鷹西: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。
菅谷アナ: 今朝は、先月6月28日に行われました第449回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りします。
鷹西: 今回は、毎週火曜日夜10時から放送しております『スター☆ドラフト会議』について、合評が行われました。
菅谷アナ: 合評に先立ちまして、まずBPOの「放送倫理検証委員会」による日本テレビ「ペットビジネス最前線」報道に関する意見書を受けての報告がありました。続いて、「放送番組の種別の基準」について報告と諮問が行われました。
鷹西: それでは、『スター☆ドラフト会議』とはどんな番組なのか、ダイジェストでご覧下さい。
菅谷アナ:
この番組では、素人さんから無名の芸能人まで番組が自信を持ってお勧めする「スター候補生」が続々とスタジオに登場します。そこには日本テレビのプロデューサーはじめ芸能関係者、およそ20人のスカウトマンが集結。候補生のパフォーマンスを吟味した上、「イジリ隊」による質問や、ムチャぶりの受け答えから、それぞれのキャラクターやポテンシャルを判定するという、総合オーディション番組です。
鷹西: それでは、第449回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧下さい。
 
開催日時 :平成23年6月28日(火)
議題 :『スター☆ドラフト会議』
出席者 :半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
なだいなだ委員、米長邦雄委員、
尾木直樹委員、高橋源一郎委員、
増田明美委員、茂木嘉世委員
(リポート含む)

A委員: 本当に素人の方とか子供とかいろんな方が、あらゆる可能性を求めて出て来られて、しかもそれぞれがものすごく技をもっておられたり、上手いというのでこれまでのスター誕生というのは歌番組とか、1つの条件が決まっていたのですけども、どんな人が出て来るか分からないという、そういう面白さというのがすごくあります。ただ、僕、1つ心配なのは僕の教育の領域から言いますと子供が出ていますよね、その後子供たちがどういうふうにしてスターになっていくのかとか、契約関係どうなるのかというのもここであるのですけども、その中でひょっとして行き過ぎてしまうような事態だとか、何か子供の生活が壊れたとかね、問題になるようなことが起きやしないかなというのは、ちょっと心配もしているんですよね。だからそこらへんをどういうふうにして番組としても、局としてもちゃんと見守っていけるのかとか歯止めをかけていけるのか、そこらへんは子供のところはちょっと配慮してほしいなというふうに思います。そんなところでよくぞあれだけ探して来られると面白い人たちをというので感心をしていますけれども。
B委員: 出演者の方の私の好みもあって、総体的にはとても面白い番組でしたが、中盤あたりからちょっと間延びしてしまって、何かしながらでも良いかな、見ようかなという感じになりました。というのもスカウトの札が上がる、上がらないかの重要性が今ひとつ伝わってこないからかなと、私なりに思ったのですが、もう少しハラハラ、ドキドキと言うか、例えばせっかく逆指名という制度があるのであれば、その逆指名をされた番組がなぜその方に対して挙手をしなかったかという理由とかがあると、もう少し面白さの中にもシビアな面が出てメリハリもできてもっとスカウト番組としても楽しみという、娯楽という面に関しても、もう少しメリハリがついて、もっともっとこの人はどうなっちゃうんだろうという、皆挙げてくれるのかなとか、そういったものも審査の内容とかが結構知られると、もっと良い番組になりそうな気が致します。
C委員: コレは個人的な細かいことですけれど、しかし本当に何でも知っていましたね、魚へんに冬と書いて、これは「コノシロ」だとか、どうしてこんなことを知っているのは寿司屋へそんなに行っているとも思えないんだが、そういうふうなところがあって、それで良かったのはバックの声がなかったということです、バックの声ってよく100人ぐらいいろいろ人がいて「わー」とか、何とかいう、「ウソー」とかいろいろ言うぶん、僕はあれが嫌いですけれども、これはもうそういう人がいなくて、スカウトする人が大人でじっとしているわけですね、それでその次にバラエティ研究家の人が出てきましたけれども、あの人番組審議委員会でスカウトしたらどうですか、しかしよくいろんなことを見ている、研究している、いろんな人もいるもんだなと思いましたけれど。
D委員: この「スター☆ドラフト会議」というのは、バラエティなので、まず司会のくりぃむしちゅーさんがすごく上手ですし、それからイジリ隊やゲストの方々のコメントが本当に面白いですね、ですから素人のこの皆さんが突っ込まれながら、いじられながら、またそれに対するコメントなどを聞いていると、よりキャラクターが見えてきて、見ている視聴者などが、「ああ、この人はスター性がある」とか、「ちょっとないんじゃないか」っていうところが、そのオーディション番組からバラエティにした中ですごくより味が出てきたなというふうに思います。それから思ったのは、たくさんの方々が、いろんなプロダクションの方々がいらっしゃいましたけれども、「スター誕生」の時というのは何か本当に素人の方を探すという感じでしたけれど、今回の川神さんなどというのは、モデルのお仕事もされていますので、もしかしたらもう事務所に所属されている方なのかなという気もしまして、そういうことも含めて、このバラエティの見る側の面白さというのが膨らませることができるので良いと思います。是非、これからも欧米の番組のように、日本のスターをというだけではなくて、世界的なスターをこの番組で登場させて欲しいなというふうに思いました。
E委員: ここでタレント性を見出したわけじゃなくて、もうすでに番組のスタッフが実際には、この番組に出さなくても別のところで使って良いなというふうに思っていたんじゃないですか?そういう思っていた人間を、わざわざまたここに出したのはあまり何か二度の手間をかけているような感じで、私としちゃ、番組でスターを誕生させるというよりも、何というのかもう決めちゃっていて、この人たちは未来のスターだと決めていて、そしてその登場、デビューの演出をやっているのじゃないかって感じがしました。だから見ていてハラハラ、ドキドキがあまりないということなのでしょうね。そこが改良すべき、面白いことは面白いけれど、そういう点で改良すべきところがあるんじゃないかなというふうに思いました。
副委員長: 確かにいじり隊の人たちは頭の回転は非常にやりとりが良いのですけど、何か自分たちだけ楽しんでいて、言葉もちょっと上品じゃなくてちょっと品のないような言葉があって騒がしいなという番組にどうも目立ったんです。私としてはいろんなジャンルの人を集めてタレント候補を探すのも良いのですが、最近本当のスターがなかなかいないので、本当のスターを誕生するにはどうしたら良いのかなというのを、たまには考えて欲しいし、後ここでドラフトになった人たちが本当にスタートして誕生していくのかどうかというようなこともフォローアップしてもらったら面白いんじゃないかと思いますけどね。
委員長: この番組はその中でも先程から皆さんがおっしゃっておりますように、スター誕生の系列に入るものであろうというふうに思います。MCをやっておりましたくりぃむしちゅー、それからマツコデラックス、それからイジリ隊に属するスターたちの、遠い即妙なギャグの連発ですね、これが非常に面白い、上手く出演者を盛り上げるような形でもっていっている、これは、さすがに彼らはプロだなという感じがしました。やはり最近一般に言えるのは、一発屋的なタレントが目立っていると、テレビ局としてはたくさんいるわけですから、どんどん使い捨てで良いという気持かもしれませんけれども、やはり文化を育てるという自負心とかプライドとかやはり矜持、そういったものを、もっとテレビ局にあっても良いんじゃなかろうかという気がいたします。
菅谷アナ: 最後にF委員のリポートをご紹介します。
鷹西: 【F委員より】
麗々しくスカウトマンたちが揃い、番組タイトル名にもスターが冠せられているので往年の名物番組「スター誕生」のようなものを想像しましたが、中味は全く異なったものでした。スターをドラフトするのではなく、一発芸のあるタレント候補生をいじって楽しむバラエティ番組だったようです。だとするなら、というか、それ故にというが僕にはあまり楽しくありませんでした。1つは最初に出演した2人、東大卒のイケメンクイズ王も番組観覧マニアの女の子も、まあ飲み会の席でのネタなら良いとして、「だから何…」という感じしか受けなかったからです。

皆様のご意見を受けまして社側からは、次のようなコメントをしました。
最近のスターは、いじられるキャラクターを持ち合わせているかどうかが重要となっており、スターになる条件は、昔より複雑になってきていると思う。才能プラス、その素質をも発掘するための番組である。
と述べ、また、
なぜ、スカウトマンは札を挙げたのか、もしくは上げなかったのかについては、皆様のご意見を受け、改めてその理由も重視し、今後は、大事に表現していきたいと思っている。
と、お伝えしました。
菅谷アナ: 今朝は、6月28日に行われました第449回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしました。

番組では皆様からのご意見をお待ちしております。 お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
    FAX番号:03-6215-0444
    お電話、ファックスともに、どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西: 最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

お知らせ:

BPO【放送倫理番組向上機構】

    電話番号:03-5212-7333
    FAX 番号:03-5212-7330
    HPアドレス:http://www.bpo.gr.jp
    受付時間:平日午前10時〜午後5時まで。

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