5月14日 藤井 貴彦

先日、鹿児島県の活火山、桜島に行ってきました。
仕事柄、出張することも多く、その先々で地元色豊かな乗り物を目にしますが、
鹿児島市内と桜島を結ぶ鹿児島市営のフェリーは私の中では別格で、
個人的出張先乗り物ランキングの上位に顔を出し続けています。

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なぜ別格なのか、3つのポイントでご紹介します。

ポイントその1 「なんと24時間営業である」
5000人ほどの方が在住し観光客も多いのですが、それでも24時間運航とは驚きです。

夜10時から朝の5時までは1時間に1本の割合で運航していますので、
例えば仮に飲みすぎちゃったとしても午前3時半発のフェリーに乗って桜島に帰れますし、
桜島朝4時発のフェリーに乗れば部活の朝練にも余裕で到着できます。
元サッカー日本代表の遠藤保仁選手は高校時代、桜島からフェリーに乗って通学していたというのは有名な話です。

ポイントその2 「船内にうどん屋がある」
桜島までの所要時間はわずか15分。
のんびり食べているとあっという間に船が到着しますから、提供する側も時間との闘いです。

さっと出して、ずずっと食べてもらう阿吽の呼吸。
ちなみにかけうどんには小ぶりのさつま揚げがうかべてあります!

ポイントその3 「いざという時に避難船になる」
平成の大合併により桜島町は鹿児島市に合併されました。
その鹿児島市が災害対策に盛り込んだのがフェリーで住民を避難させる計画です。
桜島は、鹿児島市とは反対側で大隅半島と地続きのため、いざという時には車での早期避難も可能です。

ただ、島にはお年寄りも多く、噴火の方向次第で避難経路も限られてきます。
避難が必要な時にはなんと複数のフェリーをいっぺんに投入し住民を避難させるそうです。

かっこいい!

昼夜を問わず働き、市民の命を守る。さらにうどんにさつまあげ。
鹿児島へ行くことがあればフェリーに乗ってみるのもいいですよ。
乗るだけで桜島の絶景が堪能できます!