鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。


寺島アナ: 今朝は今年1月22日に行われました 第415回日本テレビ放送番組審議会の模様をご報告いたします。

鷹西アナ: 今回は1月6日に放送しましたゴーゴー日テレ55報道特別番組 『ACTION日本を動かすプロジェクト』についての合評です。 ではどんな番組だったのかダイジェストでご覧ください。

寺島: <独自に解決したい問題を長期追跡するプロジェクト…>
2008年日本テレビ報道局が総力を挙げ 1年がかりで日本が抱える難問の真相を掘り下げ 解決のためにチャレンジ。 『NEWSリアルタイム』は食品偽装を追及。 『NEWSZERO』は医者不足命の格差を追跡。 『真相報道バンキシャ!』は教育現場崩壊の原因を解明。 『報道特捜プロジェクト』はリサイクルのウソに迫ります。 そして年末にはフィナーレの大型特番を放送予定。 日本は動いたのか動かなかったのか大検証します。
鷹西アナ: 番組ダイジェストをご覧いただきました。 では日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧いただきます。

 
開催日時 :平成20年 1月 22日(火)
議題:『ACTION 日本を動かすプロジェクト』
出席者(リポート含む) :小林泉委員、尾木直樹、槇村さとる委員
 米長邦雄委員、増田明美委員、檀ふみ委員
 なだいなだ委員、井上秀一副委員長、半田正夫委員長
 高橋源一郎委員

A委員: 報道局の方々が一生懸命取材されて、 非常に内容の濃いビデオがテーマごとに流されてた …というふうに私は感じるんですが、 その時に画面の右下とか左上とかに 必ずパネリストがどういう表情をして見ているか 「あ〜あ」とか「そうそう、それだよ」っていう表情ですが、 それがしょっちゅうコロコロ人の顔が変わって、 私としてはなぜこれを映す?という感じがいたしました。 内容の濃いビデオですので、別に他の方のリアクション見なくても 見る人が見れば十分事の重大さとか 考えなくてはいけないポイントはここだよ …というのが分かるはずだと思うんですね。 そういうことがありまして、余計な演出といいますか、 見せ方で余計な部分があったのではないかと思いました。

B委員: 僕の専門の領域の教育再生のところも含めて、 なかなかグランドデザインが描けないというか、 ビジョンが見えて来ないというところで 僕もイライラしてるんですが、 そういう苦情を言う方が非常に多いような気がしてるんですよね。 そこにキチっと食い込んで… オーバーといえばオーバーかも分かりませんが この気概というのは『日本を動かすプロジェクト』というのは 非常に視聴者の感覚に合ったんじゃないかな …という気がしてます。 そして、そういうのはやっぱりひとつのテレビメディアが とことん問題意識は日常的でしかも徹底した記者魂で 追っかけて行くっていう…。 そこで何が出て来るか分かんない 取材の中で何かが見つかって来ればいいんじゃないかという 大胆さで迫って行くような、古い発想かも分かりませんが、 そういうのが今やっぱりある意味で求められてるのかも…。 キレイにまとめてしまうんじゃなくて。 そういう可能性っていうのを感じさせたっていうのが 非常に面白かったっていうふうに思います。

C委員: 日々のニュースが新聞みたいな単発で ただ見出しだけみたいなのに比べると、 月刊誌ぐらいな特集号…第1特集第2特集みたいな 読み応えみたいなものを得られたので楽しかったです。 丁寧に撮られているということが一番大事だったことだと思います。 とにかくその報道マンとは何かとか、 報道マンの仕事とは何かとか、 それからこういう面構えの人達がやっているのだ …ということが画で見れたこと。 後ろにザッと並んで報道の人はみんなダークな色着るんだなとか それからこんなにスッポンみたいに取材する人が 顔出しちゃっていいのかなとか差し障るんじゃないかとか、 いろいろ思いながらも 彼らがいるんだということをすごく感じられて キャスターの人達を支えているっていうか ホントのホントの中枢部っていうんでしょうか放送局の。 その画を天井から狙った画はホント素晴らしかったですね。

D委員: 取材が熱心で丁寧で 熱も入ってるという感じだったと思うんですけど、 問題はスタジオに持ち込んでからの 料理の出し方っていうんですかね。 そこにはちょっと問題があるのかな。 あるいはテレビだから当然なのかな。 これだけ取材熱心に一つ一つ突っ込んでるもんですから、 もうポンと素材のままでいいのではないかと思うんですが、 あそこに出演者がすごく多くて それがものすごく大勢いるんですね。 ですから、テレビだからそれが仕方がないことなのか そのほうがいいのかってことは私は分からないんですが、 むしろ事実だけを述べて、それで「あなたが考えなさい」。 「我々もこれから追及しますけどあなたが考えるんですよ」。 こういうほうがいいのではないかって気がするんですね。

E委員: 今回は『ACTION』というタイトルで 報道局が総力でこういうことに取りかかったってことで、 すごく力が入ってるなって勢いを感じました。 特に紹介する時に私は音が印象に残ったんですね。 すごく音の使い方が事件の緊張感を出してるような、 ドキドキするような そういう緊迫感を持って見ることができました。 そしてテレビの力で社会的な問題を 視聴者に知ってもらって、それを短期ではなくて 長期間で解決して行こうとするところが いいなというふうにも思いました。 長期間ですからその過程を見せてくれることによって 何か問題を私達がチェックして行けるんじゃないかな …っていうようなそういう期待を持つこともできました。

F委員: 一つ一つの番組はホントによく取材されていて、 あっそうかこんなことがあるのかって。 特にごみ問題。 リサイクルごみっていうのは この頃の再生紙の問題にも通じていて 「ほぉ、そうだろうなぁ」なんていうふうにも思っていまして、 環境大臣に聞いたところも、 環境大臣が全く何も現状を把握していないということが よく見えて、これがやっぱり日本の現状なのかっていう 暗たんたる思いであったので、 厳しい突っ込みだったと思いますけども、 やっぱりトップに立つ方というのはそれだけの責任が あるんじゃないかなというふうに思いました。 むしろ私はその一つ一つの報道…。 例えば食品偽装の問題、いろんなところに 鴨下環境大臣みたいな方がいらして、 そこに突っ込んで行くようなやり方をしても 何かやっぱり慌ててそれぞれが変えて行くという それこそアクションにつながって行くんではないか …っていう気がいたしました。

G委員: 日テレの報道は ダイオキシンか何かの問題の時も 非常にいい仕事をして来たことは確かで、 おそらくそういう過去の報道 自分達のやって来た報道の仕事を顧みながら 自分達も今何をなすべきかっていうことを 現場の人達が考えて、 こういう番組を作ろうとしたんじゃないかとは思う…。 意図はよく分かりました。 そしてこの中には 例えば、医療崩壊というところで 私なんか医者の端くれでもあったわけだし、 この問題に対してうんと関心がありました。

副委員長: 今までもニュース番組というのは 各番組それぞれ特色を持ってました。 それをこの番組…この新しい取り組みを どうやってその中に取り込んで行くのか。 時間帯だってどういうふうに取り上げて行くのか。 今回取り上げたテーマ、それから 今後こういうテーマやりますというテーマも、それぞれ 社会的には非常に重要なテーマで それ一つ一つ確かに取り上げる意義はあると思うんですが、 もっと大きなテーマもあると思っておるのです。 この一つ一つのテーマも 時間をかけてじっくりやらなきゃいかんテーマも たくさんあるような感じもするし、 サラっと終わるようなテーマもあると思うので、 今後どうやって行くのかなというのが一番 6日の時に見ながら感じ取ったところでございます。

委員長: テレビの場合には時間の制限があるためか、 よく特定のテーマを取り上げて これを今回やりますといいながら徹底的に検証しますというんです。 ところが見てみますと、最後は時間切れでもって 上すべりで終わってしまう。 徹底的に検証するっていったあの言葉はどこ行ったのか …というような番組がほとんどでして、 非常に残念な気がしてるわけです。そういった意味では 1年間ず〜っと続けて追いかけて行くというので それこそ徹底的に検証してくれるんだろうな、 そういうふうに我々は期待を持っておりますので、 その期待を裏切らないようにしていただきたいと思ってます。 今日ご欠席になりましたたかはし高橋委員から メモが来ておりますのでご紹介いたします。

H委員:
本来、ここに取り上げるような種類のドキュメンタリーは 総花的ではなく1つを深く掘り下げるべきなのですが、 今回は一つ一つのテーマより そういったテーマに対してどのように取り組んで行くのか、 その姿勢を明確にすることを第一の目標としたように見えます。 何より、報道しっぱなしではなく、かかわったテーマに さらにアクションを提起すること自体が 従来の報道への重要な問題提起ではないかと思います。 それが単なるかけ声にとどまらず、 執念深くかつ地道に続けられることを期待します。

寺島アナ: 合評の模様をご覧いただきました。

鷹西アナ: 皆様のご意見を受けまして、社側から次のようにコメントしました。

寺島アナ:
ゲストは視聴者の代表という意味で 老若男女それぞれの層から人選しましたが、 適切だったかどうかは今後の検討課題とするとし 「ACTION」というテーマは 今回の番組だけで成立しているわけではなく、 これから1年間の報道姿勢と年末の特別番組を含めて 我々のアクションだとご理解いただきたい
と答えました。

鷹西アナ: 今朝は第415回、 日本テレビ放送番組審議会の模様をお送りしました。

寺島アナ: さて番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

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鷹西アナ: 最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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