います。

E委員: 非常に見やすくて、 去年のスタートの時みたいな不安定感もありませんし、 今皆さんがおっしゃったような明るさとか、 口の中に後が残ったような感じというのは全然なくて・・・ 非常に爽やかで 10代〜30代ぐらいの人達にはピタっと合ってるかな …という感じがしました。 どうしてそんなに爽やかな感じがするのかなと 後から振り返ってみたんですけれども、 1時間の時間内での番組の構成の仕方が 番組というか、ニュースの構成の仕方がものすごくうまくなっている…。 2番目はニュースのとらえ方が短い時間の中なんですけれども、 非常に立体的で多角的な…我々見ているほうの興味とか、 いろんなものを刺激するようなかたちになっているということ それから3番目はコメントがネチネチしてないんですね。 それは物足りなさという言い方もできるか分かりませんが、 非常にサラっと流れて嫌みがないという感じで その3つが見やすさにつな繋がってるのかなと思いました。

F委員: 番組カラーの全体のセットの個性は強いんですけれども、 内容の個性が私はあんまりあるようには思われないです。 村尾さんを中心にして。 それがいいといえばいいんでしょうけれども、 やっぱりサラっと見てしまうんですけど、 見終わった後の印象があんまり残らないということは 確かにありました。 それから、これはいってはお気の毒なんですけれども、 村尾さんの声が、 ニュースを最初にサッと聞く時にちょっと… そういう声ではないので、 一番最初の第一声はなるべく短くしていただいて あの…「こんばんは」ってひと言おっしゃって、 あとはフォローいいお声で聞くとすごく番組が聞きやすく 導入が聞きやすくなる…お顔は問題ないんですから。

副委員長: 去年の時も出て来たのと同じような意見になりますけど、 いくつかやっぱり意見の違うところが…。 皆さん方とも意見が違うところがあります。 1つは「24時」…「24H」ですか24時間の一番初めのとこですね。 これは非常にその日のニュースをまとめて収録したということで、 コンパクトにダイジェスト版として分かりいいな …というふうに思っております。 ただ、どのニュースを取り上げるのかというのは、 先ほどもいろいろ出ておりましたけども、 どうしても社会面的なものが非常に多く 取り上げられておって、政治だとか経済っていうのは ほとんど取り上げられていないし…。 特に海外の重大な我々が見たいなと思うのは ほとんど取り上げられていないんで、 この点は非常に残念なんで 特集でもいいですから、要所要所にぜひ入れてほしいな …というふうに思っております。

委員長: 一日の最後のニュース報道番組ですので、 たくさんのニュースがあるわけですね。 それをできるだけ多く取り上げよう …という姿勢は分かりますし、その順序どう並べるのか、 そしてどの部分をカットして入れるのかということで 随分苦労があるんだろうと思いますけれども。 やっぱり非常にたくさんニュースを取り上げている… い過ぎるがために、登場しているキャスターの方々の話は ほとんど聞くことができない。 特に肝心の村尾さんの発言というのは、 非常に制約されているような感じがした。 皆さんおっしゃっているように、非常に物足りない食い足りない。 ここで…何ていいましょうか、足を突っ込んだ何か意見を …というところ。その前でやめて次のニュースに移ってる。 これは非常にこちらが見てて何か背中がムズムズするような、 そういうような感じを持ちまして、ちょっと残念な気がいたします。 今日ご欠席になっております 高橋委員のレポートをご紹介いたします。
他局の同じような時間帯のニュース番組に比べて テンポは非常にいいと思いましたが、 逆にあまりにスムーズに流れ過ぎて 頭に残らないという気もしました。 長くやっているニュース番組では、すべてをスムーズに流すのではなく、 ところどころテンポを落としたり、 あえてよどむような流れをつくって 視聴者に強く印象づけたり、あるいは視聴者に 落ち着いたりリラックスしたりする時間をつくっているようです。 おそらく現在はそこまでの余裕がないのでしょうが、 これからはその部分も考えて制作されてはいかがでしょうか
以上がレポートであります。

鷹西アナ: 合評の模様をご覧いただきました。

寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして 社側から次のようにコメントしました。

鷹西アナ:
構成に嫌みがないということは、 サラリとし過ぎて逆に没個性ととらえられるところもある。 しかし実際は3〜4時間議論して 1分ぐらいのコメントを決めており、 内容は短く鋭く 批判し過ぎないよう心掛けている
また、専門家などのコメンテーターも 今後、機会があれば出演していただくことを 考慮中である旨をお伝えしました。

寺島アナ: 今朝は「第413回日本テレビ放送番組審議会」の模様を お送りいたしました。 さて番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

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 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: 最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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