小川アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対する視聴者の皆様から寄せられた御意見や御要望に耳を傾け、今後の番組作りに役立てていこうというものです。

今朝は先日開かれた第312回番組審議会の報告をさせていただきます。

山王丸アナ 小川アナ
山王丸アナ:: 会議では始めに、多湖委員長から10月2日に行われた、日本テレビネットワークの『番組審議会全国委員長会議』の報告が行われました。
この後、萩原編成局長より、今回の番組合評のテーマである毎週日曜日朝8時から生放送の『ザ・サンデープラス30』の番組概要の説明が成されました。

萩原編成局長: 始まりましたのは平成元年10月でございますから、もう随分前になりますが、その時は、中村敦夫の『サ・サンデー』という名前でスタートを致しまして、中村敦夫さんがキャスターを努めていたわけでございます。平成4年の10月、約4年後でございますけれども、そこでメインキャスターを徳光和夫さんに交代を致しまして、『ザ・サンデー』というタイトルだけに致しました。平成8年の4月、つまり去年の4月に放送時間を8時から9時54分まで、つまり30分拡大をしたわけでございます。この拡大致しましたので、このプラス30というタイトルがその時ついたという事でございます。出演者に関しては、平成4年の時の徳光、永井、江川さんと言うような顔ぶれは変わりませんが、この30分拡大を致しましてから、番組の流れが良くなったという事だろうと思いますけれども、、平均で4月以降12.9%という数字になっております。

小川アナ: 萩原編成局長から番組の説明を受けまして、委員の方々からは様々な意見が出されました。

委員A: これはワイドショーと言っていいのだろうと思うんですけれども、つまり私達が何となくイメージしているワイドショーとは雰囲気がちょっと違う感じがしたんです。それはおそらく徳光さんの何とも言えない、割合好人物というのでしょうか、そういうキャラクターに依るんではないかと思うんです。とてもいい人なんですけれども、ジャーナリスティックに切り込んでいくと言う時には、やっぱりちょっと物足りないかなと言う感じを正直言って持ちました。

委員B: 全般にコメントすることはないのですが、ストライクに入っているんだけれども切れが悪いなという気がしました。そこは1つ1つの事件なんかについてシャープなコメントをすると全体のムードが壊れるだろうし、皆さんもゲストみたいに並んでいる人たちも、意見をちょっと控えているような気がしました。だけれどもそれ以上を入った方がいいのかどうか分からないので、個人的に聞いていると欲求不満なところが残りました。

委員C: まず、パッと画面に映って、その画面を見ますと、大人の雰囲気があるなって言う感じはしたんです。で、期待しておりましたら、中味が丸々ワイドショーそのものであるというので、ちょっとがっかり致しまして、何だそれじゃウイークデーのワイドショーを見られない、いわばお父さんのためのワイドショーを何とやらで、そういうワイドショーの集大成なのかなと思ったのですが、何かそういう大人の雰囲気を感じさせるものがあるのでしたら、もうちょっと何か独自な、それこそ切り口なり特色なりを出していただけなら面白かったのになと思います。

委員D: BGMとかタイトルとか、中の小見出しみたいなタイトル、神戸の事件とか、弁護士夫人殺害事件だったと思うんですが、黒字に赤のような、それはちょっと適切じゃないのではないかと思いました。BGMもドラマで使用しているBGMを使ってらっしゃるのではないかと思いましたので、やはりそれは避けていただいて、後はやはり芸能の部分は少し削っていただいて、突っ込んだお話の方に回していただけたらもっと良くなるかなと思いましたので、宜しくお願いいたします。

委員E: これを以前に断片的に見たことはあるのですが、その時の印象から局側にお伺いしたいのですけれども、この番組の日曜日の朝、こういう番組における狙いというのでしょうか、意図するところ、先程おっしゃっておられる、こういう内容のニュースショーなんでしょうか、解説なんでしょうか、砕いて比較的、肩の凝らないような形でもう一回ニュースを振り返ろうと言うことだろうと思いますが、そこの狙いというのは何なのかというのを、後でちょっとお聞かせいただければと思います。

委員F: よくマスコミでは大学の先生の肩書きを、何が専門というのは置いておいて、何とか大学教授というような呼び方をしますけれども、それではその方のご専門というのが非常に分かりにくいんですよね。ですから、どんな事を専門にしてらっしゃるのかというのをきちんと出していただいて、そういう専門家の立場から、こう思うんですというきちんとした意見を言っていただいた方が、見ている方には納得がいくのではないかというふうに思いました。それから、あとは細かいことですけれども、よくテレビでこちらの方へご連絡下さいというような連絡先を出したりします。あれはもちろん目で見れば分かるのですけれども、きちんと声に出して言っていただくという事もやっていただけたらいいかなと思います。

委員G: ビデオに撮ってもらって拝見したんですけれども、ビデオに撮って見直して見られるといいと思いますね。なんと無駄なおしゃべりばかりをやっているのだろうと言う感じがして、新聞の事件が終わった後、古新聞を読んでいるような白けた気分になるんですよね。例えば神戸事件というものを、もうひと月も繰り返して来たのに、また今度の日曜日、同じようにやる、それよりも、もっと東南アジアの煙の問題は今どうなっているのであろうかとか、そういう方への切り込みがあって欲しいと思うのです。もし、おしゃべりを主体にするのだったら、もう少し突っ込んだおしゃべり、中途半端ではなくて、もう少し突っ込んだおしゃべりが出来るようにするとか、ゲストに政治家を呼んで来てもいいんじゃないかと思うんです。扱いはNHK的なつまらない政治番組にしないで、NTVならもう少し面白く、そして人材を使って、面白い政治番組が作られるんじゃないかと思うんです。

委員長: 私の感想から言わせていただきますと、もうほとんどが暴力事件、殺人事件、事故死の事件、とにかく暗いんですね。朝から何か憂鬱な気分になるような事件、事故、そういうものが次々に報じられると、もうそれだけで何かうっとうしくなる、何とかしてくれと言う気持ちが正直言ってありました。それから、どういうテーマを取り上げるか、そしてそれをどういう視点から裁いていくのか、それから特にその時にコメンテーターとして、どういう人をそこに並べて、そしてどういう雰囲気を作っていくのかという、その辺に色々工夫をしていただけたらというような印象を率直に言って持ったわけです。

山王丸アナ: 委員の皆様の御意見に対して、日本テレビ『ザ・サンデープラス30』の担当プロデューサーからこういう答えが出されました。

柏木 
チーフプロディーサー:
基本的には1週間のまとめたスポーツ新聞と言いますか、週刊誌と言いますか、そういう傾向を持たざるを得ない、つまり、報じることにプラスわりあい卑近な興味というのでしょうか、身近な目線でその問題をどうして見ていくのか、そういう身の丈に合った目線で物を考えていこうと、取材して行こうというふうに思っております。狙いと言いますのは、1週間の中で、社会的、経済とか、政治というのはなかなか難しくて、そう何回も取り上げてはおりませんけれども、スポーツ、芸能と非常に広いジャンルにわたって、わりあい日曜日の朝にふさわしい柔らかさで、もう一度検討して見ると言うような事だと思います。

林プロデューサー: 皆さん方に見ていただきました回が、やや事件物ばっかりが多い週であったことは御指摘の通りだと思います。ただ、1年間52本やって参りますので、御指摘のような点は十分反映していきたいと思います。

山王丸アナ: 日曜日の朝と言うことですから、難しいニュースをより分かり易くと言うことなんでしょうけれども、それがまた難しいんですね。

小川アナ: 1週間まとめてと言うことなんですが、ただ、取り上げる対象をもっと幅広く、あるいはもっと深く掘り下げてという事も必要ではないかと思います。

山王丸アナ: 番組審議会ではこの後ハイビジョン放送に関する話し合いが行われました。日本テレビ側からハイビジョン放送のシステムや受像機の構造について説明があり、放送上のメリットから視聴者の負担といった様々な問題について質疑応答がありました。

小川アナ: 今日は第312回番組審議会の様子を御覧いただきました。一歩でも二歩でも皆様に納得していただける放送作りに前進して参ります。

最後に「放送と人権等権利に関する委員会」のお知らせです。

この委員会は民放各社とNHKが放送した番組について、権利侵害に関わる苦情を中心に、苦情申立人と放送局との話し合いが相いれない問題を扱います。詳しくは、委員会事務局までお問い合わせ下さい。

郵便番号102 東京・千代田区紀尾井町1-1
          千代田放送会館内
電話番号は03-5212-7333です。

山王丸アナ: 「あなたと日テレ」では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102の40、日本テレビ「あなたと日テレ」の係です。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。

小川アナ: どうぞご意見をお寄せ下さい。それではまた来週お目にかかります。




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