鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は4月22日に行われました 「第418回日本テレビ放送番組審議会」の模様をご報告いたします。 今回は毎週土曜日と日曜日の夜11時55分から放送しています 『スポーツうるぐす』についての合評が行われました。

鷹西アナ: それに先立ちまして、会の冒頭、BPOから4月に発表されました 『光市母子殺害事件の差し戻し控訴審に対する意見』 …という冊子についての説明をいたしました。 その要旨としては「一連の報道は、被告弁護団と被害者遺族の対立という構図のみを描いていて、被告弁護団が提示した事実と主張に強く反発し、批判する内容である。 多くの番組は感傷的に作られたという印象をぬぐえない。これは公正性、正確性、公平性から逸脱するもので、こうした番組の内容を一斉に報道されたことは憂慮すべきことである」というものでした。

寺島アナ: 続いて合評の様子をご覧いただきます。

鷹西アナ: まず『スポーツうるぐす』とはどんな番組か ダイジェストでご覧ください。


寺島アナ:

『スポーツうるぐす』はスポーツニュース情報番組として 1994年4月から土曜日曜2日間の放送でスタートし、今年は15年目。 以来一週間を締めくくる週末のスポーツ番組としておなじみの番組となりました。 司会を務める江川卓さんを中心に、トークをメインにリニューアルし 「旬な話題を熱く!深く!わかりやすく!」 …というコンセプトのもと、スポーツの魅力を深く掘り下げお伝えします。

鷹西アナ: 番組ダイジェストをご覧いただきました。 それでは「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧いただきます。

 
開催日時 :平成20年 4月 22日(火)
議題:『スポーツうるぐす』
出席者(リポート含む) :尾木直樹委員、増田明美委員
 橋本祥子委員、米長邦雄委員、高橋源一郎委員
 井上秀一副委員長、半田正夫委員長
 

A委員: 前半はすごく見やすかったんです。落ち着いていて…。 後半になって見づらくなって来て、何の影響かなと思ったら やっぱり後半にコマーシャルがダ〜っと立て続けに並べておられて、 あれ、作戦だと思うんですけれども、あまりの落差の大きさに 後半がホントに見づらかったっていう感じがありますね。 それから、最後の最後。生の厳しさだと思いますけども、 切れてしまいましたね、挨拶が。 あれはやっぱり、いくら生でもきちっと締めなきゃいけないだろうと思いますね。 ちょっと見苦しいなっていう感じがありました。 でも、それを生の面白さだって見ることもできないわけではありませんけれども…。 裏でやっている他チャンネルのほうが、かなり出来具合はよかったって思います。

B委員: 私は、やっぱり江川さんの魅力で、あれだけ桑田さんがリラックスして 本音で話せたんだなというふうに感じました。 何か江川さんって人の話もよく聞いてくれますし、それから物腰とか喋り方が柔らかくてユーモアもあるので、私も江川さんが相手だったらいっぱい喋っちゃうだろうなっていうような、そういうような雰囲気を感じます。 それから「江川審議委員会」というコーナーでも、ちょっとしたところなんですけれども面白いところを引き出してくれて、野球の奥深さとか、野球ってこんなものなんだっていうことも知ることができて、これはもっともっと他のスポーツでもこういう視点で トップだけではなくて、魅力的な競技のところなどを引き出してくれると面白いなというふうに感じました。 気になったところはホントにあまりなかったんですが、 細かいことなんですが、野球やJリーグのVTRに 生でアナウンサーがコメントしている時に、ちょっとコソコソ話しているのが 生ナレーションの中に入ったところなどは、 気になる人は気になるだろうなっていうふうに感じました。

副委員長: 端的にいえば、いろんなスポーツをうまくダイジェストして組み合わせて放送して、 分かりやすい、歯切れもよい、時間も長過ぎないということで、テンポもよくて私は非常に、ある意味でこちらのほうがいろんなスポーツがこんなになってんのかな…っていうので分かりよかったです。 それから、ゲストスピーカーとかゲストアスリートにいい人をぜひ呼んでもらいたいと思いますし、せっかく何年間も続いてるんですが、若干初めから見ようとなるには もうちょっと番組案内をうまくやってもらったほうがいいんじゃないか…。 時間帯もずれてるし、ちょこっとしか出てないですね。 高橋尚子だとか桑田が出ればみんな見たいというふうに思うし、新聞も含めて番組案内にもうちょっとうまくPRすると、まだまだ見る人が多くなるんじゃないか…というふうに思いました。

C委員: 冒頭のラインナップ紹介はとても分かりやすかったです。 ただ見る前から予想はしてたんですけど、 すごく読売色が強いというか…。 例えば12日は『阪神』の金本選手が2000本安打を達成した日だったんですけれども、まずはサッカーで、しかも東京ダービーって私は聞いたこともなかったんですけれども、その話を延々とされてて、上位争いなのかなと思っていたら実はそうでもなかったようで、トップに持って来るほどの話なのかなと、ちょっと疑問に思いました。 高橋尚子選手のインタビューはテロップがピンクの影がついてるような字体だったんですけれども、それがちょっとくどいというか…それも途中で重要ポイントが黄色に変わったりするんですけれども、その色が黄色に変わった後にまた緑になったりオレンジになったり、すごく落ち着かない感じがしました。 番組開始20分たった頃にやっと金本さんのニュースになりまして、実はウチの夫は『阪神』ファンなので、この扱いはすごくホントに怒ってました。 小窓で江川さんと桑田さんが喋ってるんですけれども、それがちょっと聞き取れないので逆に気になるというか、何喋ってるのかなってちょっと聞きたかったですね。

D委員: 実はこの時間帯になりますと、僕はテレビ見てる人はどんなことしてるかなと思って大体見るんですね。 ですから当然ビールを飲みながら私は見てるんですね。 それで、この番組は意欲的な作りで、桑田、荒川と時の人を引っ張り出すっていいますかね。 連れて来れるっていうことは、やっぱり相当な努力があったんだろうと思うんですね。 内容もいいんですけれども、問題はビールを飲んでる自分にとってはよかったかどうかということは非常に難しい問題なんですね。 しかし、この番組すごくいいんで、ケチがつけられないという欠点がある。 この番組は非常に意欲的でいいから、いいところは伸ばさなくちゃいけないけれども、しかし場合によっては堅過ぎる。あるいはお説教調過ぎる、教科書的過ぎるということがあったらいかんので、そのへんの兼ね合いが…ちょっと分かりませんけれども。 この番組は素晴らしくいい番組だということは分かりました。

委員長: 『うるぐす』っていうのは「すぐる」を逆にした言葉だよ…と聞きまして。 何ともタイトルってものをいいかげんに作るんだろうなと思った記憶がありましたけれども、番組見たのはほとんどないんですね。 っていうのは夜遅いもんですから、私の視聴時間外なんで見ることはなかったんですけども、しかし今回初めて私12日の土曜日のほう見させていただきました。 夜遅いにもかかわらず、非常に明るい雰囲気で、しかも登場してる方々がみんな分をわきまえて発言なさってる。 非常に見てて気持がいいんですね。 それを江川さんがうまく取り仕切っているので、これも江川さんの人柄のしからしむるところかなと思って、非常にいい感じで拝見させていただきました。 若干気になったことというのは、コマーシャルが後半に立て続けに入って来た。 これは確か、前半のほうをゆっくりと番組を見せるということで、あえてコマーシャルを抜いたので後ろのほうに立て込んでしまったのかなと思うんですが、 確かに後半のほうは非常に見にくかったと、そういう感じがしました。 そういった点が私の印象でした。 しかし非常にいい番組なので、こんなに夜遅くでなくもっと早い時間にやってくれればホントにありがたいのになとそういうふうに思った次第です。 今日ご欠席になりました高橋委員からのレポートがありますのでご紹介いたします。


E委員:

この『うるぐす』には番組が創設された14年前、数年にわたって出演させていただいたので、今もよく見ております。 すでにスタイルも完成し、ある種枯れた味さえ出てるように思えました。 個人的に残念だったのは、競馬コーナーがなくなったことで、クラシックシーズン開幕。しかも『桜花賞』があったというのに僕の見落としでなければ結果さえ報じられなかったのは残念でした。 ところで「枯れた」とか「シンプル」という形容をつけたのには理由があります。 番組がつくられた前年がJリーグの創設。 そして、それから数年にわたって『読売ヴェルディ』の天下が続きました。 野球のほうを見ても、やはり前年に長嶋監督が復帰。 松井秀喜が入団したのもこの年です。 ここからの数年が『読売ジャイアンツ』の最後の黄金時代だったかもしれません。 『ヤクルト』ファンの僕が憎まれ口をたたいてもいい余裕があったのです。 それから10年、プロスポーツをめぐる環境はすっかり変わってしまいました。 本来強い『ジャイアンツ』を中心にしてこそ成立している『うるぐす』というスポーツニュースに微妙な影響を与えているのは間違いないような気がします。

鷹西アナ: 合評の模様をご覧いただきました。

寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、 社側から次のようにコメントいたしました。

鷹西アナ: 後半コマーシャルが多いというご指摘に対し、
夜遅い時間に放送しているので、 注目のものは早めに前半にまとめてお伝えしている。 その結果、後半にコマーシャルが偏って来る。
また今後どのような番組になって行くのか …というご質問に対し
『うるぐす』という番組は 今後もスポーツから逃げないというスタンスで行く。 路線を外さず、スポーツに真正面から向き合って 番組制作をして行きたい。
とお伝えしました。

寺島アナ: 今朝は「第418回日本テレビ放送番組審議会」の模様を お送りいたしました。 さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
    FAX番号:03-6215-0444
    どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

お知らせ:

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子供たちによくない番組、放送したりしてないですよね?

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