鷹西アナ: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。
寺島アナ: 今朝は、6月22日に行われました第440回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りして参ります。今回は、6月4日金曜日夜9時に放送いたしました、特別番組『ビートたけしと7人の賢者〜未来への選択〜人類は滅びるしかないのか?』についての合評が行われました。
鷹西アナ: それでは、どんな番組なのか、ダイジェストでご覧下さい。
日本テレビと系列各社は、毎年6月5日の「世界環境デー」を含む一週間を『ecoウィーク』として数多くのエコ番組を企画しています。その一つとして放送したのが『ビートたけしと7人の賢者〜未来への選択〜人類は滅びるしかないのか?』です。「環境問題」への関心が高まっている昨今!人々の中にくすぶり始めている環境問題の疑問や不満。今さら聞けない疑問から耳を疑うような異論まで、ビートたけしが7人の賢者に問いかけ解明していくといった“環境をテーマにした”スペシャル番組です。
鷹西アナ: では、第440回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧下さい。
 
開催日時 平成22年6月22日(火)
議題 :「ビートたけしと7人の賢者〜未来の選択〜人類は滅びるしかないのか?」
出席者 半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
米長邦雄委員、槇村さとる委員、
尾木直樹委員、高橋源一郎委員
増田明美委員、田渕実穂委員

A委員: 1つ1つの話題はとても興味深く、出演者も豪華で時間とお金をかけていることはすごく伝わってきました。ただ2時間半という長尺の番組をとおして制作者側が私たち視聴者に一番伝えたいメッセージは何だろうということを考えると、ちょっと私には伝わりにくかったかなというのが正直な印象です。まったく何も期待しないで例えば、たまたまテレビをつけてこの番組を見ていたら、あっすごく面白いなと思って多分すごく興味深く見ていたと思うのですけれども、この環境問題への疑問や不満の数々をビートたけしが環境問題を原因にする7人の賢者に問いかけぶった切るスペシャル番組ということを期待して見ると、ちょっと期待外れだったかなという感じがしました。
B委員: 見た感想というのが難しいんですけれどもね、7人の賢者がいるというところとの繋がりからいくと1時間ぐらいが良いだろうと思うんですね、2時間半でこれを作り上げるというのは、見ているほうもちょっと大変なもので、番組編成もいろいろあるのでしょうけれども、面白いテーマがそれぞれ出ていたものだから、あれを毎週1回ずつ掘り下げて何週間に分けることがもし出来れば、そのほうがずっと良かったのだろうなと思うんですね。番組そのものはすごく良かったと思うんですけれど、ただスタジオの7人と、それぞれのこの面白いテーマとが何か2時間半で、どういうふうに結びついているのかというのが、ちょっとよく分からなかったですね。それと、話の最後にビートたけしが出てきて、「あんなでたらめな親父だったけど、親父にすまなかったな」っていうんですね。それで、まあ、酷い親父だったんだと思うんですね。そうしたら、あのお兄さんが「本当にな、俺もすまないと思ってるよ」っていうんですね。あれはどう繋がっているのか分からないけれど、私はそこらへんが一番好きでしたね、この番組。そこを評価するということは、この番組全体に対する評価がどうなのか分かりませんけれども、非常に良い番組だと思うんですけれど、どう表現していいんだか私には分かりません。しかし良い番組でした。
C委員: 一生懸命聞いていたのですけれども、分からないんですよ、微妙に分からないのね。分からないままでも流れちゃうんですよ。そこらへんがなんか視聴者を大事にしていないなというか、おそらく収録のところではあってスタッフの皆さんは分かっていたのだと思うんですが、編集作業のところでちょっと飛躍があるんじゃないかなという気がしました。特にVTRをたくさん使いましたよね、あれ1本が僕は時間を計ってないんですが、20分ぐらいあるのもあったんじゃないですか、微妙にVTRを20分近く見せられるともうしんどくなるんですね。それでスタジオの方たちの存在が吹き飛んでしまうというようなこともあって、ちょっとそこらへんがなんかいつもと呼吸が違うなと、微妙に日テレらしくはなかったというふうに僕は思いました。やっぱりこういうエコの番組というのは意義がものすごくあるわけで、誰もが否定しないで見るわけですから、そういうところでの番組作りというのは逆に難しいのかなと思いましたね。裏をかくわけにもいかないし、何か相当これはご苦労されたなというような感じを受け止めました。僕が一番良かったところは、最後のたけしの兄弟が、親父はさみしかったんじゃないかなと、あそこにやたらに人間味を感じて良い思いで見終わることができましたけれど、本当に大事なテーマでいっぱい素材が入っているのに、上手くこう生かしきれていないというか、そういう生煮えの感じをもちました。
D委員: 本当に何か盛り沢山で1つ1つのことを、1時間とかの番組でたっぷり紹介してもいいなと思うぐらいの内容だったのがあの時間でしたので、せっかく各分野の専門家の先生方がいらっしゃるのに、もっと突っ込んだ話を聞きたかったのに、それができずにちょっともどかしさが残るようなところがありました。ですけども、こういうテーマを司会のビートたけしさんが柔らかく気楽な感じでいろんな方々に振ったり、またコメントされているので何かそのへんでとてもよくバランスが取れているというふうにも感じました。この番組をとおして最後に北野さんが言われていましたけれども、これから自分たちの価値観を変えていかなければいけないんだというところからまた話題が発展していって、今を考えるのではなく次の世代とか、もう先を考えていかなければいけないということなども含めて、私たちがどういう意識をもって生活をしていかなければいけないのかという、考えるチャンスを与えてくれた素晴らしい番組だったと思います。
副委員長: 環境問題というのは、私は今いろんなことを動かすための、いろんなキーになっているわけですね。こういう問題を放送番組で捉えるということは非常に大切だと思っているのですが、特に今回、2時間半のスペシャル番組ということで、タイトルも「人類は滅びるしかないのか」という、ものすごい大きなタイトルなので、一体どんな番組になるのかなと、あっこれはしっかりした内容の番組になるんだろうなと思って、興味をもって聞き始めたのですが、スタジオに戻ってきて7人の賢人たちへのアンケートなど、若干たけしさんの話に入った途端に、またバラエティーになっちゃうのかなと思ってね、ちょっと期待したものとは違っちゃうのかなと思いながら実は見始めました。その後、いくつかのテーマを取り上げてVTRでずっと出してきたのですが、非常にいろいろ示唆に富んだものを上手く、これは作りであったと思います。
委員長: 本来、この環境問題というのは難しいし、それから番組としてはあまり面白くないと思うんですね、それを2時間半も取り上げたと、確かに非常に目先を変えてやっていただいたという、その努力には大いに敬意を表したいと思うんです。ただ皆さんがおっしゃったように、果たして2時間半やる必要があったのかということになりますと、ちょっとやっぱり疑問がありますし、おまけにいろんなテーマを取り上げたがために、せっかく7賢人、7人集めていらっしゃるんですね、ところがその7人の方の話がほとんどないというような状況で、せっかく集めたのに勿体ないなという気がしました。もう少しテーマを絞って賢者の方をもう少し少なめにして、そしてじっくりと扱ってくれたほうがやはり良かったのではないかなと、そういう感じをもちました。

今日ですね、欠席になられました委員からレポートがきておりますので、ご紹介いたします。

【E委員】
良かった点は、2時間半の番組を飽きることなく見せてくれたことだと思います。1つ1つの報告というかレポートが見どころがあって、時間が経つのを忘れました。逆に言うならほかに良いところはなかったということです。例えば、「ビートたけしと7人の賢者」というタイトルですが、賢者たちの出番はそれほど多くはありませんでした。というか監督として責任をもって視聴者に語りかける主体がいないことを感じました。ただエピソードを積み上げるだけでは、番組とは言えません。要するにこれは番組以前のものでしかないと感じました。

【F委員】
昔むかし、テレビの向こうに広がる未知の世界に、びっくりしたりドキドキした世代の私です。ウォルト・ディズニーの秘伝ものや、ジャック・クストーの海洋シリーズ、誰も知らない欧米の生活をうかがえるドラマなどです。この番組を見て感じた驚きもそれと同じだと思いました。ただし、未知へのわくわくを感じた昭和30年代とは逆の方向、絶望方向ではありますが…、見てよかったと思うことに変わりはありません。
寺島アナ: 皆様のご意見を受けまして、社側からは、次のようなコメントを致しました。
鷹西アナ:
内容を詰め込み過ぎたため、多くのVTRが消化不良に終わったことは真摯に反省し、次回に向けて改善を図りたい。「環境問題」をテーマにした番組は、これからもやるべきであるし、きちんと伝えなければならない内容がまだまだ沢山あると思うので、今後も続けて放送させて頂きたい。
とお伝えしました。
寺島アナ: 今朝は、6月22日に行われました第440回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りいたしました。
寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

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※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西アナ: それでは最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

お知らせ:

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