鷹西アナ:

視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様からお寄せいただいたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は1月27日に行われました、「第425回日本テレビ放送番組審議会」の模様を報告いたします。
今回は、1月9日放送の『ぐるナイ変革ゴチ 新メンバーはアノ女優SP』についての合評が行われました。
鷹西アナ: それではどんな番組だったのかダイジェストでご覧ください。
寺島アナ: 1994年にスタートした『ぐるぐるナインティナイン』。今回の特別番組は人気コーナー「ゴチになります!」のスペシャルでした。値段を見ずにメニューをオーダーし、設定金額を目指すこのコーナー。最終的な総額が設定金額から最も遠い参加者が、全員の食事代を自腹で払わなければなりません。今回は、新メンバーの発表と、その新メンバーを迎えた最初の戦いが繰り広げられました。
鷹西アナ: 番組ダイジェストをご覧いただきました。
それでは第425回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧ください。
 
開催日時 :平成21年 1月 27日(火)
議題 :『ぐるナイ変革ゴチ 新メンバーはアノ女優SP』
出席者
(リポート含む)
:半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
橋本祥子委員、尾木直樹委員、高橋 源一郎委員、
檀ふみ委員、なだいなだ委員、米長邦雄委員、
槇村さとる委員、増田明美委員

A委員: 内容はテンポも雰囲気もよくて金曜の夕食時に、ながら見するにはすごくいいと思うんですが、楽しそうなの出演者だけで申し訳ないんですが、私自身は得るものがないというかあんまり残るものがないような2時間になりました。まず厨房とか調理の様子、料理の仕方の紹介はとてもうまくて、料理とかもとてもおいしそうにキレイに映されていたので、それはとても好感持っていたんですけれども、夕食時にこれを見るということは、どうしても自分の食卓と比べてしまいまして、夢と現実を見せつけられているような感じで、自分の食卓に集中できないというか、私自身はそういうのあまり好きではなかったので、夕食時には見たくないなと感じました。
B委員: ホントにあんな単純な新人登場のことを、あれだけ何ていうのかしら引っ張って持たせるっていうか、つまんないことが全部話題になって、ゴミまで拾ってでも素材にしちゃうみたいな感じのたくましさっていうかしらあれは驚きましたね。あきれるというよりもすごく面白いなと思いました。この金融恐慌の非常に大変な時代に入って来た中で、僕も違和感かんじるんじゃないかと思ったのが、意外と感じなかったのがあるんですが、それは視聴者全体から見たらどうなんだろう?…というので、やっぱりGDOっていうか時代の流れとか、大きな変化だとか社会的な矛盾だとか、上手に取り組んだ形のブラッシュアップといいますか、そういうのが自動的に求められて来るんじゃないかな…。急激な変化ですけどもそんなこと、ひとつ思いました。だからこれからどういうふうに作って行かれるのかって、結構楽しみで…あまり苦痛じゃなかったというのが救われました。
C委員: 今回見て…まともに見ると今回は違和感が。何かこれは誰でもそう思うと思うんですが、一番楽しそうなのは視聴者ではなくて、出ているメンバー。あれ自腹制っていうのは僕も日テレでやった番組で、しばらく自腹払ったことありますけども、まぁいいや。で、ギャラとの関係はどうなってるとか考えましたけど、やっぱりああいう額をいきなり払う…、これはホントにやってんだなぁ。あの緊張感は分かるんですけど。あれを一番スリルを感じてるのは出演者で、見てるほうは、もうまぁ「そんな感じ」って。だからそのこのへんのバランスがね、メンバーも面白ければ視聴者もノッて行けるっていうやり方ももちろんあるんですが、逆にどっかで もう視聴者を置いてきぼりにして、勝手に盛り上がってろっていう、そういう感じになるとどうだろう。やっぱりこういうスペシャル番組で見ると、何かちょっとゲップが出るっていう感じは強かったですね。
D委員: これが世の中にウケてみんながすごく楽しんでいる…っていうことにやはり違和感を覚えるのは、札束が出て来ますよね。お金が出て来て、それも高額ですよね。そのやり取りを、子供達が見てるのかと思うとちょっと、私これでいいんだろうか…。まぁこれも現実なのかなと思いますけれども、きっと視聴者は、自腹を切る人達の高額なその請求書を突きつけられる人達に、サディスティックな喜びを抱いているのではないか…。まぁこの人達はお金いっぱいもらってるからいいだろう…。でも、自分達が払うとなったら大変なお金ですよね。ひょっとして その1か月のお給料ぐらいっていうことも、あるかもしれない。だからそういう何か、人の嫌な気持を助長してたりするのではないかなと、ちょっと私気になったんです。
E委員: 何かすごくこの世の中の動きに非常に敏感なたちで、昔から社会問題に対して非常に敏感に対応して来た、反応して来た性質を持った人間で、他人のことがどうしてそんなに気になるの…ってみんな思うかもしれないけれど、老人問題があればやっぱり自分自身の問題ではなくて、老人の健保の問題など後期高齢者の問題など、そういうものにすぐに反応する人間ですから、だからあの経済の動向などというのには、まぁかなり敏感に反応しているほうです。そこに持って来てこれを見させられると、日本というのは能天気過ぎるんじゃないか。もう少し世の中深刻だぞ、そういいたくなりますよね。
F委員: この番組は番組審議委員としてマジメに批評すれば、しかるべき発言をしなくちゃならないんだろうと思うんですけれども、低俗といってはこれ制作者あるいは出演者に失礼なんですけど、こういうこの番組もまたいいんだろうと思うんですね。だからこそ20%という視聴率で…。視聴者がこれを支持してるのかどうかは分かりませんけれども、実際問題としてですね料理を金で計って、そして誰が高くどうしたかということでですね、ふんだんに食べ放題食べてそして金ですべて解決して行く…ということは低俗の極みだけど、それはそれでいいんだろうというふうに私は思うんですね。
副委員長: この番組っていうのはどういう番組で、どういう人に見せるのかということが、頭の中にあるんだろうと思いますが、家族のだんらんの中で見るんだとすると、もうちょっと…品ですね。品が悪くならないような工夫もしてもらいたいし、あまり華美にならないように、まぁ特番の時はちょっと例の設定金額なんかは上げても、まぁ年にいっぺんぐらいならいいのかと思ったけど、いつも3万円5万円っていうとちょっと高いかなという感じも若干しました。我々実際そんなの食べてないわけですね。だから年に1回ぐらいならやむを得ないかなというんで、作り方の工夫によって家族でワ〜ワ〜いいながら、明るく元気がつくような番組にしてもらえればいいんじゃないかなというふうに思いました。
委員長: 食べてる方は、ただ「うまい」と連発するだけなんですよね。もっと他にいいようがあるんじゃないかなと…。あれほどの高級な食材を使って、いいお店で食べるわけですから、うまいに違いないわけで…。仮にまずくても「まずい」とはいえない番組だろうと思うので、「うまい」としかいいようがないのかもしれませんが、すべてただ皆さんが「うまい」といってるだけで、何かちょっと芸がないなと…。それぞれの出て来ている俳優であるならば、何かいい言い回しを考えて、こちらがうんと感心するような言葉を出してくれたらな…という気がしました。

それから今日欠席いたしましたお2人の委員の方のご意見をご紹介したいと思います。 まず槇村委員からであります。
「すごい食べ物出場者達のお財布、そして現生、かなり露骨な画面でドキドキしてしまう内容だったのですね。これを嫌う向きも多いと思いますが、面白さを抑えてあることも確かで、時々『う〜んどうなんだ、この桁外れな値段は』…とか思いながらも見続けてしまう。気づけば自然に料理に値段をつけている。負けました。バラエティーフィーリングに溢れた番組でした」。
それから増田明美さんのリポートでありますが…。
「気になった点は、ゲームを面白く成立させるためにはしょうがないのでしょうが、一人一人が食べきれない量を注文しているので、食べ物を粗末にしてるように見えないよう、配慮が欲しいと思います。最後の順位の発表はドキドキする場面ですが、ためが長過ぎてちょっとイライラしました」。
寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、社側から次のようにコメントいたしました。
鷹西アナ:
「指摘をいただいた番組中のクビという表現は、視聴者心理をかんがみて置き換えるなどしたい。そして初めて見る方にとっては、ルールが分かりにくいという点は、決して独り善がりにならないよう気をつけたい。出演者、そして制作者も発展途上にあり、至らぬところもあるがテレビそして食文化の発展に対して、努力して行きたい」
とお伝えしました。
寺島アナ: 今朝は「第425回日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。
さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

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鷹西アナ: それでは最後にBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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