鷹西: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。
寺島アナ: 今朝は、先月2月22日に行われました第446回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りして参ります。今回は、水曜日夜7時から放送の『密室謎解バラエティー脱出ゲームDERO!』についての合評が行われました。
鷹西: それでは、どんな番組なのか、ダイジェストでご覧下さい。
寺島アナ: この番組は、これまでになかった映画のようなクライマックスを体感できる謎解きバラエティー番組です。「棒の間」「爆弾の間」などのスケール感のある各ステージに豪華な出演者が登場。謎を解き脱出しようとした中で窮地に追い込まれ発揮する閃きは必見です。ハラハラ、ドキドキ…親子で見て楽しんで頂ける新しいタイプの番組です。
鷹西: それでは、第446回「日本テレビ放送番組審議会」の合評の模様をご覧下さい。
 
開催日時 :平成23年2月22日(火)
議題 :『密室謎解きバラエティー 
       脱出ゲームDERO!』
2月9日(水)放送分に関して
出席者 :半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
 なだいなだ委員、檀ふみ委員、
 米長邦雄委員、槇村さとる委員、
 高橋源一郎委員、増田明美委員、
 田渕実穂委員 (リポート含む)

A委員: 今回初めて気がついたのは、いつの間にかチーム対抗形式になって、前はちょっと違って皆で協力をしてクリアーするような形だったと思うのですけれども、これはチーム対抗形式で前よりも面白くなったような気もするのですけれど、まだちょっと中途半端な気もしました。と言うのは、それぞれのチームが第1ステージで別のゲームをやって、直接対決するのが「棒の間」だけであって、勝ち進まないと次に行けないので、何かあまりゲームに参加しないまま終わっちゃう人が、前もそうだったと思うのですけれども、それが何かもったいないという気はします。逆に脱出失敗したにも関わらず残ってまた出て来るというのも、それもまたちょっとおかしいのかなというような気もしました。3人でやるゲームが多いので、3人の2組で直接対決みたいな形にしても面白いかなという気はします。
B委員: 年上の人間としては、深刻というかこういう風景を、つまり今流行りの設定ですよね、「密室」、「殺し合い」、「脱出」とか、誰か1人だけが甲板に出られるとか、とにかくそういうサバイバルとか、殺し合いみたいな流れの端っこにあると最初は思っちゃったんですよ。バーチャルではあるけれども、もう何かそこでの命の軽さみたいなものは却ってリアルなのかしら、そういうところが感覚的に何となく似ているのかなと思ったりとか、客観的に冷静に見たら命は確かに軽いと思う瞬間もあるけれども、自分が関わって感情とか共感をもった人間に対しての死というのは、あまり遊ばれると辛いな思いました。
C委員: 「隠れているものを探せ」と言うので、ペンチがあるというけれど、どうしてペンチがあるということが分かったのかどうか、それも私には分からないんですよね、同じように将棋盤を見て、そこから最善手で探すのが私の仕事だけれども、何でペンチが出てくるのか分からない(笑い)、つまり、そこが何でだか分からないということで進んでいくのですね、それから、しりとりがあって、いろいろ動物が出て来た、最後の答えがスイカなんですよね、なるほどな、と思ったのですけれど、誰がこういう番組を作ったのか、すいかしたという感じなんでね、わからない。しかし、このクイズが、答えがそれだから良いのか、合っているのか合ってないのだか、そういうことも含めて面白い番組なのかどうかということが、私には見ていて分からないんですね。
D委員: いろんなクイズ番組は多くやっていますけれども、大体、だんだんクイズのこのレベルも上がっていく中で、やっぱりただ椅子に座って、それを答えるだけではなくて、頭と体の両方を使うという、何かこの面白さが良いなというふうに思ったんですね、やっているほうもドキドキしますし、やっぱり見ているほうは、そこに脱出というスリルが加わってくるから、見ている人はもう非常に面白いと思います。その視聴者との一体感ということで楽しめる番組だと思いました。常に危機感を感じているから、余計視聴者も頑張れ、頑張れというような感じで、自分もクイズに答えながらもそちらも応援するスポーツ的な要素があると思いますね。あと、ちょっと心配だったのは、やはり出演される方々の中には閉所恐怖症と言うんですか、そういう方もいらっしゃると思いますし、行き過ぎてしまうとそういう安全対策などの面で慎重になるように、本当に細心の注意をはらう必要があるなということも感じます。
E委員: 何回か見ているうちにハラハラドキドキが何か物足りなくなってくる、そうするとまた新たなハラハラドキドキにしなくてはいけない、どんどん過激になっていきはしないだろうかという、そういう感じが出てきまして、最近よく子供たちの間で命の軽さということがよく言われますけれど、ゲームなんかだと一回死んだものがまた生き返ることができる、一回死んだらもうゲームオーバーにして、もう一回リセットしたら生き返る、それによってすごく影響は出るとは思わないけれど、何となくこうやってテレビの上で命が軽く扱われているということになりはしないかという心配と、それこそどんどん危険、脱出危険度が厳しくなっていく気はしないかと、そういう心配がちょっと頭をもたげました。
F委員: 私は、娯楽番組というのは、こういうもので楽しめば良いということばかりではなくて、やはり少し欲張りで何かやっぱり楽しんだ後に、ああ、くたびれたではなくて、後、何か面白いことを知ったというようなものが何か一つ含まれていると救いがあると思うんですよ、でもあれを見終わって誰か疲れたと言われましたけれど、僕も本当に何か最後まで見たらやっぱり疲れましたね、こちらの何かハラハラドキドキというのは、見ている者を疲れさせるんですよ、だけれども疲れさせた後にほっとしたものが欲しかったなという風に思います。
副委員長: 初めどういうようなゲームなのかというのがよく分からなかったんですね、ルールが本当に、ちょっと分かりにくくてどうなっているのかなと、何回も見ていると段々分かってきたのですけれどね、ルールの説明もやるのですけれども、我々の世代にはちょっと早過ぎて分からないですね。ワーと言って、やっぱり若い人向けの番組かなと思いながら見ていました。それから密室の仕掛けですね、これはいろいろ工夫をして作られているようなのですが、バーンと飛び下りたり落っこちたりするわけですね、本当にあれは危険じゃないのかなとか、本当はどうなっているのかなと、子供たちが見て真似をしたら大変なことも起こるのではないかと思って、このあたりみんな分かっているんだと言えばそれまでですが、やっぱりちょっとさっき言った仮想空間、バーチャルの世界を使う時には、もうちょっと何か注意みたいなものが時に必要ではないかなと思って見ておりました。
委員長: 今、この歳になって言いますとですね、あのはらはらどきどき感がかえって血圧が上がりまして(笑い)心臓に悪くて、これは年寄りには不向きだなということも痛感したような次第です。特に私は閉所恐怖症でもあり、高所恐怖症でもありますので、両方とも駄目だなと思いました。この謎解きですけれども、確かに非常に凝った謎を作っておりましたけれども、果たしてこれが一体どこまで続くのかなと、恐らくこういう問題というのは、数限りがあるだろうと思うので無限に続けられるわけがないので、おそらくどこかでもって他人名義のようになりはしないかと、そうした場合に、非常に恐ろしいのはパクリですね、それこそインターネットを見ますとたくさんの脱出ゲームがいろんなところから出ておりますのでね、そういうところの謎を使ってしまうとか、何かなりはしないかと、著作権のほうでは、アイディアを盗むことは著作権侵害ではありませんので良いのですけれど、表現まで同じになってしまいますと、著作権侵害になってしまいますので、そこのところを上手くやっていかなければいけない、そういう難しさがあるのではないかなという気が致しました。
寺島アナ: 最後に、G委員からのリポートをご紹介します。
「暗号」の解読説明が急ぎ過ぎていて、と言うか説明ばかりで、実際に解いているシーンが少ない。全体に「謎解き」と「脱出」を強引に結びつけ過ぎているという感想です。「謎解き」には「謎解き」の面白さがあり、「脱出」には「脱出」の面白さがある、その二つの良いとこ取りをしようとして、虻蜂取らずになったのではないでしょうか。
鷹西: 皆様のご意見を受けまして社側からのコメントです。年配者向きではないというご指摘に対し、
家族で楽しんでもらえるような番組を作っているつもりだったが、年上の方たちには見づらいところもあるというのが改めて分かった。今後の番組作りに反映させていきたい。
また、番組の安全対策については、
危険度のあるアトラクションには経験値のあるスタッフが担当して怠りなくやっているつもりだが、どこかに落とし穴があるのではという危機感を常に持って今後ともやっていきたい。
と、お伝えしました。
寺島アナ: 今朝は、2月22日に行われました、第446回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りして参りました。
鷹西: ここで、日本テレビからのお知らせです。日本テレビでは、番組の向上に役立てるため、番組モニターを30名ほど募集しています。これは、日本テレビが指定する番組を、週に1つから3つほどご覧頂き、指定の用紙に感想などを記入して、メールでお送り頂くものです。応募の締め切りは3月15日、火曜日です。詳しい応募方法は、日本テレビのホームページをご覧下さい。
寺島アナ: さて、番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
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    お電話、ファックスともに、どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西: それでは最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

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