鷹西アナ: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。
寺島アナ: 今朝は、5月25日に行われました、第439回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたします。今回は、毎週土曜日夜10時に放送しています『嵐にしやがれ』についての合評が行われました。
鷹西アナ: では、『嵐にしやがれ』とはどんな番組なのか、ダイジェストでご覧下さい。
『嵐にしやがれ』は、「嵐」のメンバー5人が、「ゲストが誰なのか?」「ゲストと何をするのか?」何も知らされずに、即興で番組に挑む番組です。番組の軸は、毎週異なるゲストの“プロの技”を学ぶコーナー。そして、もう一つは、専門的技術を持つスペシャリストによって“見たこともない未知の世界を体験する”コーナーです。人気絶頂のグループ「嵐」が予定調和一切なしのエンターテインメント・バラエティーに挑戦。今までに見たことのない「嵐」を全部まとめて100%お見せします。
鷹西アナ: では、第439回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧下さい。
 
開催日時 平成22年5月25日(火)
議題 :「嵐にしやがれ」
出席者 :半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
なだいなだ委員、米長邦雄委員、
槇村さとる委員、尾木直樹委員、
高橋源一郎委員、増田明美委員、
田渕実穂委員

A委員: 「嵐」はそれぞれ一人で活躍できる才能をもちながら、非常に身近な感じで隣のお兄ちゃんみたいなところが魅力だと思います。どちらかと言えばそのアニキゲストという大御所的な方よりも、同年代のような人たちとごく普通の会話で盛り上がって、何か教わると言うよりもお互いの意外な面とか共通点を発見するようなイメージが、私の思っている「嵐」に求める感じですね。これから「嵐」のメンバーがイニシアティブをとってトークショーを上手く回せるようになっていったら、いろんな芸人さんだけでなく芸能人の方でもなく、スポーツ選手ですとか、いろいろな各界の方の話を聞けるようになったら楽しいのではないかと思いました。
B委員: 今、「嵐」は、いろんなところで見られるわけですけれども、その彼らのキャラクターがよく分かって良いのではと思いました。しかし、今の段階ではよく知らないので、ファンではないのでファンのための番組だなと思いながら見て、ファンでない人が見た場合は、やっぱり辛いかなと思いました。高田さんが好きなので、何か大笑いをして見ていたのですが、見終わった時に、しょっちゅうあちこちで笑わせてくれるので、大笑いをしているのですが、終わった後に何かふっーと穴がこう胸に空いていると言うかすごい虚しさがあって、見る資格がなかったかなとちょっと思いました。審議会のためにちょっと無理をして見ているなと思って画面を見ていますと、すごく自分が苦しいのに慣れてないのに見ているのだから、もっと笑わせてくれみたいな、すごく浅ましい気持ちがどんどん湧いてきて怖いなと思いました。
C委員: これは最近あるバラエティー番組の中では、結構面白くて、そして変に教訓臭くなくて高田純次の場合は、何も残らなかったというのが、非常に僕自身印象的だったし、エンターテインメントの真髄というのは、本当はそこにあるのではないかと思うのです。私は、ちょっと残念だったのは、言ってみれば彼の芸を全部あそこで曝け出したみたいなものですよね、得意芸を。しかし、ゲストをもう少し何と言うのか考えたら、この人にこんなところがあったのと言う、そういう芸、彼らはおそらくもっているだろうと思うんですね、だからそういう芸がちらちらと見えるような演出を、「嵐」だけでなくて「嵐」の前に準備する人たちが、そういう心配りを見せてくれていたら、もっと深い番組になったのではないかというような気がします。
D委員: 新しいイメージの今若者というのは悪く言われますけれども、20代が、ああいうやっぱり配慮ができたり、いろいろなところがものすごくデリケートだったと思いますよね。それができながらアニキと言われる先輩との対応をしていたり、コントをやられているのは、現代の青年なかなか捨てたものではないという感じで、新しいジェントルマンができてきたかなと、オーバーに言えばそんな感じですね。僕らの時代は高田純次だったんですよ、あるいは志村けんです、ああいうことならすぐやれるんですよ。だけれど、今の若いやっぱりタレントさんの真似はできないですけれども、やっぱり変わってきたということをすごく思います。その変わってきたのは一体何だろうと、社会的な背景などを読み解きたいなというのはあたためてはいるのですが、それを読み解くと面白いと思いますね。
E委員: その「しやがれ」という言葉は引っかかりました。「しやがれ」というのは勝手にしやがれというので随分と出てきましたけれども、あれは男と女の恋愛ですから、勝手にしやがれ、でも良いと思うのですね、だけども「学びやがれ」ですとか、「未知との遭遇しやがれ」ということで、「しやがれ」という言葉の意味を調べてみましたら、「相手や他人の動作をぞんざいに言ったり罵り卑しめたりする意に用いる」とあるので、田渕さんも言われていましたけれども、「嵐」の爽やかなイメージには、ちょっとタイトルは合わないのかなという気もしました。でも土曜の夜のリフレッシュタイムに頭を使わずにリラックスができるという、単純に楽しい番組で、やっぱり笑えますし、「嵐」の皆さんの素の素敵さに会えるので、またほかのドラマとは違った魅力を感じて、私はとても良い番組だなと思いました。
F委員: 面白い番組だと思うんですね。確かに終わってから僕も何ももって来なくて出たのですが、あれ、何だったかなと、そういう番組ですね。女性を口説く時に、何もしなくてももてる男と何をやってももてない男、この世の中には二通りあるのですけれども、しかしあそこで「嵐」のメンバーと高田純次という組合せだと、あれも喋り方だとか謝り方だとか関係なく、私、あなたが好きという男が集まっているのだと思うんですね、ですからもてる男が日本中で一番もてるメンバーに対して、女の口説き方を教えていると、あれはちょっといい加減にしやがれと、あそこが面白いところで、あれはもてない男に、こうすればお前もてるんだよというのは良いのですけれども、あれはちょっと何もしなくてももてるのではないかと思うんですね。片方がそれで、「はー、そうですか」、と言っているところが面白いと言えば面白い番組ですね。
副委員長: 僕は『怪物くん』をずっと見ているのですが、なかなか面白いなと。それで『嵐にしやがれ』とセットで番組を作っているのかなとずっと思っておりまして、そうすると『怪物くん』は、私らでも面白いなと、実は私だけかもしれませんけれど、見ていて面白いなと毎週見ているのですが、セットで見ると考えた場合に、見る層が大分違うのではないかと実は思っておりまして、この番組はどういう人たちが『嵐にしやがれ』というのは狙って見ているのかなというのが、前の『怪物くん』と違うのではないかと、本当にセットなのかセットではないのか、このへんがまず一つ、番組審査という感じでは頭に残ったのですが。
委員長: ちょっと順序が私は見ていておかしいなと思ったのですね。「完全女性攻略法を学びやがれ」というコーナーで、まず「女は後ろ姿で見極めやがれ」、これをやって2番目に「意表をついてほめやがれ」、3番目に「最後はとにかく謝りやがれ」というふうになっていて、そこにちょっと入りながらいきなり、 「未知との遭遇」に行っちゃったんですね、これ何だろうかなと思って、あれ、変だなと思ったら最後にまた、「最後はとにかく謝りやがれ」に戻っているのです。へんだなと思って、これを見ているほうは全然よく分からない繋がりが、バラエティーだからこんなもので良いのかなと思ったりしたのですが、終わってから、日本テレビのウェブを見たのです、この番組の。そうすると、ちゃんと1、2、3、終わってから「未知の遭遇」になっているのです。だからおそらくこの編集する際に間違ったのではないかというふうに思わざるを得ないですよね。何か非常に唐突な感じでもってあれが入っていたという、そういうふうに思いました。

それからG委員から、今日ご欠席なのでリポートがきておりますので読み上げたいと思います。

【G委員から】
『嵐にしやがれ』の高田純次ゲスト編を見させていただきました。感想は中途半端の一言に尽きます。もしかしたら志村けんさんの回などは面白かったのかもしれませんが、今回についてはまるで楽しめませんでした。「嵐」の一人ひとりのメンバーは芸達者ですし、高田純次さんに関しては、僕は著作を何冊も読んで、高田純次論を書いたほどのファンなので今回のような表面をさっと撫でるような扱いのものは、どちらのファンにとっても不幸としか言いようがありません。もっとましな企画はなかったのでしょうか。
寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして社側からは、次のようなコメントを致しました。
鷹西アナ:
タイトルの「しやがれ」は失礼ではないか、というご意見について、常識の部分やルールを外すことで、インパクトを望んでいるのも事実。皆さまの心に残る言葉を選びました。
と説明し、
「嵐」は女性に大人気だが、土曜日の夜10時という事で、男性にも見て頂けるアイドル番組を目指し、内容も多少、男性を意識して構成している。


とお伝えしました。

今朝は、5月25日に行われました第439回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしました。
寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
    FAX番号:03-6215-0444
    お電話、ファックスともに、どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

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