村山アナ:
視聴者の皆様と日本テレビを結ぶ『あなたと日テレ』。 この番組は、日本テレビの番組に対して、視聴者の皆様から寄せられましたご意見やご批判に耳を傾け、今後の番組作りに役立てて行こうというものです。
山王丸アナ・村山アナ
村山アナ: 今週は第331回番組審議会の報告をさせていただきます。

山王丸アナ: まずはじめに、日本テレビの萩原編成局長から10月期の番組編成の報告がありました。日本テレビは10月期番組改編前の視聴率が好調で、いわゆる四冠王の状態で進んでいるため、今回は大きな改編を行わなかった事を報告しました。ただし、その中で長年にわたって高視聴率を支えてきた「マジカル頭脳パワー」を打ち切り、新しく「週刊ストーリーランド」という番組に改編しました。内容は、視聴者から投書してもらったストーリーをアニメーションやCGを使って再現ドラマにしたバラエティ番組です。また、ドラマに関しては月曜日が「ピーチな関係」、水曜日が「隣人は秘かに笑う」、土曜日が「サイコメトラーEIJI2」と3本が、10月期から新たにスタートしました。
村山アナ: 続いて、今回は民放連で決定した週3時間以上の青少年向けの番組にも選ばれ、日本テレビとして推薦している5番組に含まれている「所さんの目がテン!」について合評が行われました。その前にどんな番組なのか、ご紹介します。

山王丸アナ: 「所さんの目がテン」は、毎週日曜日の朝7時から放送している30分の科学エンターテイメント番組です。今年で10年目を迎える「目がテン」は毎回、科学的なテーマを一つ取り上げ、面白く、分かりやすい、実験やリポートに司会の所さんのトークを加え、子どもも大人も一緒になって科学を楽しめる編成内容になっています。97年からはスタジオを全部コンピューターグラフィックで処理するバーチャルスタジオにして、背景が瞬時に変える事が可能になり、面白さの中にも科学的なイメージが一段と引き立つ効果を発揮しています。

村山アナ: それでは、その「所さんの目がテン!」の合評、お聞き下さい。

A委員: この番組を見まして、科学番組でありながら非常にやわらかく、しかも分かりやすくやっておりまして、ここまでこなすのは大変な努力があるんじゃないかなというふうに思いました。しかも内容がきわめて豊富でして、そういった意味でこういう立派な番組は朝7時に放送するのは非常にもったいない。私、日曜日は昼間ボヤっとしながらテレビを見るのですが、スポーツ番組とかなんかがない時は、どのチャンネルをひねりましても魅力のある番組がないんで、ここら辺に持ってきてくれるともっともっと視聴率が上がるんじゃないかなと。ちょっと惜しい感じが非常にしております。それからちょっと一つ気になりましたのは、一番最初にありますオープニングギャグですか、これはちょっと必要ないんじゃないかなという感じがしました。番組の始まりですので、人を引き付けるという事おかれているのだと思いますけれども、非常にダジャレ的なところがありまして、これがなくても、この番組だったらならば十分に人を引き付ける、それだけの魅力がある、そういう番組じゃないかなというふうに思った次第です。

B委員: 私も所さんって言う人は、だいたい昔からファンなんですけれども、距離の取り方って言ったらいいのでしょうか、その対象に対する距離の間隔がすごくバランスがとれてて、だいたいどういうものに対してもあの人はあるんで、こういうテレビの番組には、とてもいいスタンスを持っているタレントだと思いますけれども、そういう彼の持ち味がここにも非常に自然体で生かされている感じがします。私は実はこれ、10年もやってると知りませんで、科学エンターテイメント番組とは今、流行ですよね。これしかし、この500回続けられるのは、ネタを拾うのがね、ずいぶん大変じゃないかと。これからどんどん大変になるんじゃないかと、人ごとの事ながら心配しながら見終わったという感想だけになってしまうけれども。

C委員: 私は今年、科学番組でよく入れられる手法なんですけれども、お肉の硬さを実験ではかってみせますね。あれだとかそういう種類の、いわゆる科学番組でエレクトロニクスの機器を使って説得させようとするところがありますけれども、あれはばかばかしいんじゃないかと思うんです。もっともっと人間の舌のほうが、あるいは歯のほうが、敏感なんですけれども、なんかエレクトロニクスの機械で説得しようとしているところがあって、もうちょっと所さんあたりに「俺の舌のほうが敏感だ」というような、そういうギャグをところどころにそういうギャグを入れて欲しいなというふうに感じました。

D委員: この番組は、小学校高学年のまさに夏休みの自由研究のような番組で、すべてが盛り込まれている。ぜひ小学生に見てもらいたいのですけれどもいかんせん、番組の放映が早すぎるというか、私も子どもがいるので分かるんですけれども日曜日だけなんですね、寝坊ができるのは。ついやはり寝そびれてしまう。ですからこの時間でもいいんですけれども、せめて平日の午後にでも再放送していただければ非常に助かると思いました。かなりこの時間帯は厳しいと思います。

E委員: 内容は大変皆様方指摘されたとおりいいものだし、それから30分にしては詰め込み過ぎと思われるくらいに内容が充実してました。ただ別にそれが中途半端という意味ではありません。もし、青少年のために推奨するんであれば、やはり生活の中での科学的な視点を持つというのも大事なんですけれども、そういう情報や科学だけではなくて、やっぱり目に見えないもの。若い子ども達だったら、社会が非常に変則的な状況にある中で、夢とか希望が持てる、そういうものが感じられる番組をぜひ、こういうものの中に一つ入れていただきたいなというふうに思います。

F委員: 今までおじいさんとかおばあさんとか、今まで言われていたこういうものがいいんだとかこういうものが悪いんだとかいうことをもう一回検証するわけですよね。それを実証、実験をして、間違っている、それで良かったと。あるいはどこまでがいいかって事を、考えていくという事はとってもすごい事だと思います。それから少し盛りだくさん、約30分見て頭に残るのは一つないし二つですよね。ですからあまりにあれもこれもと入れると、打ち消しあって残らないから、ちょっともう一つ二つ減らしても良かったかなと思います。今回、これとこれとこれで行くと。他のは少しアクセントつけたほうがいいという気がしました。大変すごい事をやってるなと。朝早くにね。

G委員: なかなか和気藹々にこう自然体で進めていくにしては、台本が気になるんですよね。やはり、司会のプロであれば、台本というのはあくまでも裏のものですから、ちょっと私は見せるべきものじゃないと思うんですね。何本も一緒に撮ってらっしゃるでしょうから、段取りもなかなか中途覚えることはできないと思うんですね。何か台本が見えないような工夫していただきたいような気がします。皆さん感じないという事は私だけなのかもしれません。
H委員長: 私は全体としては確かにいい番組だと思いますけれども、もしも小学生なんかの科学的な考え方とかを深めるという、そういう視点で見たとき、少しね番組の作り方が我々のいうところのいわゆる先生中心なんですね。先生があまり前にでてきちゃうと子どもはひっこんじゃうと。もうちょっと子どもが一緒に参加して、一緒に考える。私もイチ視聴者として見てるわけですが、視聴者にも問題を投げかけてくれないし、考える時間も与えてくれない。もうちょっとみんなに考えたり、一緒に探っていくという時間を与えていただくようなその姿勢、本当はちょっとしたやりとりなんですよ。別に、大きく流れを変えようとかそういう話じゃなくてできるんじゃないかというふうに私は感じておりました。
山王丸アナ: この合評を受けて柏木チーフプロデューサーは、面白くてためになるという当初の目標に番組内容が近づきつつあること。そのためには毎回新鮮な切り口を見つける事が大切であることを強調しました。また宮木プロデューサーは、番組として何か特定な事を押し付けることは絶対に避けたいと考えている事。さらに視聴者と一緒になって考えるという姿勢が欲しいという指摘は、今後の番組制作する上で十分留意しなければならないと答えました。
村山アナ: 今朝は第331回日本テレビ番組審議会のもようをお送りいたしました。それでは最後にお知らせです。
『放送番組の制作では、個人の名誉やプライバシーなど人権に対して細心の注意を払う必要があります。でも、万一貴方の人権を侵害してしまったらBRO。BROは放送による人権侵害を救済する機関です。あなたとテレビがもっといい関係になる為に。』

     BRO「放送と人権等権利に関する委員会機構」
     03-5212-7333

山王丸アナ: 番組では、皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
まずお手紙、おはがきの宛先です。

郵便番号102-8040、日本テレビ「あなたと日テレ」の係まで。

     電話番号は、03-5275-4390
     ファックス番号は、03-5275-4505
     お電話、ファックスは24時間受け付けております。
     皆様からの御意見をお待ちしております。

村山アナ: それではまた来週お目にかかります。




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