鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は3月25日に行われました 「第417回日本テレビ放送番組審議会」の模様を ご報告いたします。 今回のテーマは月曜日夜9時から放送しています 『人生が変わる1分間の深イイ話』についての 合評が行われました。

鷹西アナ: まず、会の冒頭、4月期番組改編について 小杉編成局長から報告がありました。 改編のテーマとしてはタイムテーブルの構造改革を行い 視聴者層のバランスを重視したこと。 またゴールデンタイム そして午後の時間帯を強化することなどを お伝えしました。

寺島アナ: 続いて合評の模様をご覧いただきます。

鷹西アナ: まず『人生が変わる1分間の深イイ話』とはどんな番組か ダイジェストでご覧ください。


寺島アナ:

元気が出るいい話、思わずうなる深い話。 番組では1分間で生き方が変わるかもしれない 「深イイ話」を次々と10本紹介。 その中にはゲストが経験した「深イイ話」もあれば 投稿で募集した視聴者からの「深イイ話」もあります。 さらに、スタジオでは人生経験豊かなゲスト達が話の解釈をめぐって大激論。 全員一致の「深イイ話」を目指す番組です。

鷹西アナ: 番組ダイジェストをご覧いただきました。 それでは日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧いただきます。

 
開催日時 :平成20年 3月 25日(火)
議題:『人生が変わる1分間の深イイ話』
出席者(リポート含む) :小林泉委員、尾木直樹委員、なだいなだ委員
 高橋源一郎委員、槇村さとる委員、米長邦雄委員
 井上秀一副委員長、半田正夫委員長
 増田明美委員

A委員: この番組の題名『人生が変わる1分間の深イイ話』 …ということですけれども「深イイ話」を期待して見た人を 大いに裏切る内容であると思います。 なぜこの番組の表題を「島田紳助ショー」にしなかったのでしょうか。 非常に疑問に思っております。 これは一体視聴者を楽しませるための番組なのか、 それとも島田紳助というタレントを楽しませるための番組なのか。 私は何度見返してもこれが後者のほうになっているように見えました。 人の話の腰を折るという、このスペシャルコメンテーターのあり方 …ということについてどうお考えなのか。 芸として漫才としてそのようなボケとツッコミというものを見るのであれば、 私もそれなりにそういう芸を楽しむことはあります。 しかし、これを「深イイ話」を聞いているさなかに 人の話の腰を折って、話が一体どこに行くのかという方向になるのは 見ていて大変、正直いって不愉快な思いがいたしました。

B委員: 正直にいいますと、25分ぐらい経ったところで眠気が襲って来たんですね。 仕事で見ているのに眠気が襲うなんてのは初めての経験だったものですから、 自分でも分析したんですけれども、やっぱパターンが似ているのと それから10本ってのはやっぱり多いですね。 このテーマ10本の見て行きますと ほとんどみんな知ってることなんですよね。 深い、いい話っていうと何か新たな発見のようなこととか いうふうに思って期待して見るんですけれども、 このレベルの素材であれば 小学校の道徳の授業なんかの副教材で使ったり、 中学校ですと全校の朝礼なんかで 校長先生の3分間ミニ話ちょっといい話 …っていうコーナーなんかでお話しするのがこれなんですよ。 だから映像でやってくのがかなり難しかったのかな …っていう気がします。

C委員: この番組うまい仕掛けを1分間という…。 話題を提供するのに長くなくて1分間という…。 1分間を工夫してやっても数分ですよね。 数分で内容が交代して行くから、他のものやりとりしながら交代して行くけれども、 他の今までの番組よりはリズム感があるようには思ったんですよね。 つまり、ゆったりした気分で見ようとする人にとっては やっぱり10分20分かけたリズムのほうがいいのか。 それとも今のリズムに飽き飽きしてる人にとっては こういう形のほうがいいのか。 私はその差ではないかというような気がしました。

E委員: 『深イイ話』というタイトルなんですが、 まぁこれは皆さんお感じになったと思いますが、深くもよくもない。 もうこれはちょっといくら何でも看板が違うだろう。 ちょっといい話がいくつかあるぐらいですね。 知ってる話が半分。 知らなくても30秒ぐらいで結末分かるね。 まともに考えるとこうなるだろうって。 だから驚きもないっていうので。 だから僕、番組の意図がちょっとよく分からないんですよね。 要するに、こういう話があってよかった驚いた。 それを話すっていう番組かと思ったら よく知ってる話、もしくはすぐネタバレしちゃうような話が 出て来てみんなでつつく。 これは、そういう意味じゃ深くもよくもない話を みんなでつつくというバラエティー番組なのかなと思って、 途中で見方を変えるというふうになりました。 こちらを見るとレギュラーになるみたいなんですけども、 看板を書き換えて紳助ワンマンショーかバラエティーショーにするか、 もし「深イイ」っていうことにこだわりたいのなら、 これは今のやり方でははっきりいって無理だと思います。

F委員: 頭から見た感じは、大変にスピーディーで、 こんな話を前後をつけるにしてもキュってまとめちゃうって すごい力だなと思いました。 それが息をするスピードと合ってるような気がして、 吸って吐いてって、この前私レントゲン撮ったんですけど、それみたいに 吸って吐いてってポロンポロンって見られるんで 「呼吸感がいいなぁ」という感じがしたんですが、途中で飽きちゃった。 それからグルグルって回って行って、6〜7人目になった時に 「あと何人だろう」ってちょっと考えちゃったんです。 授業中みたいなことになっちゃって「あと4人かぁ」みたいな感じになっちゃったんで、やっぱり呼吸は楽だけれども寝ちゃうのかもしんないと、 私も思いました。 そういうところはちょっと疲れました。

G委員: 私は10人くらい答える人ですか、あそこにいましたけど。 2人くらいは多いんじゃないかという気がするんです。 紳助ワンマンショーなら3人か4人か5人くらいまでにしちゃって それでやったほうがむしろいいのではないかな …という気もするんです。ちょっと人数が多いかな。 見てる人も多かれ少なかれ、ビール飲みながら、 あるいは何かしながらという人が多い時間帯だろうと思うんです。 そこでいい話っていうのはちょっと問題があるとしても、 悪くもない話だと思うんですよね。 これはこれでいいのではないかという気はするんですけれども。 すごくいい番組にするとか、ニュースだから真実を伝えなくっちゃいけないとか、 笑いが取れればいいとかっていうのはあるんだけど、 これはこういうふうな微妙なバランスに成り立つ番組かなって…。

H委員: こういう、何か深くていいというのを 1分間でやるというのはちょっと難しいんで、 どんなんやるのかなと思ってたんですけども、 深くていいとはいわないけど、 何となく感動するようなちょっと感動したりですね。 ちょっとよかったり、何か考えさせられるというテーマは それなりに取り上げられていたなという感じがします。 そんなに深くてよくはないんだけど、 非常に感動する話もありましたし、 役に立つ、考えさせられる話もあるんで、 10個は非常に多いと思いますね。 1分で確かに伝わるんだけども、こんなにもったいない話も いっぱいあったような感じしますんで、 もうちょっと作り方の工夫をすれば バラエティーとして作るんだというようなら、 バラエティーとしてでも それなりの見てる人に何らかの感動を与えるんじゃないか …というふうには思いました。
それで、今日お2人の委員の方がご出席できなかったんでレポートを読ませていただきます。


委員長:

このような時だからこそ、 短い言葉が持つ意味の深さを知ったり、 何気ない行動から人生の教訓を得たりすることが いかに重要なことかと思います。 その意味で、この番組はバラエティーの形は取っているものの さり気なく人が生きて行く上での大切なことを教える 教養番組になっているのではないでしょうか。 それにしても、司会を担当している紳助のすごさが光ります。 彼の巧妙な話術のおかげで 内容が数倍盛り上がっているように思われます。
そんじゃ続きまして増田委員のほうから。


I委員:

1分間のいい話を次々に紹介するこの番組は若者を中心に、 幅広い層に支持されると思います。 ちょっとしたミニ知識もあれば人生の教訓になりそうな話まで 内容も充実しているので、私も見ていて勉強になりました。 子供に見せたいバラエティー番組だと思います。 また、いい話を受けてスタジオで紳助さんを中心に繰り広げられるトークが とても面白くためになって面白いという、まさに王道の番組だと思います。

寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、 社側から次のようにコメントいたしました。

鷹西アナ:
VTRの本数が多い、テンポが速いというご指摘を頂いた点は検討し 、深くていい話がどこまで伝わるかも含め クオリティーを上げて行きたい。 まさに我々が悩んでいることについて指摘を受けたことで、 次回はもっと吟味してこの番組をよい方向に変えて行かなければならない …と痛感した。
とお伝えしました。

寺島アナ: 今朝は「第417回日本テレビ放送番組審議会」の模様を お送りいたしました。 さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
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※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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