11月3日 チリッチを、ルチッチと言い間違えてしまった。

先日、医療問題のセミナーで司会をつとめたとき、
講師の大学教授が、話しながら、例えに、テニスを持ち出した。
「ほら、あの全米オープンで、錦織選手と対戦した...誰でしたっけ?」
  
「ルチッチです」
と、私。
  
フォローしたつもりだったが...全米オープンテニスの覇者はもちろん、チリッチ選手。
ルチッチは、同じクロアチアの、女子選手の名前である。
会場の皆様は寛容で、お咎めや指摘はなかったのだが、
何か引っかかるものを感じ、後で調べて赤面した。
申し訳ない...。
 
チリッチとルチッチは、耳で聞いた語感の混同による勘違いだが、
目の惑いで、失敗したこともある。
 
ある芸術家のインタビューで、事前に読んだ資料をもとに、
その方の先生の名前を「チェルケールさんは~」と言って、即座に訂正された。
「チェケルールさんです」
大切な人の名前を間違えるという失礼にも機嫌を損ねず、
芸術家は最後までインタビューに応じてくれたのだが、
資料の読み方が、ずさんだったということだろう。
恥ずかしい。
 
外国語ができないから、カタカナ名前に弱いのかな、と思っていたのだが、
日本人まで、あやしくなってきた。
 
おととし、当時新人の安藤アナを、
なぜか「井上クン」と呼んでしまう一時期があった。
  
隣の部の女性から「渡辺クン」と呼ばれたこともあったから、
彼は名前を間違えられやすいタイプなのか
...そんなわけはない!!
 
人と向き合うアナウンサーの仕事で、名前を正しく覚えることは、基本中の基本。
ね、安藤クン!