12月5日 佐藤 義朗

早いもので12月。今年のカレンダーもあと1枚になりました。
2014年もいろいろありましたが、やはり自分にとって大きかったのは、2月のソチ五輪です。
 

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写真は、大会後に届く、各国の取材者への大会組織委員会からの感謝状。
五輪取材に携わった全員が受け取ることができる、いわば「ご褒美」のようなものです。

五輪に向けた長期の取材や準備、現地での取材→中継→取材を繰り返す毎日。
食事はインスタント中心になり、ロシア名物のボルシチを口にしたのは数回ほど。
充実感や高揚感と共に、過酷でもある1か月を終え、
このご褒美を受け取る頃は、達成感と同時に一種の脱力感も感じていました。
  
そのまま春を迎え、夏、秋と過ぎ・・・あっという間に冬がきて、
それでもまだどこか「プチ腑抜け」な自分に喝を入れてくれたのは、
ソチで活躍した日本人選手達のニュースです。
 
男子フィギュアで日本初の金メダルをもたらした羽生選手は、
中国杯でのアクシデントを乗り越え、五輪王者として新シーズンもGPファイナル出場を決めました。
個人と団体でメダルを獲得した、スキージャンプのレジェンド・葛西選手は、
新シーズンのW杯で優勝し、史上最年長優勝記録を更新。
メダルを期待されるも、大会直前の怪我が響いた女子モーグルの伊藤みき選手は、
膝の手術をして、すでにリハビリを開始しています。
 
4年間、血のにじむような努力と鍛錬を重ねてきた選手たち。
まして冬スポーツの選手は、普段のシーズンの何倍もの大きな注目を、
4年に1度の舞台では浴びることになります。
そんな特別な舞台を終えても、選手達はすぐに前を向いていました。
 
先日、羽生選手を指導する、ブライアン・オーサーコーチにインタビューする機会がありました。
インタビューの最後に、「韓国(ピョンチャン)での五輪で、羽生選手と連覇を目指しますか?」と聞くと、
「それはシンプルだよ」という前置きのあとに返ってきた答えは・・
 
「Yes!」
 
52歳のコーチまで・・・・
 
プチ腑抜け状態の29歳、猛省。
「次」に向け、2015年も頑張ります。