9月3日 河村 亮

先日、プロゴルファーの青木功さんと
じっくりお話しする機会に恵まれました。
その時に青木さんがおっしゃった言葉に少々驚きました。
 
それは「どんなプロでも全員練習場じゃあチャンピオンだよ。」
 
その真意を改めて伺うと
「プロゴルファー同士にもなるとその技術の差はそんなに大きくない。
だから毎回練習場で他の選手を見ると、ああみんな上手いなあ、と思う。
でもそれが試合になると大きな差が出てくるわけ。
練習場ではプレッシャーもない。競り合う相手もいない。
でも試合ではプレッシャーがかかり、不測の事態も起こる。
そこでいかに自分をコントロールし、緊張の中で冷静に判断できるか。
練習場では名人でも、試合では弱い、そんな人がいかに多いか。
練習での力は実力とは言わないよ。試合で出る力が実力なんだ。」
 
なるほど、その言葉を聞いて、巨人軍原監督の言葉を思い出しました。
「私は阪神戦、それも敵地甲子園での戦いの中で発揮されるものが、その選手の実力だと考える。
あの完璧なアウェー感、ヤジ、重圧の中でどれほどの力を発揮できるか。それが真の力。」
 
実力。
 
勝負の世界で生き抜いてきたお二人の言葉の何と重いことか。
そこで青木さんに聞いてみました。
青木さん実力はどうやったら付くんですか?
答えはシンプル。
「簡単だよ。いかに試合のつもりで練習できるかだよ。」
 
分かりました青木さん。
でもそれが一番難しい・・・

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