小川アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対する視聴者の皆様から寄せられた御意見や御批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。

山王丸アナ  小川アナ
山王丸アナ: 今朝は『第311回日本テレビ放送番組審議会』の御報告をさせていただきます。9月30日に開かれました番組審議会の冒頭、多湖委員長から8年間審議委員を務め、今年8月病気の為に亡くなられた江国茂委員への追悼の言葉があり、出席者全員が黙とうを捧げました。その後本題に入り、日本テレビ萩原編成局長より、10月からの番組編成について説明がありました。

萩原編成局長: ドラマは大体、13回ごと、3カ月ごとに交代と言うことになりますので、今回も10月で3本の新しいドラマが始まります。

月曜日の夜10時に『心療内科医・涼子』というのがございます。YTV制作の番組でございます。いわゆる心理的な原因で起こるいろいろな患者さんを相手に室井滋さんという女優さんがその治療に一生懸命になるという、まあ読み切り風の番組と言うことになると思います。

それから、水曜日の夜10時に『恋の片道切符』という、この枠はどちらかというと若い女の人向けのドラマを多くやっている枠でございますけれども、30に近くなった女性が色々言われながらも、仕事や恋に一生懸命になるという、そういうドラマでございます。

それから土曜日の9時の『ぼくらの勇気〜未満都市』。これは人気のあります堂本剛、堂本光一という、kinki kidsの二人が共演いたします。これは近未来のSFがかったドラマでございます。

『伊東家の食卓』という火曜日の7時の番組でございますが、これは伊東四朗さんというタレントさんがお父さんになりまして、家族が茶の間でテレビを見ているという設定のバラエティでございます。テレビを通じてそのニュースを聞いた伊東四朗さんたちの設定の家族がトークをするというそういう企画でございます。

それから8時は『踊る!さんま御殿!!』。これは、明石家さんまのトークを活かした番組と言うことで、大体20人くらいの方を相手にさんまさんが一人で立ち向かうというか、トークバトルを展開するというような番組でございます。

『だんトツ!!平成キング』というタイトル。これはどちらかと言いますと日本一を競う番組でございます。この日本一というのも色々ございまして、体力の日本一もある、技の日本一もあるし、知力の日本一もある。いろんな意味での日本一を競う番組でございます。

非常に視聴率的には順調でございます。殊に全日視聴率、昼間の部分は非常に好調でございますので、日曜日の11時40分に『ともさか家の憂鬱』というのが、言うなれば唯一の新番組でございまして、ともさかりえと言う若いアイドルタレントでございますが、この人のバラエティという事で新しくしたという事でございます。

もう一つは、夜の11時以降が実は今回の一番大きな改編の場所でございまして、スポーツニュースは独立をさせようと言うことで『SPORTS MAX』と言うスポーツニュースを20分きちんと枠を分けてやります。その後にもうワイドショーはやめまして、30分ずつのバラエティ、あるいはトーク番組をずらっと並べると言うのが、今回の主旨でございます。

小川アナ: 今、萩原局長の話にありましたように、今回の番組改編の大きなポイントは、夜11時以降の番組なんです。

山王丸アナ: この時間帯は読売テレビや、中京テレビと言った系列局が制作した番組が多く、番組審議委員の方からもこの件について活発な質疑応答が行われました。

委員A: 夜の11時半以降が随分変わったという事で、系列の局の枠というのがございますね。これは元々局にお願いして枠取りして提案していくという形なんでしょうか?

萩原編成局長: 日本テレビを含めた企画優先にしますと、残念ながら日本テレビの企画の方がいいという事になってしまうので、それは目をつぶりまして、我々の方はあまりやらないと言うことを前提として、系列局同士の競争という感じで選んでおります。

氏家社長: 勝負の基礎はソフトなんですね。我々の局でそこまでカバーできませんので、地方局にもどんどんソフト力を付けてもらって、新しい地方発信の、そういう意味でのトレーニングをしてもらおうと言う意味もかなりあるんです。

委員B: 今の番組がここ11時台をはっきりと細かく分けるというお話を伺いましたけれども、私もこの辺の時間帯見ることが多いんですけれども、どっから番組が始まっているか分からないと言う傾向と重なって、どれが独立しているのか、どれが流れ込んでいるのか、正直言って分からないんです。これは良い悪いではないんですけれども、ですから恐らく今度の11時の時間帯も同じようなことになると思いながら実は伺ってました。

委員C: 10時50分くらいからやっているNNN「今日の出来事」。土曜日、日曜日は11時半くらいになっていますね。で、この頃になると眠たくなって、もういいやってと、もう寝るかとこういうふうになってしまうんですね。今回はこれで結構なんですが、来年に向けて、ここら 辺の所を統一しながら、固定化できないかどうかですね。

委員D: 「SPORTS MAX」、これはテレビ覧を見ても独立しているという事があんまり分からないんです。ですから、独立してこれだけ見られるんだと言うことがもっと分かっている方が、そこに合わせ易いという気がしました。

委員E: 「心療内科医・涼子」なんて言うのは、非常にサブジェクトも現代風でありますし、良い案だと思いますけれども、医療がちょっと関係するような番組については、患者さんとか治療の現場にいる人たちから、例えば、あれは一面的であったとか、コメントが断定的であったとか割合多かったのに気がつきましたので、やっぱり、デリケートなサブジェクトを扱うの時は専門家のお医者さんの方々の意見を得られて、とりわけシナリオの段階から十分に配慮されることが大切なのかなと言う気がいたします。

委員F: 心療内科も今起こっている事件って、物取り、怨恨ではないんですよね。理由のないものが多くなっています。ですから、拒食症だけじゃなしに、それからいきなり女の人の顔を殴る通り魔。これはね、心療内科って言うのは今重要ですよ。刑事犯罪というのも、実は今いっぱいありますよね。取り上げるものを広げてやっていくと非常に広いものができると思いますよ。

委員G: 私は聞いていて、時代劇外しでちょっと寂しいような気がするんですよね。時代劇というのは、日本の歌舞伎やなんかと同じように、映画や映像の世界では確かに一種の伝統的な美学が有るわけで、それを視聴率の関係で外すというよりは、何か新機軸を考えながら時代劇というのをもう一度復活させてもらいたい。

委員H: やはり、老齢人口が増えてきているという、こういう時代でありますので、出来るだけ中高年層向けの番組を増やして行っていただきたいと言うふうに思うわけで、そんな意味では「伊東家の食卓」はまさに家族ぐるみで見れるし、しかも伊東四郎の人柄が非常に私も好きなので、これは非常に期待できるなと思っております。それから、ついでなんですけれども、最近はかなり減ったかと思うんですけれども、若いタレントの中には言葉使いの極めて乱暴な人がおりますね。それから特に気になるのが、年長者をからかったり小突いたりすると言うことが間々見受けられた訳ですけれども、これはかなり不愉快ですし、子供にも悪影響を及ぼすと、特に最近は家庭でも学校でも躾というものはやっておりませんで、テレビを見た通りのことはやる、そういう事がありますので、そう言った点に気を付けていただければ宜しいかなと思っております。

委員長: 今後、高齢者が増えていく、その高齢者をどういうふうに扱っていくのか、そしてどんどん変わっていく若者たちにどのように対応して、そして、マストして高視聴率を保つよう、4冠王を維持するかという、なかなか大変な番組編成の時代に入っていると言うような気持ちがしますけれども、一つどうぞ頑張ってやって行ってください。

小川アナ: と言うことで、各委員から貴重なご意見がたくさん出ましたね。やはり、最後に委員長がおっしゃったように高齢化社会になると言う事ですから、その為の番組と言う話も出て参りました。それから、我々アナウンサーも番組改編に時期には、担当替え等がありまして、色々番組が変わったりすると。

山王丸アナ: 「伊東家の食卓」や「だんトツ!!平成キング」の方にもアナウンサーが。

小川アナ: これはみんなで担当すると言う事になりました。と言うことで、今朝は9月30日に行われました第311回日本テレビ放送番組審議会の模様をご覧いただきました。

最後に「放送と人権等権利に関する委員会」のお知らせです。

この委員会は民放各社とNHKが放送した番組について、権利侵害に関わる苦情を中心に、苦情申立人と放送局との話し合いが相容れない問題を扱います。詳しくは、委員会事務局までお問い合わせ下さい。

郵便番号102 東京・千代田区紀尾井町1-1
          千代田放送会館内
電話番号は03-5212-7333です。

山王丸アナ: 「あなたと日テレ」では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102の40、日本テレビ「あなたと日テレ」の係です。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。

小川アナ: どうぞご意見をお寄せ下さい。それではまた来週お目にかかります。




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