鷹西: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。
菅谷アナ: 今朝は、11月22日に行われました第453回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りします。
鷹西: 今回は、毎週水曜日、夜7時に放送しています『1番ソングSHOW』についての合評が行われました。では、どんな番組なのか、ダイジェストでご覧下さい。
菅谷アナ:
『1番ソングSHOW』では、「ドラマ主題歌でNo.1ヒットは?」「結婚式で一番歌われた歌は?」「カラオケで1番歌われた歌は?」など、あらゆるジャンルで1位をとった歌を日本テレビの秘蔵映像と共に大公開したり、ゲストの特別な思いがこもった歌を再現VTRやトークでご紹介します。また、最新の曲をご本人が豪華に披露するなど親子で楽しめる新しい音楽番組です。
鷹西: それでは、「日本テレビ放送番組審議会」の模様をご覧下さい。
 
開催日時 :平成23年11月22日(火)
議題 :『1番ソングSHOW』
出席者 :半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
なだいなだ委員、米長邦雄委員、
尾木直樹委員、槇村さとる委員、
高橋源一郎委員、檀ふみ委員
増田明美委員、茂木嘉世委員

A委員: 印象的には主題歌を歌手本人が歌っている当時の映像というのは、とても懐かしく見られましたし、怪物くんのカイカイ体操は子供が真っ先に踊っていたりして、私も懐かしく口ずさんだりしてゴールデン向きのコーナーだったなと思います。笑いもあったのですが、終わって見るとちょっと不満と言いますか、がっかり感が強かったのが正直なところです。そのオープニングで、司会者が名作ドラマの主題歌、たっぷり聞いちゃいましょうスペシャルと言っておりましたけれども、そのメインテーマである主題歌はワンコーラスさえも流さず、足早にかけめぐって何かこうたっぷり聞いたという満足感はなく、歌以外のことが多かったなという印象がありました。総合的には、ソングショーという音楽番組の印象は薄く、トークで楽しみもあるのですけれども、貴重な感じがあまりもてなかったので、それがちょっとメリハリがなく残念だったなと思いました。
B委員: 私が感じるところはいつも同じエピソードで、とても軽いというか反射的な反応を何分かに1回、ははは、はははってやっていました。そういう反射的な対応しかできなかったので、面白いなと思ったのがCMをよく見ました。何かCMと番組の内容があまりボリューム的に変らないと言うのは変な言い方ですけど、すごく真面目にCMを見てしまいました。これは一体どういうことなのだろうと、後で考えるはめになりました。以前、審議会でも一つの泣ける曲を1番組でやった歌の番組とか、それからNHKだと思うんですけれども、2人の人が対談しながら自分にとってのベスト10の曲を替わりばんこにかけていくみたいな、そういう歌番組が私の中ではとても印象に残っているので、やっぱりその歌について、それから思い出について嬉しそうに語る人の顔がみたかったです。
C委員: 子供が見ると面白い番組で私が真剣に見るというのとはちょっと違う番組だということは分かりますね。それで例えば、「家政婦のミタ」の予告編が出たら、何かそっちのほうがドキッとするとか迫力があるとか、これは見る番組が報道とかバラエティとかドキュメントとか、それなりに違うからだと思うんですね。それで時折入るCMとあまり変らないではないかということは、そういう番組の作りだろうと思うんですね。どこが良いのかどこが悪いのかということは、僕にはよく分かりませんけれども、これを見て子供であるとか、親子が見て楽しかったなとか、懐かしかったなということであれば、これで良い番組なのだろうと思うんですね。
E委員: 1つのテレビを見ながら感想を言い合ったり、あっ、子供ってこんなところに惹かれるんだとか、一緒に踊ったらとか、あるいはおじいちゃん、そういう思い出があるのかと、何かそういう家族のあたたかいムードっていうかしら、それを今求めている国民的な雰囲気から言えばピタッと合っていて、そこに向けていくと今のような作りというのは、僕はすごく洗練されてきたというふうに見ているんです。例えば物真似なんかも、子供はやっぱり喜びますよね、僕らまともな大人がじっと見ていると、えっという感じはもちろんあるんだけれども、そのギャップとか、あっちこっちでフェイントをかけられていくあれが面白いですよね。それを見ながら大人が子供を理解していくとか、家族が仲良くなるとかね、そこまで考えておられるか分からないのですけど、視聴者の反応を見ながら、そこへ結構きているなというふうなところが、すごく僕は良いなと思いましたね。
F委員: 私にとってはですよ、子供もいない、中年も過ぎた1人の女としては、ひと言で言えばとても刹那的な番組、私にとっては何の余韻も残さない、だから音楽というのはとても力が強いので、じっくり聞けば余韻が残るものだと思うのですけれども、多分、じっくり聞かすということをしていないせいじゃないかな、余韻を残さない、そこがちょっととても良い音楽があったのにもったいない感じがいたしました。こんなに細切れ状態で一番ソングショー、歌のショーというふうに言っているのに、それでいいのかなと、そのあの手この手がすべてちょっとぶつ切り状態な感じになって、その番組に対する、この番組の面白さを細切れにしてしまったのではないかと思います。
G委員: この番組全体は50分番組とは思えないくらいにいろんなものを詰め込んであるんですね。後で考えて思い出して見ると、あれ、これだけのものを詰め込んであったのかと思ってびっくりするぐらいに、いろんなものがありました。ただ、詰め込み過ぎっていうこともあると思うんですね。もう1つショックだったのは、ものまねが、私の知らない人のものまねですから、だから真似だか、上手く真似ているんだか分からないんですよ、本物を知らないし、親子で楽しんで見られるという台詞は良いですけれど、ジジイはもう「蚊帳の外」なのかっていう感じがしないでもないです。
副委員長: 今回の番組の作りは、過去の映像と音楽を組み合わせてやったので、実を言うと夫婦2人で見ましたけれども、わーわー話ながら、これいつのだったけなと言いながら見ているうちに終わっちゃったので、テンポもそれなりに良かったのです。音楽自体も一生懸命できるだけ聞くようにしたのですが、音楽自体は良かったのですが、それに絡まる裏話だとかエピソード、これはゲストと言うんじゃなくてアーティストとパネラーですか、こういう人たちの司会とのやりとりは、あまり嫌らしさがなくて煩くなくて、バラエティとしては良かったかなと思っています。
委員長: 今回、たくさんの歌が紹介されておりましたけれども、ほとんどが平成時代に入ってからの歌ばっかりでありまして、せいぜい私が知っているのはこの「贈る言葉」と、「Say−Yes」と、「ラブストーリーは突然に」ぐらいで、そのうち歌えるのはその「贈る言葉」だけで、あと2曲は聞いているだけです。本当に言うなら、寂しい思いをした訳でありますけども、この番組概要のところで「昔の歌も、今の歌も、大人から子供まで誰もが楽しめる60分」って書いてあるんですね、その大人には私共は入っていないんだなという感じがした訳です。それから、たくさん盛り込み過ぎたせいか、折角のそれぞれの曲を全曲聞かせるのではなくて、ワンコーラスもやらないぐらいです。どうせ聞かせるのだったら、その1曲を全部を聞かせてくれたほうが、それぞれの視聴者の思い出と繋げて、それぞれがいろいろ思いをもつと思うので、そういうことのほうがむしろ良かったのではないかなという気がしましたですね。
菅谷アナ: 最後に、委員Hと委員Iのリポートをご紹介します。
鷹西: 【H委員より】
ソングと題されているので、歌を中心にした番組かと思いましたが、どうやらショーのほうが中心で、音楽バラエティを思考されているように思えました。番組中、一番気になったのはと言うか不快だったのは、司会の矢部さんの彼女らしい女性を、「サカス」、もしくは「サカスの女」と称して取り上げ、からかうところです。そんな内輪受けの話を何度も繰り返されて心底うんざりしました。テレビ番組とその主題歌というテーマでやるなら、その味付けを考えればいいのではないでしょうか。音楽とドラマで視聴者を引きつける方法はある筈です。

【I委員より】
今、子供や若い人向けの番組が多い中で、30歳代、40歳代がおーと懐かしがって見ることができる面白い番組だなと感じました。スタジオで雛壇にいる方々のコメントを楽しむ形式は、バラエティ番組で見飽きてはいますが、6人という人数が丁度よく、1人ひとりの人選もぴったりだと好感がもてました。この番組が見終わってからしばらく私は紹介された、いくつかのドラマの主題歌を鼻唄で歌っていました。子供のため、日本の将来のためにも親世代が楽しくなる番組を、これからもどんどん作ってほしいと思います。

皆様からのご意見を受けまして社側からは、次のような内容のコメントを致しました。
今は、子供たちを中心に見てもらえるテンポ感を狙って歌の長さを決めている。余韻が欲しいとか、メリハリが損なわれているといったご意見も参考にしたい。
と述べ、番組の要となるアンケートについて、
世代感については、年配者の方を切り捨てているということではなく、ちょうど真ん中の世代の辺りをターゲットに楽曲を選んでいるが、今後もう少し広げていければと思っている。
と、お伝えしました。
菅谷アナ: 今朝は、11月22日に行われました第453回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしました。

番組では皆様からのご意見をお待ちしております。
お手紙おハガキのあて先は…。

郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
    FAX番号:03-6215-0444
    お電話、ファックスともに、どんどんお寄せください

※頂いた情報は番組制作への参考とさせて頂く
 以外の目的には使用致しません。

鷹西: 最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

お知らせ:

BPO【放送倫理番組向上機構】

    電話番号:03-5212-7333
    FAX 番号:03-5212-7330
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