鷹西: おはようございます。視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。
この番組は日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。
菅谷アナ: 今朝は、2月28日に行われました第455回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りします。
鷹西: 今回は、2月15日水曜日に放送されました『笑ってコラえて!豪華版イタリア・日本・ブラジル三大陸NO.1王道グルメ喰いっ放しスペシャル』についての合評が行われました。それでは、どんな番組か、ダイジェストでご覧下さい。
菅谷アナ:
今回の『笑ってコラえて!』2時間スペシャルのテーマは、ズバリ「食」。ジャニーズのグルメ番長ことV6長野博さんが美味しいものを探しに列車でイタリアを縦断。さらに、ローマ支局では、アイスの世界一決定戦に初出場した日本代表チームに密着取材。また、ブラジルのサン・パウロ支局では、「シュラスコ」を。その他、大阪・豊能町の「絶品!イノシシすき焼き」など、世界中のグルメ情報を特集しています。
鷹西: それでは、「日本テレビ放送番組審議会」の合評の模様をご覧下さい。
 
開催日時 :平成24年2月28日(火)
議題 :『笑ってコラえて!
豪華版イタリア・日本・ブラジル三大陸
NO.1王道グルメ喰いっ放しスペシャル』
出席者 :半田正夫委員長、井上秀一副委員長、
なだいなだ委員、米長邦雄委員、
槇村さとる委員、高橋源一郎委員、
壇ふみ委員、増田明美委員、
尾木直樹委員、茂木嘉世委員

A委員: ローマ支局のジェラートワールドカップは、もうここからは本当にいつもの「笑ってコラえて!」といった感じで大変見応えがありました。フランスとイタリアの作品が本当に素晴らしかったのですが、日本も負けず劣らずの腕前に感心したのですけれども、その上位3チームしか発表がなかったので、3位以内に入れなかった日本の順位がとても気になりました。特に、氷の彫刻の人魚がすごく素敵だったので、何でタコに負けたのだろうという疑問が残っていて、番組終了後にネットで調べましたら、最終的な順位もわかって、各部門で好成績が多かっただけに、チームの方の涙が理解できました。できればここまで放送していただければ、もっとすっきりしたかなと思います。
B委員: 人物当てのクイズがありますよね、スペシャルゲストの、あそこなんかは僕はあまりこの番組見ていなかったのだと思うんです。非常に新鮮な感覚で面白いなというので、ゲストを当てるというのは、結構面白いと思うんですよ。すぐ仕切られたこっち側にいてというのは、お客さんから見ていても反応が全部見えるんですよね。よくあるのが曇りガラスで向こう側とか、カーテンの向こう側というは反応が見えないんですけれども、あれは見えて、いいなあと思って見ていました。それから人物を当てる柴田さん、いろいろ当たっていくのが微妙なところへかすっていくみたいなところが面白くて、それはありだなと思ったり、僕があそこに座っていたら何て答えるのだろうとか、すぐこの頃そういう感覚で見るようになっちゃったものですから、こういう番組はかなり僕にとってはきついぞと思ったり、いろいろしていたのですが、皆さんよく知っていますね、驚きました。
C委員: 中味がものすごく濃いということと、カメラの位置がすごくリアルな位置から撮るんですよね。普通、あんなに有名なシェフの厨房の真ん中にテーブルを作っていただくっていうのは、本当に料理の専門家とかグルメが見たら「何をやっているのお前ら」というぐらい羨ましい状況というのを、ホームビデオみたいに撮っているじゃないですか、何かそのあっさりさに呆れるというか、この良さ、すごさが分からないで見ちゃう人も多いんだろうなと思って、贅沢だなと思いました。それは全体に言えてて、変なものとか奇抜なものとか、色ものっぽいものを出さないで、何て素敵な人がいっぱいいるんでしょうという人を当たっていくていうのが、やっぱり「笑ってコラえて!」のその伝統芸というか、やっぱり村人1号発見というのと同じ感じでやっているのが、すごい番組なんだなと改めて思いました。
D委員: この番組はまず、面白くて、そして悪いところがない、悪いところがないというのはどう言ったらいいんですかケチをつけると言うんですか、ここはやらせじゃないかとか、ちょっとあくど過ぎるなとか、これはちょっとおかしいんじゃないかと、そういうものがなくて、自然のままにずっと番組を一生懸命作っているなと、私はこういうこの時間帯の、この番組というのは、それが一番良いことなのだろうと思うんですね。テレビを見ている間も良い番組だなと思って、終わった時に何だったけなと、その何だったけなというのは、つまり悪い印象が残っていないということが非常に素晴らしいことだと思うんです。
E委員: 豊能町のダーツで行かれた旅なんですけれども、これはもうさすが大阪人の面白さで道を歩いている子供たちのコメントも、もうボケと突っ込みができていて、何か本当にその土地柄が現れていて面白いですね。ここ一つだけちょっと私がひっかかったのですけども、今回の旅は食に拘る旅でしたから、豊能町でも多分そこに拘ったと思うんですね。駆除されている鹿を、駆除とはいえ、私はあんなに撃つシーンとか、鹿が倒れるシーンていうのは必要なのだろうかと思いました。鉄砲の音であとはもう食べるシーンだけでも良かったんじゃないのかなって、多分、見ている人の中には、ああいうシーンを見ていてすごく残酷だなって感じる人も多いと思うんですね。だからちょっとそこは気になりました。
F委員: これはちょっとバラエティではあるのですが、違うなといつも、それは何か僕もよく分からない、もしかするとそこにこの番組の秘密があるかもしれないのですが、それは所さんのキャラクターに象徴されて、まあ押しつけがましくないということですね、ひと言でいうと、透明感があると言っても良いし、嫌な感じの人に突っ込まれると嫌だけれど、感じの良い人に突っ込まれるといいよと、みんなそのキャラクターが良く出ているんですけれども、みんな良い感じなんですね、そういう人たちを選んでいるのか、選ぶとそういう人になっちゃうのか、ということはその番組の選ぶスタッフの感覚ということになると思う。結局、出て来る人みんな嫌味な人が1人もいないというのは、すごい不思議で、だんだんこれが不思議で、番組どころかそういう気がした。
G委員: 今、テレビ界、全体的に行き当たりばったりの旅みたいに見せる旅、実際に行き当たりばったりの旅が多くなってきて、それを見ている人たちもすごく多いわけですよね、日本人みんな若い子がみんな行き当たりばったりぼあっとなったら、本当に日本てばかになってしまうと思う。だから、こういう旅ももちろん見せてくれるとすごく楽な気持になる、とても面白い、ただやっぱりその基本的にリサーチをして、ロケハンして、何年も計画を練ってしっかりした旅というものを作れる土台があって、その上にこういう番組が作れるんだよというところも見せていただきたいな、という感じがいたしました。
H委員: この「探しっぱなし」というのは、僕が育ってきた頃から覚えてきた日本語感では抵抗感があるんですよね。つまり、ぱなしというのは「開けっ放し」、「置きっ放し」、「しっ放し」とか「言いっ放し」とか、みんな言った行為があって、その行為の結果がそのまま残されているということです。そういう語感で捉えていたものが「探しっ放し」という言葉に出合った時に、ものすごく違和感を感ずるんですね。だからそれをちょっと指摘しないというところに、いいんじゃないっていう、それをそのまま見過ごすというところに、何かやっぱりそういう時代の空気のところを醸し出している空気があるのかなという感じがします。
副委員長: タイトルが「三大陸食べっ放し」ですか、放しというのもどうも分からなかったのですけれど、どんな料理を食べっ放すのかなと思っていたのですが、肉料理ばかりを食べ放すだったような感じで、特色のある名物料理だったら、やっぱし良い所をこういうふうに撮っていくので、ブラジルまで入れる必要があるのかなというような感じもありました。イタリーにはもっとこの時期、せっかくローマからミラノだったらもっといろんなものを、史跡、ワイン、いろいろ深堀してもっと面白くしたほうが興味が湧いたんじゃないかな、これはこれで1つの作り方だと思いますが、あっさりし過ぎちゃっているような感じをしました。イタリア料理の深みというのは、もっとたくさんあるのではないのかなと思いました。
委員長: 「美味しいものを探しっ放しの旅」ですけれども、四泊五日のイタリアの旅ですね、ローマからミラノまで、慌ただしく食べ物を探して食べながら歩くという、私は非常にもったいないなという、あの辺りというのは風光明媚なところがいっぱいありますし、歴史的にも著名なところがいっぱいありますし、中にはパルブの僧院のスタンダールの、あのところもぱっと通過して、専ら食べる旅だなんていうことでやっておりましたけれど、本当に食べるだけにひたすら走る回るという、非常においしいものを食べているなということは分かるのですが、初めは面白い、面白いと思っていたのですが、だんだんこちらが腹膨るる思いがしてきた、そんな感じがしましたですね。もう少し何かゆとりがあっても良いんじゃないのかなという気がしました。今回はいろんなコーナーがかなり、コーナーが1つしかないものですから、時間がないというせいか、あまり深入りしていなかったというのがちょっと残念なんですけれども、ここのところをもうちょっと工夫を凝らせばなというふうな気が致しました。
鷹西: 皆様のご意見を受けまして社側からは、次のようにコメントを致しました。
まず、駆け足過ぎたのではというご指摘に対しては、「タレントのスケジュールや実際の列車の運行時間などをリアルに行った結果、興味のある人には内容自体が物足りなく感じてしまったのかもしれない」と述べ、「鹿撃ちのシーンや言葉遣いなど反省すべき点は今後の番組作りに生かし、これからも世界中の一般の人たちが一番輝いている瞬間を見せていくことを目指していきたい」とお伝えしました。
菅谷アナ: 今朝は、2月28日に行われました第455回「日本テレビ放送番組審議会」の模様をお送りしました。

番組では皆様からのご意見をお待ちしております。
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郵便番号105-8714日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

    電話番号:03-6215-4444
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    お電話、ファックスともに、どんどんお寄せください

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 以外の目的には使用致しません。

鷹西: 最後はBPOからのお知らせです。 それでは、また来週お目にかかります。

お知らせ:

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