金子アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられた御意見や御批判に耳を傾け、また、テレビ番組についての様々な疑問にお答えして、今後の番組作りに役立てていこうというものです。
山王丸アナ 金子アナ
山王丸アナ: 今朝は、第322回日本テレビ放送番組審議会の報告をさせていただきます。

金子アナ: 今回は、毎日放送しておりますニュース番組、「NNNきょうの出来事」について意見が交わされました。

山王丸アナ: 「NNNきょうの出来事」は、生活に密着したニュースという事を基本に、その日の出来事を解りやすく伝えていきます。
一つのテーマを掘り下げた特集、そして天気予報も加えたバランスの良いニュース番組です。

金子アナ: それでは第322回日本テレビ放送番組審議会、「NNNきょうの出来事」の合評をご覧頂きます。


委員A: やはり最近のほかの民放のチャンネルのようにコメントをする人がいないというところが、私はやっぱりニュース番組としては基本を守っていて、大変いいところではないかというふうに思います。
それからあとは、一番最後の方に天気予報があったのですが、たまたまここ1週間出張が多くて、東北の方の天気はどうだろうとか、山口に出張があるからどうかなと思っている間に、どんどん終わってしまうという印象で、やはり天気予報はちょっと絵が見にくくて、午前、午後、あっと見ている間に変わってしまって、ちょっと分かりづらい感じがしました。全体のニュースの中では、天気予報はおまけについているようは感じがしまして、もう少し詳しく伝えて頂いた方が役に立つかなと思いました。

委員B: この4チャンネルのニュースについては非常に好感を持って見ています。強いて難をいえば、やっぱり時間が30分と短いからなのでしょうか、時に突っ込みが足りない、もうちょっと詳しく背景などを解説してくれればいいのにと思うことが、正直言ってございます。
それから、ほぼ同じようなことですが、最近、拝見してますと、非常に裁判の関係、あるいは法律に関係する事柄が多いんですが、それに関してやっぱり的確な解説が、ちょっとあるといいのかなというふうに思う時もあります。
例えば、和歌山の事件もそうですが、金融監督庁、あるいは長銀事件、ああいう問題についての非常に複雑な最近の新しい立法については、ちょっと核心部分をコメントしていくと、更に分かりやすいのかなと思ったりする事もございます。

委員C: 「きょうの出来事」というは、今考えますと大変歴史も長いですし、それから櫻井よしこさんの、大変個性的な伝え方というのも定着しておりましたから、多分、固定ファン、固定視聴者というのがいらっしゃると思います。その櫻井さんの大変ゆったりしたおおらかな分かりやすいというトーンが、井田さんにも同じように伝わっていまして、抵抗無く見られるのではないかと思います。
ただ、ちょっと言えば、元気が無い、特に語尾に元気がないな、難を言えばですね、もうちょっとメリハリがきいたらいいかなという感じは致します。

委員D: バックの部屋の模様が映りますね、あのバックというのは慣れるとあれで、この番組だと分かっていいんですが、少しくすんでるという気がするんですね。モニター報告の中にもありましたけれど、暗いニュースが多いという意見が少しありますね。そういう時に少しバックを明るくした方が、現代の若い人向きかも知れないなと思いました。
それから、もう少し映像に工夫がいると、カメラに工夫がいるという気がしました。金融問題をやっていると、銀行バカーッと撮っているだけには、工夫がないなという気がしました。

委員E: やはりニュースというのは、事件、事故のニュースが圧倒的に多いと言うことが痛感したわけです。これは世相を反映して止むを得ないということかも知れませんが、そういう暗いニュースばかりなものですから、時には息抜きに明るいニュースを随所に入れて欲しいと思います。もう少し明るいニュースがあってもいいのではないかという気が致しました。
この時間帯をもう少し工夫しても宜しいのではなかろうかという感じは持ちました。 とにかく面白い番組でしたので、特にニュースフラッシュ、これを見ますとせいぜい30秒ずつ刻みでやっておりますが、もっと見たいなと思うのが、パッパッと変わってしまうので、ちょっと惜しいなという気が致しました。

委員F: 早口で話す人が多い今、落ち着いてはっきりと丁寧に話される井田さんの口調は、とても心地よく響くんですね。それで各局、今、個性が強いこの時間帯のニュース番組の中で、本当にほっとする感じがして、3人の平均年齢も一番若いんだと思うんです。それですごく好感が持てます。
それとやっぱり1つのことを深く追求して欲しいというのはすごくありますので、特集のコーナーは、やはり今後とも期待していきたいと思います。
それとアナウンサーとジャーナリストの違いというのはあると思うんですが、私は以前やられていた櫻井さんが、実際に自分の足で取材をして、自分の口で話されて放送すると言った時の方がやっぱり感銘を受けて、心に残るものが多かったんですね。 今は、すごく全体的に平均点以上だし、すごく好感が持てるんですが、時には少し物足りないという感じがします。

委員G: 皆さんの意見を聞いていて、私は少数派なんだなと思ったんですが、私は特集というのはあまりニュースとしては見たくないんですね。ニュースの時には、もう少し現代的な、現在のニュースに関係のある特集をやってほしいという気持ちがするんです。 今週の分をずっと見ていると、外国ニュースはほとんどないですね。少し内向の時代なんて言われますが、日本人が内向して国内問題だけにかまけていて、もう少し広く外に目を向けるところがなくなっているのではないかという気がするので、少なくとも「きょうの出来事」、今日の中で一番外国の出来事で一番重要なものを一つ必ず入れるという工夫はして欲しいと思うんです。

委員長: 「きょうの出来事」とういうような番組の時に、やはり今日起こった事実、そして最近非常に話題になっている事実を取り上げる、これは当然なことだと思うのですが、私が見ている範囲では、やはり特集番組というのは、何か余分な感じがありました。 ニュースに即したニュースをもう少し深く分析したり、解説したりという部分がやはり特集という形になるのかなというふうな気持ちで見ておりまして、つまり、今日一日の出来事、これは是非世界に目を向けて世界の様々な情報も含めて、それをコンパクトに次々に見せていただくというような形が、私には一番馴染めるということです。


山王丸アナ: 合評を受けて、日本テレビ報道局・大沼プロデューサーから説明がなされました。


大沼プロデューサー: やはり、30分と言えば実質は20分程でございますので、正味は他局の番組に比べますと非常に短いのですが、例えば、今の番組を倍にしたら中身が倍になるかと言うと、そうでもないであろうと。やはり大概見ていただける方の御意見は、夜寝るのにあまりごちゃごちゃで時には起こされるのは困る。如何にコンパクトに、今日、何が起きているのか、その事は明日にどう役に立つ話かという事をきちんと伝えて欲しいという意見が多いみたいですので、そういう御期待に応えられるような気持ちでニュース作りしていますが、ニュースを選んでいきますと自動的に暗いニュースばかりでございまして、政治の世界でも経済の世界でも、社会の世界においても和歌山の事件もやればやるほど、知れば知るほど暗くなるニュースでございまして、そういう中でなるべくテレビの場合ですと、映像というのがございますので、映像的に印象に残るもの、そういうものもなるべく意図的に入れていこうかなと思います。 そういう中で、中途半端な伝え方をくれぐれもしないように、やはり分からない部分は分からない、それはなぜ分からないのかといことについて、やはり謙虚に取材をし、提示したいと思っております。


金子アナ: 審議会では、ニュース番組の基本姿勢について、日本テレビの氏家社長から発言がありました。


氏家社長: 私は小さい頃から受けた教育に従って、わが社は客観報道で徹しろと、これならば、それぞれの感じで受け取っていただけることですから問題ないだろうということなんですが、今日のところはいろいろ貴重な御意見を承りまして、私もあまり関係のない特集をやっているより、”クレオパトラ”は非常に面白かったけれども、あれは、言葉が足りなかったところ、理解が出来なかったところを客観的な解説、論説ではない解説を試みるという事も、ひとつ客観的のためにプラスであるかなと思っています。そういう細かい作り方については、これから反省して先生方の御意見も承って反省して、新しく皆さんに支持される、役に立つ番組を作っていきたいと思います。


金子アナ: 今週は、第322回の放送番組審議会の報告をさせて頂きました。
それでは最後にお知らせです。

『放送番組の制作では、個人の名誉やプライバシーなど人権に対して細心の注意を必要があります。でも万一、貴方の人権を侵害してしまったら、BRO。
BROは放送による人権侵害を救済する機関です。貴方とテレビがもっと良い関係になる為に。』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
     03-5212-7333

山王丸アナ: 「あなたと日テレ」では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

金子アナ: それではまた来週お目にかかります。




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