鷹西アナ:

おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は9月30日に行われました、第423回日本テレビ放送番組審議会の模様を報告いたします。今回はこの10月から始まりました、火曜日夜9時放送『誰も知らない泣ける歌』についての合評が行われました。

鷹西アナ: それでは『誰も知らない泣ける歌』とはどんな番組なのか、ダイジェストでご覧ください。

寺島アナ:
世の中にはヒットしていなくてもシングルになっていなくても、いい歌泣ける歌はたくさんあります。番組ではそんな心に響く歌を探し当てて紹介。一つ一つの歌に込められた知られざるエピソードや感動的な実話をVTRで紹介し、その後で実際に歌を聴いてもらうことで歌をより深く理解して視聴者の皆さんに感動していただこうという番組です。

鷹西アナ: 番組ダイジェストをご覧いただきました。それでは第423回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧ください。

 
開催日時 :平成20年 9月 30日(火)
議題 :『誰も知らない泣ける歌』
出席者
(リポート含む)
:半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
橋本祥子委員、尾木直樹委員、
増田明美委員、米長邦雄委員、
高橋源一郎委員、槇村さとる委員

A委員: 若い頃は歌で泣くといっても出会いとか別れとか、恋愛の歌が多かったんですが、今は家族の絆ですとか人生そのものそういったことに泣けて来る自分の年齢的なものも感じましたしあと普段自分が忘れてる優しさとか思いやりとか、家族の大切さとかそういったことも気づかせてくれて大人向けのいい番組だなと思いました。日々の生活に追われてるとこういう知られざるいい歌に、出会うということがなかなかないのでこの番組のコンセプトは素晴らしいと思います。またどんどん新しい歌を紹介していただけたらなと思います。ただ平日の夜9時から1時間1人で泣いてるというのは、なかなかできないことでして。この時も子供が横にいたんですが照れがあるのか、号泣する母を見てビックリしたような顔で「録画してあるの?」なんて聞いて来まして。夫も早めに帰宅すると食事をしたりする時間ですので録画でじっくり見るのがいいのかなと思いました。

B委員: ハッキリいって『誰も知らない泣ける歌』なんて、真正面からいわれると「泣くもんか」というかしら「その手に乗るか」というかしらよくまぁこんなタイトル、露骨につけて来たもんだっていう感じがしたんですが『日本テレビ』だからいろいろ考えておられるんだろうと、見たんですねそしたら…僕は心理のほうばかり見てたんですけれどもやっぱり泣けてしまって泣いてるんですよいつの間にか。「やられた」と思いながら。自分から涙が出て来ると余計意固地になりまして、「なぜ僕は泣くんだろうまだ歌が始まってないじゃないか」と『泣ける歌』なのに、歌聴いてない背景の説明の段階で涙が出てる…。多分同じパターンではやって行けないので、いろんな工夫があちこちでされて行くんだろうと…。だから今後が楽しみだなと思います。

C委員: つまり基本的に泣きたいんですよっていうところだと…。なませでその中で生瀬さんの立場とってもよかったと思います。一応「泣く人」っていって並んでいるんですが、おれ「俺は泣かないよ」みたいな…いなければダメというか、いつも思うんですけどひな壇の人が全員同じ行動を取るということほどヤダなと思うことはないので、ああいう感じ方の自由というか、そういうのをさまざまに見せていただきたいと思いました。あと思ったのは…もちろんいろいろなケースで、いろいろな種類の悲しさとか懐かしさとかありますけど、お汁粉に漬物がつくように笑える歌とか非常に皮肉な歌とか、何か1つ逆の振りをして幅を出すと次の曲がより泣けるんじゃないかと。私もつくる側なのでやっぱ幅は出しといたほうがいいなとちょっと思いました。

D委員: やっぱり1つは、これは番組が「泣いてください」とうたっている。これはなかなかすごいと思うんですが正面切って「泣けよ」っていわれても、なかなか泣きにくい。そこがこちらとしては、こちらの警戒心を解いてもらいたいんですがうまく解けた人とそれは…つまりツボが違うと、警戒心が残ったままという人があるんですね。そこがどういうところかっていうと、泣いてない人がいますよね次々カメラに写って行くとこれ泣けっていうプレッシャーを受けてるのが見えて来るんですよ。つまりみんな結構…笑ってる人はいないですよね。深刻な顔してまさに泣こうと努力してる顔になってるんです…っていうのを見てるとちょっとイヤなんですそこが。やっぱり泣くっていうのは…僕は涙もろくなってるのは、全然OKなんですけど、その場合できたら自然に泣かしてほしい。それは1人でなんですよね。みんなで号泣するって、何か気持悪くないですか?だからお茶の間の側は一人一人だからいいんですが、1人でいるって感じにしてもらいたいですよね。向こう側に全員並んで泣いてる人と泣かない人がいて、泣かない人は出遅れたみたいな雰囲気にされるとちょっとこれは困るっていうのが一番大きいところでした。

E委員: 見ていてやっぱりゲストの方々が、平均的に心のヒダが豊かな方々がコメントするゲストに集まっていて私も見ていて感動するんですけどそういう方々の泣いてる顔を見て余計に泣いてしまうってことが多くあってあの番組を見てゲストの方々をあそこで見て余計にその方がお好きになる…っていう視聴者の方が多いのではないかなってすごく美しい心が見えて来るっていうところを感じました。それから西田さんはホントに…。すごく感受性が豊かで泣いてばっかりで、うえだでも上田さんの司会だったからそれが重過ぎることなく進行されていたと思いますので、あの2人の組み合わせは最高によかったなと思います。あらためて人って悲しいことやつら辛いことがあった時に歌によって心を軽くしてもらったりホントに共感したりいろんな困難を乗り越えて行くんだなと思わせてもらいました。それってやっぱり…。私もこういうものは家族で見られる番組ですので、できれば週末にゆっくり見ていろいろ会話が進むのではないかなと感じました。

F委員: 泣ける歌には違いないんですが、泣けない歌は泣けないでいいんじゃないでしょうか。素直にねつまりこれから毎週1時間ず〜っとほぼ泣きっぱなしという番組は、作るのちょっと厳しいんだろうと思うんですね。ですから泣ける歌と一部の人が泣ける歌、こんなでいいんじゃないかとちょっと肩の力を抜いて、そういうふうにしていただければと思うんですね。それから西田敏行さん非常にいいんですけれども、どうもあの人が泣いてるとホントに泣いてるのかなと私は思うことがあるんですけども、そのへんちょっと気をつけていただいて無理に泣かなくてもいい…。しかし非常にいい番組ですね。これできるだけこれからも工夫をして、全部泣かせるというのではなくてできるだけ泣かせるということでやっていただければと思います。

副委員長: 物語自体には非常に感動を受けました。出て来た人達もみんな素晴らしい人達ですしね。人間ってこんなに強いものかということなんで、この物語のほうがまず相当にうまくまとめられていたせいか非常によかったです。その上に見たもんですから4曲とも歌は非常によかったと私には感じられました。もちろん濃淡はありました。先程いろんな委員の先生がいわれたように濃淡はありました。ただいくつかちょっと気になった点は先程からも出てますがゲストの人達がちょっと泣き過ぎだなという感じがしました。涙っていうのはやっぱりもっとかみ締めたほうが、ホントの涙じゃないかなと僕は思っているんで、ダラダラ出た涙っていうのは、何かちょっとホントに感動してんのかと疑問がわきながら聴いておりました。

委員長: やっぱりこの涙っていうのは何か体験して、自分の体験とそれから歌がぴったりマッチした時に泣けるのであって、あくまでもそれはその人特有のものであると思うんですよね。そういう体験をしていない我々が他人の体験話を聞いたところで同じような感動を受けるわけはないし、感情移入はできないんで、だから悲しい話があって悲しい歌を歌ってるの見ますと確かにああいう場面だったら悲しいだろうなっていうふうに、何か冷めた目でこちらは見てしまうんで涙は出て来ないんですよね。むしろやっぱり悲しい涙でなく嬉しい時の涙、何かあってわ〜っと盛り上がる時の涙、そういう涙の物語があの中に時々ちりばめられていると番組全体が暗くならずにいいかな…。なかなかそういう涙の場面っていうのは、難しいかもしれませんけども何か探していただいて歌と結びつけていただければありがたいな…という気がいたしました。とにかくこの番組は非常にいい番組。とにかくガチャガチャとやってるドタバタやってる番組が多い中で、しかも同じようなタレントが出て来るのが多い中で、極めて異質な番組で、人の心の情感に訴えようという姿勢が見られまして非常に私としてはいいなというふうに思いました。だからこれからの歌の取り上げ方が難しいかと思いますけれども続けてやっていただきたいと思います。

寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして社側から次のようにコメントしました。

鷹西アナ:

悲しい涙ばかりではなく、嬉しい時の涙や楽しい時の涙などさまざまな局面のエピソードを紹介できるようにして行きたい。また見た人を本当に泣かせるというのを1つの到達点と考えていたが、ご指摘いただいた通りそれが押しつけがましくならないようバランスを取りながら番組を作って行きたい
と、お伝えしました。

寺島アナ: 今朝は第423回日本テレビ放送番組審議会の模様をお送りしました。さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
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※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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