鷹西アナ:

おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け今後の番組作りに役立てて行こうというものです。

出演者
寺島アナ: 今朝は5月26日に行われました、第429回、「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしてまいります。今回は、毎週土曜日夜11時30分から放送しております、『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』が、合評のテーマです。
鷹西アナ: それでは、『世界!弾丸トラベラー』とはどんな番組なのか、ダイジェストで、ご覧ください。
寺島アナ:
この番組は、2007年10月に放送を開始し、今年9月に100回目の放送を迎えます。 毎回、異なるゲストが、自身の願望を1つだけ叶えるため1泊3日か1泊4日で世界のどこかへ弾丸トラベルを楽しむというもの。週末の短い期間でも、世界の行きたい所に行けるという超一点豪華主義の、新しいスタイルの旅を提案しています。
鷹西アナ: それでは、「第429回、日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧ください。
 
開催日時 :平成21年 5月 26日(火)
議題 :『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』
出席者
(リポート含む)
:半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
高橋源一郎委員、増田明美委員
檀ふみ委員、槇村さとる委員
尾木直樹委員、助川瑞枝委員

A委員: まず、OLが週末を利用して行くという設定が面白いと思いました。限られた時間の中で、目的とか対象のエッセンスを味わって見ていると、その目的よりも1泊4日で、弾丸で行くっていう行動力というか、エネルギーが伝わって来る番組だと感じました。もう1つは、スタジオの部屋の造りがとても素敵で、いろいろなテイストのものが組み合わさって、ソファーやライトなど、そういうものがとても共感できて、配色なども、きっと女性が憧れる理想のタイプの部屋の一つかなと思いました。照明も落とした感じのスタジオの雰囲気なので、この時間に視聴するとしては、とてもいいのではないかと思いました。気になった点を申しますと、視聴対象が20代前半から30代のOLと思えて、その視聴対象の狭さが、時々窮屈さというか、ちょっと共感できなくて、ちょっと引いて見てしまうような点がありました。あと、ナレーションの天野ひろゆきさんの声が、とても落ち着いていて、いつもバラエティーなどで騒がしい感じがするんですけど、新しい魅力を感じました。
B委員: 何が嫌だったかといいますと、番組としては、よく出来ていたと思うんです、全体としては。ただ、僕が気になっちゃったのは、ミニスカートで、チャラチャラ歩かれてるんですよ。2日目になってロングになって、すごく落ち着いて見れるようになったんですが、何ていうか、ものすごい恥ずかしい思いをしたんですよ。他、写ってる人を見れば分かりますけど、彼女みたいにミニスカートで、チャラチャラ歩いてる人は、誰もいないわけですよね。何で、あんなんで行かせるのか。ショッピングで歩いてるならいいんですけども、番組としてやってるわけですから、国際的な、やっぱり、何ていうんですかね、品格っていうかしら、それもあるだろうと思うんですけれども。それが、すごく気になってハラハラしていたもんですから、何か落ち着いて見れなかったというのがありますね。あと、感動の言葉が「うわ〜、すごい、すごい」だとか、「すごい」しかいわないです。僕ね、メモ取ったんですよ。「すごい、すごい」「キレイ、何これ」「感動」でしょ。この3つぐらいを繰り返すんですよね。やっぱり、プロとして行くんだったらば、ギャラをもらってですね。やっぱり「感動」とか「キレイ」とか「うわ〜」とか、「すごい」っていう言葉じゃなくて表現する力量、持たなきゃいけないし責任だろうと思うんですけれども。何か1人で「すごい、すごい」って、しらけて来るんですよ。たまたま、この回だけだったのかもしれないっていうふうに思ってますけど。もうちょっとボキャブラリーが豊かな人っていうかしら、そのほうがいいかなあるいは作家さんだとか。もっと、しっとり見たいなっていうのがすごく感じましたね。
C委員: やっぱり、日本人ということを背負って世界に出ているんだっていうことを若い方も忘れないでほしいし、それを作っている方達も忘れないでほしいので。まぁ、旅のコンセプトは1泊3日、そういう弾丸トラベルなんですから、忙しい旅になってしまうんでしょうけども、やっぱり、あれで撮影しているのかと思うと、ちょっと…『ルイ・ヴィトン』をガラガラ引きずって、日本の女のコが旅している姿が、こう…いろんな世界の…。よくありますけど、一時日本のビジネスマンが映画なんかで、向こうの映画でちょっと笑いの種になるように、日本の若い女のコも、笑いの種になってしまうのではないかという感じがして、ちょっと胸が痛かったです。30分という短い間に、その…、スタジオトークがいるのだろうかって、それも、スタジオとその旅とのリンクが、あんまり見られなかったのも、ちょっと気になるところでした。
副委員長: 所々、ちょっちょっと面白い話はあったんですけど、全体として中途半端だなというふうな感じがしましたし、スタジオも若い人達が楽しくトークをしているんですが、短時間の番組30分っていうけど、もっと実際は、短縮してますね。その中で、スタジオはどうやって役に立ってるのか、よく分からなかったですね。本当にスタジオが必要なのかなっていう感じも実はしちゃって、もうちょっとスタジオよりももっと、いろんな…しっかり見せてもらったほうがよかったかな…なんていう感じもしました。これは、我々の世代のあれですが、地元の食べ物、確かにおいしそうで、こういうものが、あそこの名物なのかなっていうのも、確かに面白かったですけども、やはり、生活とか文化とか歴史とかそういうものをもう少し、入れてほしいなって思いました。ただ、タレントが週末の楽しみに旅行したのを、追っかけて行くんだということになれば、それはそれで、1つのテーマかなというふうに思いました。
委員長: 最近、エコ時代で「もったいない」という言葉が大流行りですけど、まさに、この番組見てもったいないなという感じがしました、贅沢極まりない番組だなと。1泊3〜4日で世界中の好きな場所に行くというのは、まさに、それだけのために行って帰って来るわけですから、非常にもったいない感じがしました。この限られた時間内で、夢のような世界に行って、そして時間に追われて帰って来る。また、「あ、夢だった、あれ、現実だったんだろうか」…っていう、そういう感じがするというのは、まさにシンデレラ。この題名は非常に素晴らしいな。『週末のシンデレラ』っていう題名は、非常に好きですね。まさに、女性にウケる、若い女性にウケる題名だなと思いました。ただ、その後が、いけないんで、『週末のシンデレラ』という、非常にエレガントな感じがするんですが、その後が、『世界!弾丸トラベラー』というわけで、なりふり構わず突っ走るっていう、全然、違う2つの言葉が一緒になっちゃって、『週末のシンデレラ』で止めておいてくれたら、よかったかなという感じがしました。
寺島アナ: また、今回欠席された委員の方のリポートが、半田委員長から紹介されました。
まずは増田委員からです。
画面を通して少しだけ、行った気になれる、旅の臨場感を味わいました。特に、映像美は素晴らしく地中海の爽やかな風に乗って、レモンの香りが漂って来るようでした。気になった点はゆっくり見たい美しい場所を、次々と短時間で回ることで違和感を覚え、移動の部分を省略したり、旅行かばんを持たずに移動したり不自然な点も気になりました。1泊4日の旅などは、ドタバタが似合う場所のほうが、ふさわしく、ゆっくり見たいと思う場所は、特に、出演者の技量が問われると思います。
高橋源一郎委員から。
ひと言でいうとバカバカしかったです。正直、見ていて愕然としました。弾丸トラベルという旅行形態が近年出現したことは知っています。それでも、そんな旅はただ苦痛なだけです。経験上、あんな旅は疲れるだけだと断言できますが、それを見て、楽しいだろうなと思えといわれても不可能です。限られた時間をできるだけ利用して、名所旧跡をひたすら走り回る、あまりにケチくさくいじましい姿に、見終わってちょっと落ち込みました。
槇村さとる委員から。
まず、1泊4日にビックリ。『それって、どういうこと?』と思っているうちに引き込まれてしまいました。カメラワークのグラグラ感に少し酔いながら、『あぁ、日本人の旅だな、日本の番組らしいな』と、しみじみします。バカンスの対極というか走り抜ける観光。スタジオの3人の女性も変なコメントをいわず、自然で好感が持てました。イタリアから1枚のハガキを送ってもらったような、印象が残りました。
寺島アナ: 審議委員の皆様のご意見を受けまして、社側の番組担当者からは次のようにコメントいたしました。
鷹西アナ:

「本来 テレビでのトラベルは点と点を線で結んで、その過程も楽しむというものでしたが、この番組は、過程の部分を一気にそぎ落として、点に絞っていると認識しています。また、ボキャブラリーという点では今後の課題です」
と述べ、
「最小減の人数で旅をして今までもリアルを追及して来ましたが、これからもドキュメンタリー性を重視し、感動を、きちんとカメラに納めるよう努力して行きたい」
と、お答えしました。
今朝は5月26日に行われました、「第429回日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしました。
寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

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※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後はBPOからのお知らせです。 それではまたお目にかかります。

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