鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は6月24日に行われました 「第420回日本テレビ放送番組審議会」の模様を 報告いたします。

鷹西アナ: 今回は6月5日に放送されました『モクスペ世界のエコファイター地球を救う100の知恵 驚き!超テレビ図鑑スペシャル』についての合評が行われました。 それに先立ちまして、日本テレビのエコについての取り組みを社側から説明しました。

寺島アナ: その主な内容です。 日本テレビでは5年前から「世界環境デー」である6月5日を含む1週間に『日テレ ecoウィーク』を開催しています。 この間、レギュラー番組でもエコにまつわる内容を放送しましたが、それ以外に特別番組を放送し、エコ情報をお伝えしました。 今後は「ecoウィーク」だけでなく、エコを積極的に展開して行きたいとご説明しました。

鷹西アナ: それでは、そのエコ番組の1つ『モクスペ 世界のエコファイター 地球を救う100の知恵 驚き!超テレビ図鑑スペシャル』とはどんな番組だったか、ダイジェストでご覧ください。


寺島アナ:

今、世界中で叫ばれている人類共通のテーマ「エコ」。 日本でもエコの精神が生活に浸透して来ましたが 世界には自然破壊やひん絶滅に瀕した動物保護などに 立ち向かって戦うファイターがいます。 この番組ではそんな彼らを「エコファイター」と称し、 その活躍を取材した世界のテレビ番組を通じて 最新エコ情報を紹介しました。

寺島アナ: それでは「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧ください。

 
開催日時 :平成20年 6月 24日(火)
議題:『モクスペ 世界のエコファイター 地球を救う100の知恵  驚き!超テレビ図鑑スペシャル』
出席者(リポート含む) :橋本祥子委員、尾木直樹委員、槇村さとる委員
 米長邦雄委員、増田明美委員、高橋源一郎委員
 檀ふみ、井上秀一副委員長、半田正夫委員長
 

A委員: 「ecoウィーク」中にいくつものレギュラー番組が連動して エコの特集をしたり話題にしていたのは、 テレビ局の姿勢としてはまじめなお考えを感じられて、 とても好感を持ちました。 内容的には「エコファイター」という切り口で海外のテレビ番組の中で、 どうエコが取り上げられているかということが分かって 大変興味深かったです。 ただ1つ、タンザニアのライオンの子供の話なんですけど、 映像を撮ってることはすごいと思ったんですが、 より生活しやすい場所を求めて移動している途中に ケガをしてしまった子ライオンが生きられないというのは、 ある意味厳しい自然の中での掟というか、 自然の摂理のようなものだと私は思ったんですが、 それがただ地球温暖化のせいにしてしまっているような 話の運びがちょっと疑問に思いました。

B委員: 全体はバラエティータッチで面白く見せる…。 楽しみながらエコ問題に関心を持たして行くというところでは、 構成的にも内容的にも一応の成功はしているのかなと思いました。 ただ2時間という時間を一生懸命見ていた感想からいうと、 極めて物足りなさが残ったんです。 何がその物足りなさなんだろうと考えてみたんですけど、 1つはクリップっていうんですか?ものすごくテンポが速くて アップテンポでついて行けないところが僕なんかはあるんです。 ホントに速くて。 詰め込みでテンポが速過ぎたなっていうのを、僕の年代だと思いました。 やっぱり視聴者にアクションを起こすところまで 提案してもよかったんじゃないか…。 環境問題を見せられただけで終わってしまって 「さぁ何をしようか」とか、 アイデアでいろんなことができると僕も分かったんですけど、 何か視聴者の動きをもうちょっとつくるような、 あるいはすでに動いておられる視聴者のご紹介とか、 それは全体の中であったのかも分かりませんけど、 もうちょっと身近なところに引き寄せると 面白かったかなという感じがしました。

C委員: 特に海外の番組のコラージュなので、 タッチも視点も強さもホントにさまざまで、 継ぎはぎ継ぎはぎしてしまうので、それをグッとまとめる キャラクター…肩の力は抜けてるけど、 この人はまっとうでとても信頼がおけるという人を 立てると見やすいかなと思いました。 全体は夏休みとか、エコを課題にする 小学生、中学生ものすごい数いると思うので、 ぜひその子らのために再放送してほしいと思いました。

E委員: パネラーの人の数が多いのか少ないのか、 喋り方がどうかって同じようなことがしょっちゅう出て来る…。 これは局には局の考え方があって、 こういうふうに決めたということなんでしょうから、 たぶん最善書っていうのはないんだろうと思うんです。 増やしたら増やしただけでおかしくなるし、 減らせば減らしただけおかしくなるし、 専門家だけ入れたら堅い番組になるし、 あんまりお笑いばっかりでふざけててもいけない。 このへんは微妙なところがあるんだろうと思う…。 この番組は全体として教育上非常にいいところが 随所に入ってますので、僕は子供達にも見てもらうような努力、 別のセクションでしょうけど、やっていただければと思います。

F委員: 海外の番組を寄せ集めたという感も否めなかったんですね。 大自然を紹介する番組を「エコファイター」って呼んで… それだけで呼んでしまうのはどうかと思いましたし、 イギリスの家族がエコ体験合宿をするお話がありましたけど、 何かあのへんはきれいに作り過ぎちゃってるな、 というふうにも感じました。 実際に自分の排泄物、家族の排泄物を処理する場面などは、 たぶんもっと嫌な顔をすると思うんですよ。 そこのところで生活の豊かさから生まれる豊かな心と、 それからエコを考えるギリギリの状態の中での 葛藤みたいなものがもっと番組で紹介されてもよかったかな というふうにも思いました。

G委員: これは「ecoウィーク」の中心番組ですよね。 「ecoウィーク」のキーとなる番組のはずなのに、 基本が海外のエコ番組の寄せ集めということで 『日テレ』が担当したのはクイズだけというのは、 正直いって寂しい…。 確かに世界の面白いものを集めて来るのもいいんですけど、 それだとやはり、誰かもおっしゃってましたが 「『日テレ』の主体性はどこにあるんだ」って…。 確かにこれは入り口としてはとてもいいかもしれませんが、 よくいわれるんですけど、入り口としてっていうことは テレビ局は入り口しか作らないのか。 これはちょっと言い訳っぽくないのかな…。 毎年毎年「いや入り口としては…」。 じゃあせめて、今ぐらいには入れてくれというような気が 見ているとしますね。 特にこれが毎年やってらっしゃる「ecoウィーク」の いわば中核となる番組だとしたら、 そういうことも考えていただきたい。

H委員: 番組はテンポがよく、たくさんいろんな情報も詰まり、 楽しいところもたくさんあって、 とてもあっという間に楽しく拝見いたしました。 ただ、本でいえば読後感みたいなもの。 その後に残って来るものがあったかなっていうと、、 ちょっとなかったんじゃないかな。 それはなぜかなって考えてみると、 その「エコファイター」と全部をくくってるけども、 玉石混淆だったんではないかなという気がいたしました。 こうやって情報を次から次に刺激的に送り続けられると、 そのボ〜っと考えられる時間がなくなってしまうんではないか。 その押しつけではなく、受け止めたことを考える時間がつくれるような番組が 作れないのかなっていう気がしました。

副委員長: 内容についてはいくつか意見がありまして…。 これ「エコファイター」っていうんですけど、 ファイターのほうがあまり出ない…。 ケースばっかしどんどん出て、本当のファイターのほうが どういう考え方でどういうふうにやったのか、 盛りだくさんになっちゃっているんで そこまでなかなか行かないんだろうと思いますが、 何でこういう人達がこんなに努力しているのかが、 もうちょっと出てくれるといいなと思ったんですけどね。 今後エコの問題はいろんな形でやって行かなきゃいかんので、 いろんな番組作られると思いますので、 ぜひテーマを絞ってでも結構ですし、 日本のいいエコの番組をバラエティー化しても結構だと思うんですが、 いろいろ作ってもらいたいなというふうに思っております。

委員長: これを見まして、エコ問題というのは日本だけではなく 世界中で取り組んでるんだなということを、実感を持って 見させていただいたわけです。 ただ、皆さんおっしゃっておりますように、 2時間の間に非常にたくさんのものが取り込まれておりまして、 種々雑多で本当におもちゃ箱の中ひっくり返したような感じで、 見終わってやっぱり散漫になってしまいまして、 何が残っているか。さっぱり記憶に残って来ない。 そういうことが多かったような気がしました。 タイトルに『地球を救う100の知恵』と書いてありましたけど、 私が数えたところでは25〜26しかないので…。 相当さば読んでるなと…いう感じがしました。

鷹西アナ: 審議の模様をご覧いただきました。
寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、 社側から次のようにコメントいたしました。


鷹西アナ:

この番組は子供とお母さんに見てほしいということを念頭に制作しました。 世界のエコ情報を通じて、まずはエコに関する意識を持ってもらい、 ひいては社会を動かすアクションになればと考えている。 制約された時間の中で伝えきれない部分も多かったと思うが、 今日のご意見を参考に今後もよい番組作りを続けて行きたい
…とお答えいたしました。今朝は「第420回日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。

寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙おハガキのあて先は…。

〒105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
    FAX番号:03-6215-0444
    どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

お知らせ:

こんにちは。ぼくテレビです。
ぼく、みんなのハート傷つけたりしてないですよね?
嘘の情報、伝えたりしてないですよね?
子供たちによくない番組、放送したりしてないですよね?

みんなでいっしょにテレビ、よくしていきませんか?

BPO放送倫理番組向上機構です。

    電話番号:03-5212-7333
    FAX 番号:03-5212-7330
    HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
    受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。


|あなたと日テレ|HOME|